05.05.23 MM第102号
【登頂日】 2005年2月26日(土)
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【感想 等】 八丁池が凍結したら是非行きたいと思っていた。 観光協会に連絡を取れば良かったのかもしれないが、仕事の都合でなかなか勤務中に電話をかけることができない。 そんな折り、2月3日の地元新聞に「一面凍結し、大人が乗ってもびくともしない」、と載っていた。 よし、行こう!と思って出かけたのはもう2月下旬であった。河津桜が咲き、伊豆は少し春めいてきていたが、少しは氷が残っているだろうと、行った。 天城山の中心である万次郎岳、万三郎岳には出かける人が多い。 私もかつて5月の連休にアマギシャクナゲを見に天城山の万次郎岳、万三郎岳に出かけたのは以前紹介した。 しかし、八丁池までとなると日帰りは難しく、かつ、車で行って縦走は車まで戻るのが面倒で、なかなか行く機会がなかった。 (若い頃、11月中旬に万次郎岳、万三郎岳から八丁池まで縦走はしている) 今回は冬に行きたいと思い出かけたのだ。(主峰ばかりが百名山ではない。八丁池も天城山の大事な一部分である。) 9時半頃天城トンネルを出発した。下の写真のように降ったばかりの雪がトンネル横の登山路にあった。登山路は少し凍結していたが、アイゼンは付けずに登っていった。 20分登ると「向峠」に着いた。ここから右に行くと伊豆山稜線歩道で、左が八丁池だ(写真あり)。 稜線には万次郎岳、万三郎岳周辺同様にヒメシャラの木も多い。しばらく歩くと、写真のようにワサビだが見えてきた。寒さに耐えてワサビが育っていた。 そこを過ぎるともっと雪が多くなった。しかし、アイスバーンにはなっていないのでさほど滑らなかった。 11時過ぎ、八丁池展望台に着いた。そこからは3分の1ほど、氷った八丁池と周りの山々が見えた。河津桜が咲くほどの季節になったのだから氷は減っていて当たり前か・・・。当然でもあり、残念でもあった。 それから湖畔に下りた。湖畔は写真のように真っ白でまだ冬が残っている感じだった。 東屋で休憩していると、若い4人組が野鳥を観察するため寒天林道を歩いてやってきた。時間がかかるけど、そんな方法もあるんだ、と感心。 帰路は昭和天皇が御幸の時作った、御幸歩道を通った。足下は湿っていてじゅるじゅるだったが、13時に天城トンネルに着くことができた。 |
左上から、天城トンネル、向峠、途中のワサビ田、雪が思った以上にあった、八丁池展望台から、八丁池湖畔