05.07.09 MM第106号
【登頂日】 2004年6月19日(土)
|
【感想 等】 富士五湖の1つ河口湖へラベンダー祭りを見に行った帰り、車で竜ヶ岳に寄った。 下の写真のように本栖湖キャンプ場の駐車場に車を止めた。 晴れていて風も少しあったので本栖湖ではボードセーリングを楽しんでいる人もいた。 この竜ヶ岳は富士山のビューポイントとして知られ、正月頃には富士山の頂上から日が昇るダイヤモンド富士が見ることが出来る。 また、南アルプスや八ヶ岳も見ることができる。 今回は梅雨のさなか、見える確率は50%と考え登ることにした。 しかし、河口湖では富士山が見えていたが、私の登り始めた13時には残念ながら雲で隠れてしまった。 登り始めてすぐから樹林の中をジグザグに登るのだが、 たくさんのオレンジ色の「木イチゴ」が目に留まった。(下の写真) 木イチゴはオレンジ色に熟し、今まさにまっ盛りだった。 ビニール袋一杯に取ってジャムを作る、と言っていた人達もいた。 私も数個取って味見をしたが美味しかった。 ただ、トゲがあるので気を付けて取らないと痛い。 40分ほど登ると東屋(あずまや)に着いた。 ここからも富士山がよく見えるはずだが、残念ながら雲で隠れていた。 5分ほど休んだだけで熊笹の中を山頂へ向かった。 山頂が近づくとガスが出てきた。湿ったガスが流れてくる。 東屋から30分ほどで山頂に着いたが、山頂は視界20mほどの深いガスの中だった。 人はいず、何となく不気味な感じがした。 このガスの中を長居もつらいので少し休んでもと来た道を引き返した。 東屋まで来るとガスは切れた。下の写真にもあるように山頂付近だけガスが出ているのだ。 毎日眺めているわずか500mの焼津アルプスでも夏場にはよくあることだ。 時間もあるのでアザミや下の写真のような白い花の木の写真を撮りながらゆっくり下りた。 (白い花は前に名前を教えてもらったことがあるのだが、思い出せない。どなたか教えてください −MM読者の小野さんから「ヤマボウシであることを教えていただいた。) 富士山は見ることができなかったが、木イチゴを食べられ2時間半の運動ができた山歩きだった。 |
中腹の熟した木イチゴ | 竜ヶ岳山頂はガスが出て視界は20mほど |
竜ヶ岳山頂の木、1本風雪に耐え立っているのが印象的だった | ヤマボウシの花 |
中腹から本栖湖を眺める | 本栖湖キャンプ場の駐車場 |