07.06.22 MM第178号

   私の出合った日本百名山 by masarus
       
                         

 尾白川渓谷、鞍掛山(2037m)、日向山(1660m)[山梨百名山] 

  その3 日向山(1660m) [山梨県北杜市]

    
  この山の私の印象等は・・・                                  

「 新緑と花が迎えてくれた 日向山 」


【歩いた日】     2007年5月26日(土)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

その1

 おじろP7:06−7:15千ヶ淵7:20−7:35旭滝7:45−8:02百合ヶ淵8:10−8:15神蛇滝8:31−

8:55不動滝−9:16林道−9:24錦滝


その2

錦滝9:38−10:13雁ヶ原−10:24(小ピーク)10:37−11:50駒岩11:55−12:17鞍掛山

〈2037m〉12:37−12:56駒岩13:01−13:51錦滝への分岐13:56−14:00雁ヶ原


その3

雁ヶ原14:05−14:13日向山〈1660m〉14:22−15:07矢立石−15:20林道途中=(車)=

 15:27おじろP



   【 その1 1時間39分   その2 3時間34分   その3 1時間13分  計6時間26分】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。

【温泉】   尾白の森 名水公園べるが 入園料200円+温泉500円

  
【感想 等】

 朝、尾白川渓谷入り口から渓谷を歩き(NO176)、錦滝から雁ヶ原に登り鞍掛山を往復した(NO177)。
今回はその第3弾、雁ヶ原から日向山に登り矢立石に下山である。
日向山は今回で3回目だ。秋の紅葉、正月、そして今回の新緑だ。
今年の正月の日向山はNO165で書いた。

 『一つの頂に百の喜びあり』と、私はよく言っているが、同じ山でも毎回毎回新しい発見があり新しい喜びがある。
また、1つの山にはたくさんの楽しみ方がある。
前回のメルマガでも少し書いたが同じ山に何回も何回も登っている人の気持ちもよくわかる。
そこには毎回新しい発見がある。
今回の日向山は時期も違うので印象はかなり違った。

 14時過ぎ、雁ヶ原から見ると日向山の山頂が下の写真のように見える。
風化した花崗岩が作る不思議な風景だ。
花崗岩からできた乾いた白砂をさくさくと登っていくと10分弱で日向山山頂だ。
途中には写真にも写っている10本くらいの枯れた木が横たわっているところを通過する。
異様で別世界の感じだ。

 日向山山頂からは写真のように日本百名山の甲斐駒ヶ岳八ヶ岳がよく見える。
見るたびに何度か登ったこれらの山での様子を思い出す。
これほどの快晴ならもっとよく見えるところだが、中国大陸からの黄砂の影響で霞んでしまった。
NO165の正月の山頂の様子と比べるとわかるが、新緑で緑が美しいと共に影が力強く地面に写っている。

 山頂で10分近く風景を眺めてから、下山を開始した。
本日は充分歩いたので、急に温泉に入りたくなった。

 日向山の三角点は矢立石の方向に3分ほど行ったところにある。
こちらも正月より樹木に囲まれた中にぽつんとあった(HPの写真)。

 樹林帯の中を太陽に輝く新緑の美しさを堪能しながら下っていった(写真)。
NO165でも書いたように、日向山−矢立石のコースは傾斜も少なく標識もしっかりしていて手頃なハイキングコースだ。
写真のように下に生えているクマササはまだ枯れている。
快晴で5月下旬の気温は高く大変暑いが、標高1500mくらいではまだ春なのだ。
もう少し下ると赤いヤマツツジもあった(写真)。他は緑一色なので赤が目を引きつける。

 15時過ぎ、矢立石に着いた。
全国の鞍掛山に登っている福井の団体のマイクロバスや乗用車が何台か駐車してあった。
私は休まず、尾白川渓谷入口の駐車場めざして林道を下っていった。
10分余下ったところで、日向山で会った関東の方の車が下りてきて「乗りますか?」と言ってくれた。
お言葉に甘え、尾白川渓谷まで乗せていただく。

 すぐに『尾白の森、名水公園べるが』にある温泉に向かった。
NO165で紹介したが、塩分やミネラルの多い茶色の源泉もすばらしく私は気に入っている。
予定より早めに着いたのでその分、のんびり汗を流すことができた。
  
雁ヶ原上から日向山山頂を 日向山山頂から甲斐駒ヶ岳を
日向山山頂から八ヶ岳を 日向山三角点は3分ほどの所に
新緑がきれいだ ヤマツツジの赤が目を引きつける

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