07.10.13 MM第190号

   私の出合った日本百名山 by masarus
       
                         

Mt.プーシー(700m) [ ラオス、ルアンパバーン ]

    
  この山の私の印象等は・・・                                  

「 ルアンパバーンの町が一望できるというのですぐに登った Mt.プーシー」


【歩いた日】     2007年8月25日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

 メインストリートのホテル16:30発−16:38Mt.プーシー登り口−16:45Mt.プーシー〈700m〉

17:20−17:25Mt.プーシー登り口−17:33ホテル着


   【 登り(宿泊ホテルから) 15分  下り(ホテルまで) 13分   計28分 】

*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムです。

  
【感想 等】

 ラオスの首都ビエンチャンの北100kmほどの所にあるバンビエンから
ミニバスで9時間半かかってルアンパバーンに着いた。
バンビエンではMt.ナムソンとナムソン滝のトレッキング(NO187)を楽しんだ。

バンビエンから100kmほどだが道がそれほどよくない上に
曲がりくねったり山をいくつも越えてくるので時間がかかった。
1日がかりだ。

 今回の旅行の日数も短いので安ホテルに荷物を置くとすぐMt.プーシーに向かった。
山に登りやすいようになるべく近くのホテルを取った。

 ここルアンパバーンは町全体が世界遺産になっている。
明日、観光するにしても
その全体の様子をつかむにはまず、Mt.プーシーに登るのがよいと思ったのだ。

 Mt.プーシーは海抜こそ約700mだが、もともと町の標高が高いところにあるので
山自体は150mほどの小高い山である。

 16時半、ホテルを出てメイン通りであるシーサワンウォン通りを南西方向に向かう。
わずか、数分でルアンプラバーン国立博物館が見えてきた。
その前にMt.プーシーの登り口があった。

 登り口から写真のようななだらかな石段を1・2分登ったところに小さな建物があり、
そこにおばさんがいて入場料を徴収していた。
20000kip(約2us$)だ。
1時間のマッサージが3us$と考えると高いかなという料金だが、
外国人から金銭を得るには良い方法だ。
外国人の懐はそれほど痛くはない金額でもある。
写真の石段には誰も写っていないが、多くの外国人が展望を楽しむために登っていた。

 南国の木立に囲まれた石段を7分ほど登るともう頂上だった。
500mlのペットボトルの飲料水を用意し、気合いを入れて登ってきたのにあっけなく着いてしまった。
ほんとに150mの高さがあるのか疑問である。

 山頂からは360度の展望だ。
下の写真は北東方向に見えるナムカーン川と町並みである。
その右の写真は南東方向の小高い岩とメコン川である。
ここで多くの観光客が順番に写真を撮っていた。
ルアンパバーンはメコン川とナムカーン川に挟まれた町である。
2つの川は雨期ということもあり赤茶色の水をたたえていた。

 山頂にはタートチョムシーという高さ24mの塔のような建物があり、
その中に下の仏像が安置されてた。
ぐるっと1周ゆっくり展望を楽しんだ後、多くの観光客がするように涼みながら景色を眺めていた。
頂上の端の方には機関銃だか高射砲の残骸があった。
敵の飛行機や攻めてきた人を撃つには絶好の場所でもあることを気づかせてくれた。
かつて世界中のこのような場所がそうであったように・・・。

 山頂には東洋系の顔は少なく、日本人は私1人であった。
ルアンパバーンはヨーロッパ人に人気があるように思えた。

 30分余休んでから下山を開始した。
登り口までわずか5分であった。
傾斜もちょうど下りやすくできている。

 ルアンプラバーン国立博物館の横の通りではナイトバザールの準備をしていた。
山岳民族が民芸品を売るように並べていた。
少し覗いてから、ホテルに戻った。

 汗をかいたのでシャワーを浴びて、メコン川沿いのレストランでビアー・ラオ(ビール)を飲みながら夕食を取り、
ここでの一番の楽しみである「托鉢」を見るために早く寝ることにする。
 
登り口前には国立博物館がある。 なだらかな石段を登っていく。
山頂からは確かに見晴らしがいい 一番のピークは人気だ
山頂には建物があり中には仏像が 戦争の残骸も・・・

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