2008.06.02 MM第218号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

大札山2 (おおふだやま 1374m)

静岡の百山 [川根本町]
                  

    
  この山の私の印象等は・・・                         

「 やはりアカヤシオの花に出合えた南アルプス展望の 大札山 」

 *下に感想等の文があります。                                         


【歩いた日】     2008年4月27日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】


大札山登山口P12:31−12:52北尾根分岐−13:00尾根道−13:06大札山〈1347m〉13:22−13:29北尾根分岐−

13:42大札山登山口P



   【 登り 35分    下り 20分   合計 55分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


【温泉】       川根温泉ふれあいの湯  500円

  
観光トイレもある大札山登山口 少し登ると蕎麦粒山が見えてくる
やはり咲いていたアカヤシオ、うれしい 大札山の山頂は切り開かれ見晴らしがいい
雪をかぶった南アルプスの山々や深南部の山々が見える 下山後は川根温泉で汗を流す(SLを2回見ることができた)

 【感想 等】

 GW、前半「バラ谷山」に行き、翌日「蕎麦粒山」「高塚山」」に行ったことは前号で書いた。その帰路、通りかかった大札山周辺に多くのハイカーがいたので、私も行きたくなって大札山に登ることにした。時刻はまだ12時半だ。

 今まで書いたように、標高2000mの「バラ谷山」は冬の様相であった。そして1600mの「蕎麦粒山」「高塚山」」は早春の感じであった。1400mの山犬段も葉は1枚も出ていなかった。思ったより春は来ていない。

 しかし、山犬段から大札山に向かう標高1100m台の南赤石林道は濃いピンクのミツバツツジの花が咲き、新芽が芽吹いていた。春が一斉に始まりつつある。それに誘われてか、大札山周辺の林道はハイカーでいっぱいだった。

 このタイトルに「大札山2」と2が付いているが、かつて2年前の5月1日の「大札山」を書いたからだ。
その時は満開だったアカヤシオは、今回は咲いているだろうか。かつて南アルプス北岳の「大樺沢の雪渓(HP下に写真あり)」を比べたように比較するのもおもしろい。
少し疲れているがついでだから行ってみるか・・・。 計画になかったが登ることにした。

 人がいっぱいなので駐車に困ったが、何とか路肩に置くことができた。登り口にはきれいなトイレや東屋、案内の看板等がある(写真)。
アカヤシオ、シロヤシオなどの咲く時期や場所まで詳しく書いたものまであってハイカーにはありがたい。

 12時半過ぎ、登り始めた。針葉樹林の中を少し登ると、午前中に登った蕎麦粒山や高塚山が見えてくる(写真)。
それを過ぎると芽を出し始めたばかりの広葉樹に変わる。葉が茂っていないので辺りが明るくなる。
急な登りで疲れた足につらい。20分余の我慢だ。

 12時50分過ぎ、北尾根分岐に着いた。そのまま登ればアカヤシオの群生のある北尾根に行き、右に回り込んで進めばそのまま山頂だ。

 私はアカヤシオを見たいので北尾根方向に進む。アカヤシオはなかなか見えない。今回は咲いていないかも・・・、と半分あきらめかけていたが、数分急登して尾根近くなるとピンクの花が見えてきた。
 前にも書いたが、アカヤシオは木々が芽吹き始めたばかりの時期にピンクの花が開くので大変目立つ。まだ3分咲きくらいではあるが、きれいだ(写真)。登ってきた甲斐があった。

 尾根道をアカヤシオなどを見ながら数分歩けばもう大札山の山頂だ(写真)。
山頂には3グループ10人ほどが休んでいた。

 山頂からは深南部の山や白い雪をかぶった赤石岳などの南アルプスの山々が見渡せる(写真)。
また南側は天気がもう少し良ければ富士山や伊豆半島方向も見ることができる。
この大札山で春にこんなに見えたのは久しぶりだった。

 少し休憩して下山した。
先ほどの分岐点に直接向かった。
木々の中を数分で北尾根分岐に着いた。

 そこからはまっすぐに下る。10分余で登山口だ。
14時前には下山して、いつもの川根温泉に向かった。ここから40分余だ。

 14時半に川根温泉に入る。天気も良かったので行楽客でやや混んではいたが入ることができた。
やや濁ったナトリウム塩化物泉でSLが露天風呂から見えるので私も好きだ。
温泉からSLを見て、大井川の鉄橋のそばからもSLを見てから帰路に着いた(写真)。

 

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