2009.09.19 MM第276号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

斑尾山 (まだらおさん1382m) 長野県信濃町 他 日本三百名山

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この山の私の印象等は・・・                                 

「 大勢の人に会いびっくり、下山後はがっくり・・・の 斑尾山 」

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【歩いた日】     2009年7月19日(日)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

荒瀬原上の林道P10:47発−10:56(釜石山)管川分岐−11:38大明神岳11:41−11:43斑尾山〈1382m〉12:04

−12:10大明神岳−12:33(釜石山)管川分岐−12:40荒瀬原上の林道P


          【 登り(荒瀬原コース) 53分  下り(荒瀬原コース) 36分     合計 1時間29分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。

  
荒瀬原の集落付近からの斑尾山(写真1) 荒瀬原の林道を上がったところにある登山口(写真2)
大明神岳から野尻湖と妙高山(写真3) 斑尾山の山頂には団体客が(写真4)
新緑の中を歩くのは気持ちがいい(写真5) 下りでバースト、しかもホイールキャップを紛失(写真6)

 【感想 等】

 
7月の3連休、ETC1000円割引を使って、長野県北部に出かけた。
まず、「黒姫山」、「戸隠山」に登り、「飯縄山」に登った。下山後、斑尾山に向かった。

 斑尾山の登山コースは管川コース、スキー場から、荒瀬原からなどいくつかある。
私はただ単に飯縄山から近いという理由でこの「荒瀬原コース」を選んだ。
国道18号線や県道を30km余走り荒瀬原の集落に着いた。目の前には斑尾山がでんと構えていた(写真1)。
天気は回復しつつある。うれしいことだ。

 事前に調べた登山のHPで、車で林道を走れるということがわかったので一番わかりやすい斑尾山に直登している林道を上がっていった。
道は細く草が車の両側に覆い被さってきたが何とか通過でき、西方向から来るやや広い林道と合流した。
そこを登って行くと標識があり登山口があった。

 登山口には車が2台止まっていた。
出発の準備をしていると中年の3人組が下りてきて、私の車のナンバーから静岡であることがわかったらしく、「私たちは沼津からです」と言って、山の情報を教えてくれた。また、HPからコピーしたページをいらないから使って、といってくださった。
 今回の登山で一番資料が少ないのが、この斑尾山だったのでありがたく頂いた。

 登山口には立派な案内板もあった。
すぐに準備が完了し、案内表示に従って登って行った(写真2)。
なだらかな登りを10分ほど行くと、「釜石山」の標示があった。
すなわち、宮川からの道と合流したのである。早いものである。

 近くにはマツムシソウやギボウシなどが咲いていた。
歩きやすい道で40分も歩くと、展望の良い「大明神岳」に着いた。
眼下には野尻湖、妙高山などの展望が広がっていた(写真3)。
もちろん、先ほど登ったばかりの飯縄山も曇り空の下、全体が見えた。

 時刻は12時少し前である。
山頂には20人ぐらいが休んだり昼食を取ったりしていた。
天気の具合もあるが、昨日・今日と登った日本二百名山3つでは、たいして人に会わなかったのに日本三百名山で大勢の人に会うとは少し意外な感じがした。あま、全国的にはあまり知られていない山でも、地元で人気がありいつも賑やかな山もあれば、日本百名山でもあまり登る人が多くない山もある。
 人数でみれば、団体が登ればどっと多くなる。

 そんなことを考えながら、人混みを避け三角点のある斑尾山の山頂に向かった。
なんとわずか2分の距離であった。
山頂は木々に囲まれていて展望は良くない。
そこにも同じくらいの人、20人余が休んでいた。
やはり人気がある山だ、と思った。
人混みを避け隅の方で昼食を食べ始めると、リーダーのかけ声で多くの人が大明神岳に移動しだした。

 動き出すと、ほとんどの人が大明神岳に行ってしまった。
残ったリーダーの1人と目が合い話をした。
40人の団体で松本から来たそうである。人数が多いので2つに別れて昼食を取り、ここで昼食を取った人達が展望を楽しみに大明神岳に行ったのだと言う。
この山の会で月に一度みんなで歩いているようである。中高年の参加者にとっては友人ができたり、山のルートや安全などをあまり考えなくてもいろいろな山歩きができたり便利である。危機管理意識を持って主体的に参加すると良いのではないかと、時々思う。

 大勢の人はやはり団体であった。
団体ではない人達も数グループ10人ほどいた。

 昼食後は、彼らが戻ってこないうちに出発することにした。
下山途中に通った大明神岳は40人ほどの人達でごったかえしていた。
40人が昼食を取るにはやや狭いと判断して、半分ずつに別れて昼食を取ることを考えたリーダーはすばらしい判断であったと思った。

 登りでは休憩を入れてちょうど1時間であった。
下りも同じコースを気持ちよく歩け、30分余で下りた。
2山歩いて、時計はまだ13時にもなっていない。

 楽しみは温泉である。
いろいろな温泉があるが、前回、草津白根山(日本百名山)に登ったとき一日日本百名山3座に登ろうとして草津白根山は「湯釜展望台」で良しとした。今回は時間もあるので、本白根山に寄ってから草津温泉に行こうと決めた。

 温泉に入れる、といううきうき気分があったからかもしれない。
県道までのがたがた道でスピードが出過ぎたのか、少しがたがたうるさいなと思ってタイヤを見るとバーストしていた。
バーストして何百mも走ったのかもしれない。
見るとホイールキャップも付いていない。
バーストしたタイヤでがたがた道を走って落としたのだろう。

 すぐにスペアタイヤに替えた。
ダートの林道はわずか3kmほどなので落としたホイールキャップを取りに行くことも考えたが、諦めてパンク修理のガソリンスタンドへ向かった。
がっくり!!

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