2010.01.28 MM第294号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

要害山(ようがいざん 770m)山梨県甲府市(山梨百名山)

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この山の私の印象等は・・・                                 

「 歩いて思い出した武田信玄の誕生地の 要害山 」

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【歩いた日】     2010年1月2日(土)

【天候】        快晴

【コース及び時間】


甲府市要害P10:36発−10:57要害山〈770m〉11:02−要害P11:14


          【 登り 21分  下り 12分  合計 33分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
要害には立派な石でできた案内板が(写真1) アカマツの中を登って行く(写真2)
眼下に甲府盆地が見えてくる(写真3) 城跡の標示が至る所に・・・(写真4)
「武田信玄生誕の地」の石碑(写真5) 要害山の山頂標識(写真6)

 【感想 等】

 「兜山(NO.293)」から下山したのは9時過ぎだった。甲府駅に行く昼までにはまだ時間があった。
地形図もなく迷いながら、近くにある「大蔵寺山」の登山口に行ったが、ここに登ったのではぎりぎりで間に合わないかもしれないので、武田神社の北方にある「要害山」に行くことにした。
要害山なら1時間くらいで登ることができることを調べてあった(地形図には山道は出ていなかった)。

 JR甲府駅から北に向かう県道31号線を進んでいった。
その突き当たりに武田神社があって初詣で込み合っているのを忘れていた。
参拝者の車が、駐車場に入りきれないので渋滞していて、かなり待たされた。

 それで、要害に着いたのは10時半であった。
「信玄公の隠し湯 甲府積翠寺温泉 要害」の標識がありわかりやすい。
登山口には写真のように立派な御影石でできた「史跡 要害山」と書かれた石の案内板があった(写真1)。
これほど立派な物は今まで見たことがない。
さすが武田信玄か。

 ゆっくりしている時間はない。
温泉手前の登山口から登って行く。
2分ほど登ると、「草深観音・武田神社」への分岐がある。
そしてすぐにアカマツ林に入る(写真2)。
看板によると、この「要害山のアカマツ」はやまなしの森林100選に選ばれているということである。

 10数分登ると、樹林越しに甲府盆地やその向こうの山並みが見えてくる(写真3)。
「竪堀跡」「土塁」といった立て札がある(写真4)。
至る所に「曲輪」「門跡」などの標示がある。
ここは城跡の史跡である。

 そこからすぐに山頂である。
山頂には「武田信玄公誕生の地」の石碑もある(写真5)。
山頂を示す標識の方が小さい(写真6)。
ここ要害山の山城で500年ほど前に信玄は生まれたのだ。
聞いたことがあったことを思い出した。

武田信玄が天下を取っていたら全く違った世の中になっていただろうと、時々思う。
この広い山頂の城で幼少を過ごしたのかもしれない。
今は樹林に囲まれ展望も余りよくない。
かつてはどのようになっていたのだろうか。

 時間も充分ないので、来た道を引き返した。
下りは12分であった。
登山口にある要害温泉に入りたいところであるが、今日は時間がない。
次回の楽しみにする。
積翠寺温泉にはかつて泊まったことがある。
情緒がありなかなか良かった。

 甲府駅には、混んでいる県道31号は通らずに地図を見ながらすいている道を通った。
甲府駅には30分前には着くことが出来た。
歴史に触れる楽しい山歩きができた。
 

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