2010.05.03 MM第304号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

焼津アルプス ハイライトコース(高草山 501m他)清掃ハイク 

(静岡県焼津市・藤枝市・静岡市)


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この山の私の印象等は・・・                                 

「 春の花々と新緑が楽しめた 焼津アルプスハイライトコース 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2010年4月18日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

花沢の里P9:05−9:25法華寺−9:55日本坂峠10:02−11:00満観峰(昼)〈470m〉11:40−12:09鞍掛峠12:14

−12:45展望所12:50−13:08高草山〈501m〉13:40−14:12花沢方向林道−14:29高崎分岐−14:39花沢の里P


  【 登り(花沢の里P〜満観峰) 1時間48分   満観峰〜高草山 1時間8分

                            下り(高草山〜花沢の里P) 59分   合計 3時間57分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
花沢の里はいつ行っても心が安らむ(写真1) シャガがたくさん咲いていた(写真2)
法華寺も新緑に囲まれていた(写真3) この時期はホウチャクソウの花が多い(写真4)
ヤマブキは至る所に咲いていた(写真5) 満観峰山頂は山桜が満開だった(写真6)
満観峰山頂で昼食を取るハイカー(写真7) ゴミはビニルゴミを中心に5Lほど回収できた(写真8)

 【感想 等】

 メルマガ・HPの300号突破を記念してメルマガや友人に呼びかけ、焼津アルプスハイライトコースを歩いた。
予定した4月17日土曜日は前夜大雨だった。その雨が残りそうだったので翌日に1日延期した。

 18日日曜日に集まったのは私を入れて4人。
30歳代の夫婦と今年退職をした私の友人I氏、そして私である。

 花沢の里駐車場を9時過ぎに出発した。
当初の予定では石脇登山口に行き高草山から登る計画であったが、いつもとは逆回りにした(いつものコース:メルマガNo.288)。
富士山に登りたい人が含まれていたので、満観峰への急坂を体験させたいと思ったからである。

 花沢の里入口にあるトイレに寄り、長屋門造りの家を見ながら進んでいく(写真1)。
四季の花々や紅葉などと、この家々の感じが心癒されるためによくカレンダー等に利用されている。

 路肩には、シャガが咲いていた。
この時期、低山の半日陰にはカトレアに似たこのシャガが一面に咲いている(写真2)。
私も好きな花の1つである。
他には真紅のツツジ、ヤマブキ等も咲いていた。

 初心者もいるので、ゆっくり歩き、20分かかって法華寺に着いた。
法華寺は新緑に囲まれていた(写真3)。

 法華寺入口には新しい「ハイキングコース案内図」と標識が付けられていた。
初めての人にはわかりにくい箇所である。
法華寺内を少し散策し、ハイキングコースに入った。

 しばらく歩くと、「ホウチャクソウ」がいくつも咲いていた(写真4)。
わが家の庭には、このホウチャクソウに少し似たもっと花がたくさん並んだナルコユリが満開である。
道ばたの花々が疲れを癒してくれる。

 農道を横切り登ること30分、日本坂峠(標高302m)に着いた。
この坂本・花沢から日本坂峠を通り、小坂に越える道は最古の東海道の一部である。
万葉集にも読まれていて、7世紀から11世紀頃まで東海道の官道として使われた重要路であったそうだ。
(「焼津高草山麓周辺点描史話」山西郷土教育同好会より)

 峠にある地蔵の前には赤いツバキの花がたくさん落ちていた。その上の木にもまだ赤い花を残していた。
少し休んだら出発だ。

 ここからが本格的な登りになる。
放置された茶畑を過ぎ、「水分大神」を越える。
少し東側の展望が開け、東名高速道路が延びている様子や日本平などが見える。

 ここからが一番急な登りである。
今は整備されて焦げ茶色のコンクリートの横棒を付け階段状になっているが、以前は雨が降ったら登れないくらいの坂である。
自分のペースで休み休み登ればいい。初心者の富士山トレーニングとして選んだ登りである。

 たくさんのタンポポの花やスミレが疲れを癒してくれる。
10時半過ぎ、四等三角点(標高434m)に着いた。
標高470mの満観峰まではあと36m登るだけである。

 登山道が真っ白なところがあった。
山桜の花びらが敷き詰められているのだ。
風が吹くと、ひらひらと舞い落ちてくる。
素敵だなぁ、と思うのは日本人だからであろうか。

 黄色のヤマブキの花も道を塞ぐように咲いている(写真5)。
春ならではの光景である。
広い草原と中心の大木という特徴的な満観峰がすぐそこに見えてきた。
あと10分ほどである。

 ちょうど11時、満観峰(標高470m)に着いた。
日本坂峠から1時間であった。

 山頂の山桜は満開であった(写真6)。
写真のように葉の方が目立ち、花はよく見えないがよく見るとなかなかいい。

 山頂には30人ほどであろうか、休んだり昼食を取ったりしている(写真7)。
いつもより人が少ないと思ったが、時間が少し早いせいかもしれない。
写真のように草原の吹きっさらしなので風が強い。
風があまり来ないところを探して昼食にした。

 最近登った山の話や仕事などの話に花を咲かせた。
下の方に雲があるので、残念ながら富士山は見えなかった。
食後はみんなで周辺のごみ拾いをした。

 11時40分、鞍掛峠に向かって出発した。
食事中も、下山中も数組が登ってきた。
焼津アルプスでは一番人気の山である。

 高草山(標高501m)に着いたのは13時過ぎであった。
今日は天気がよいので高草山でも数組に出会った。
お茶畑も多いが、今年は寒さのせいで生育が良くない。
いつもなら黄緑色の葉が茶畑一面を覆っている。
今年はそれが半分以下の感じだ。

 山頂の南斜面は一面、黄色のタンポポが覆っていた。
霞みながらも志太平野が一望できる。好きな光景の1つである。

 いつもなら石脇登山口に下るが、今回は途中から高崎集落への農道を下った。
友人I氏は私より詳しいので教えてもらったのだ。
この道は花沢城跡に合流した。20〜30分は短縮しただろう。
急いでいるときなどに利用できそうである。

 14時半過ぎ、花沢の里駐車場に着いた。
春の花々と新緑、そして歩きながらの話を楽しめた1日であった。
また、ゴミも1kgほど拾うことができた(写真8)。

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