2010.06.29 MM第312号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2010年3月21日(日) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 不動の滝登山口P8:33−8:38不動の滝−9:16山小屋−9:28三畝峠−9:35三峰山〈1235m〉9:44−9:50三畝峠− 9:56山小屋−10:18不動の滝−10:23不動の滝登山口P 【 登り 1時間2分 下り 39分 合計 1時間41分 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
不動の滝へはここから登る(写真1) | 「不動の滝」 修行にも使われた跡がある(写真2) |
鳥居をくぐり登っていくと・・・(写真3) | 歩きやすい山道を登る(写真4) |
山小屋まで登ればあと少しだ(写真5) | 「三峰山山頂」ガスっていて、残念ながら展望なし(写真6) |
【感想 等】 春分の日、私は紀伊半島の300名山にいた。 三重県と奈良県の境に3つの日本三百名山が南北に並んでいる。それらに登ろうというわけである。 まずは朝、北側にある「倶留尊山(くろそやま)メルマガNo.311」に登った。 そして、「三峰山(みうねやま)」に向かった。 神末で国道369号線から南下し「みつえ青少年旅行村」に向かう。 バス停のある青少年旅行村から歩くとヤマケイアルペンガイドには書いてあったが、ネットのHPに不動の滝の入口まで車で行けることが出ていた。 軟弱な私は、不動の滝へ向かった。 舗装道路が続き、トイレもある不動の滝登山口に着いた(写真1)。 数台は止めることにできる駐車スペースに車を置き、8時半過ぎに出発した。 3連休の中日の今日、この山を歩くのは私だけなのだろうか。 車もないし、ひとけを全く感じなかった。 歩き始めて5分で「不動の滝」に着いた(写真2)。 写真のような10数mの滝で、思ったより水量があった。 登っていくと木の鳥居があった(写真3)。 水は人間を始めとする生物にとってなくてはならないものであるから、それが大量に落ちる「滝」は崇拝の対象になっていることが多い。 神が宿っていると考えられたのである。 少し登ると、滝の上部に出た。 そこには使い古した手ぬぐいが掛けてあり、滝の流水に当たり修行する「滝行」を行っているようである。 なだらかな杉林の中を登っていく(写真4)。 暑くもなく、寒くもなく快適に歩く。 9時半過ぎ、避難小屋に着いた(写真5)。 中には、いろりもあり、なかなかいい小屋である。 ここは車を止めた林道を少し行ったところから登る道と合流する所でもある。 稜線に出たので、あとはもっとなだらかである。 標高は1100m。 葉を落とした広葉樹の灌木の間を歩いていく。 新道峠に繋がる三畝峠を過ぎ、9時半過ぎ「三峰山(標高1235m)」に着いた。 山頂は1等三角点があり少し広いが周りは灌木が生えている(写真6)。 あいにく少しガスっていて展望は良くない。 晴れた日の写真を使った案内板があり、大洞山や朝登った倶留尊山が見えることがかかれていた。 おやつを食べながら、写真を見て四季の三峰山を想像した。 疲れもないし、あとは下るだけである。 元来た道を戻る。 三畝峠で若い単独女性に会う。 若い女性の登山者が増えている、とマスコミが伝えているが人気のある山にはあまり行かないし、時間や時期をずらすので会ったことはあまりない。 そんな中、今日もこの山では誰にも会わないのかな、と思っていたら登ってきたのでうれしかった。 彼女は下の青少年旅行村に泊まり登ってきたという。 下りはすいすい足が進み、あっと言う間に不動の滝に着いた。 そして10時半近く、駐車場に戻った。 不動の滝は良かったものの早春という時期のため景色今一歩であったが、適度な運動量で楽しく歩くことができた。 最後、三重・奈良県境の3つ目の三百名山は「高見山」である。 次の目的地に向かって出発した。 |