2010.07.12 MM第314号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

牛ヶ峰 [高山] (717m 静岡市) 静岡の百山


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この山の私の印象等は・・・                                 

「 体力作りで気軽に歩いた 高山[牛ヶ峰] 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2010年1月11日(月)

【天候】        薄曇り

【コース及び時間】

谷沢登山口P12:27−12:59敷地分岐13:04−13:23牛ヶ峰[高山]〈717m〉13:27−13:39敷地分岐13:43−

13:59谷沢登山口P


          【  登り 51分   下り 32分    合計 1時間23分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。


  
谷沢集落を入ったところに登山口はある(写真1) 茶畑が広がっている(写真2)
放置された茶畑を過ぎるとあと少しだ(写真3) 雑木林の中を進む(写真4)
牛ヶ峰の山頂は草原だ(写真5) 静岡市を展望できる(写真6)

 【感想 等】

 暮れから正月と、やや食べ過ぎ・運動不足が続いた。
それで、1月中旬に入ったこの日、周辺の山で少し運動をしようと思い立ち、この牛ヶ峰[高山]に登ることにした。

 麓の足久保集落では昔からこの山を「高山」と呼んでいる、と言うことなので山名を「高山」にしようか迷ったが、高山という名は全国に多いので、わかりやすくメインの表示を「牛ヶ峰」にした(静岡の百山も「牛ヶ峰」になっている)。

 この牛ヶ峰へのルートは4つある。西側の「水見色」からのルート、東側の足久保川沿いからの「八十岡」から、「敷地」から、そして「谷沢」からの合計4つである。
 今回は一番簡単そうな「谷沢」からのコースを選んだ。

 静岡市街から県道29号線を北上し、足久保から県道205号線に入る。そこを行ったところに登山口はある。
『県別マップル道路地図 静岡県』を見ると、この牛ヶ峰は「高山」で表示されている(1/25000の地形図も・・・)。

 12時過ぎ、谷沢のバス停に着いた。そこには「大山・高山ハイキングコースのご案内」の看板があった。
ここでも「高山」を使っている(案内板の地図上には高山[牛ヶ峰]という表示になっている)。

 山名が2つある山はいくつかあるが、間違いやすいのでやめてほしいものである。(実は以前、『静岡の百山』のHPを見て、静岡市内にあるなら登ろうか、と「牛ヶ峰」を『県別マップル道路地図 静岡県』で探したが、見つけることができなかった。私が、この山の山名が2つあるということを知らなかったからである)

 また、かつて登った日本二百名山の和名倉山(埼玉県、No.192)も他に「白石山」という呼び方もあり2つ名前がある。
山は多くの場合、県境等地域の境界になるので、見え方や歴史などによりいろいろな呼び方で呼ばれている。エベレストだってそうである。しかし言葉や文字で名詞を示す場合、1つの表現の方がわかりやすいし、誤解も少ない。また呼び方が2つある場合は、両方を表記していただくとありがたい。

 谷沢のバス停近くの川沿いの道に案内表示があり「大山5.2km、190分 相川2.5km、90分」と出ていた。
川沿いをしばらく進み橋を渡り舗装道を登っていくと、舗装道は行き止まりになり「高山 市民の森 登山口」という表示があった(写真1)。
ここから山道が始まる。

 この登山口にはモノラックが付けられ、お茶農家が使っているようである。
杉林の急な坂道を2〜3分登っていくと、猟銃を背負った老人が下りてきた。
イノシシを撃ちに行ってきたそうである。

 山で時々、猟師に会うが、彼らが銃を持っているだけで怖くなる。
流れ弾が当たったり動物と間違えられて仲間が撃たれた、というニュースも耳にする。

登り始めて10分ほどで茶畑に出た(写真2)。
山の中に広い茶畑が出現したのでちょっとびっくりした。

それを通り過ぎると、また杉林になり、13時、敷地への分岐に着いた。足久保川沿いにある敷地集落から登る道に合流したのだ。
そこには壊れてつぶれた作業小屋があり、苔が生え文字が消えかけたブリキの表示板があった。

 分岐から10分ほどゆるやかに登ると、荒れた茶畑に出た(写真3)。
お茶栽培の盛んな静岡市北部でも後継者問題等で放置された茶畑がたくさんある。

 それを過ぎると、広葉樹の灌木の中を通る(写真4)。
そして標高717mの牛ヶ峰[高山]山頂に着いた。

 山頂は草が刈られていて広々としている(写真5)。
幼児を連れた家族連れがテントの中でお昼を用意していた。
写真のようにここには「牛ヶ峰」と表示されている。

 1月のこの時期、開けた山頂では北風が吹くと寒い。
テントの中でガスバーナーを使ってお昼ご飯を用意するのはいいかもしれない、と楽しそうな声を聞いていて思った。
(この日は風はあまりなかった)

 山頂からは低い樹木越しに市内が見渡せる(写真6)。
少し霞んではいるが、日本平や清水が見える。

少し景色を見て、下山を始めた。
同じコースを下り、30分で下りた。
往復1時間半弱、よい運動になった。
 

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