2010.08.01 MM第316号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2010年7月17日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 鶴峠P5:25−6:06向山分岐6:11−6:21巻き道分岐−6:39神楽入ノ峰6:44−7:04三頭山〈1531m〉7:10−7:30 神楽入ノ峰−7:44巻き道分岐7:49−8:22鶴峠P 【 登り 1時間29分 下り 1時間7分 合計 2時間36分 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
「鶴峠」から登山開始だ(写真1) | 早朝の山歩きは気持ちがいい(写真2) |
巻き道を過ぎると大きな木が迎えてくれる(写真3) | ギンリョウソウやキノコもいっぱいだ(写真4) |
富士山の眺めがすばらしい(写真5) | 「三頭山」の山頂は樹林の中だが展望はある(写真6) |
【感想 等】 「海の日」の3連休、関東北部の山々を歩いた。 ちょうど、この日に梅雨が明け、楽しい3連休になった。 まず第1弾は、日本三百名山の「三頭山」である(山梨百名山でもある)。 この山は山梨県大月市の北にある。 先日から始まった高速道路無料区間である東富士五湖道路を全線通ることができる。 (もっとも土日ならどこまで行ってもETC1000円であるが・・・) 東富士五湖道路を須走ICから入り大月ICで降りる。 そして国道139号線を行き、小菅村近くから県道18号に入り少し進むと登山口の「鶴峠」はある。 三頭山の北部の奥多摩湖から登ることも考えたが、次の山のことを考えて鶴峠から登ることにした。 鶴峠には駐車スペースが少しあった。 そこに車を止め、5時半少し前「鶴峠」バス停に向かった。 バス停付近にはまだアジサイがきれいに咲いていた(写真1)。 写真にも少し写っているが、そこには登山口の標識がある。 よく見ると、「奈良倉山登山口」であった。 私がこれから登るのは峠の右手(東側)の山塊であった。 道路の反対側を見ると、そこにも同じ標識で「三頭山登山口」と書かれていた。 杉林の中を気持ちよく登っていく。 まだ太陽が顔を出してないので、涼しくて気持ちがよい。 東京都の水源林であることを示す表示がある。 たくさんのフタリシズカの花が咲き始めている。 30分余歩くと、向山分岐に着いた。 ちょっとオーバーペースだったので、休憩する。 梅雨で大量の水分を補給できた木々は新緑から濃い緑に変わりつつありきれいだ。 向山分岐から10分で、ヌカザス山への巻き道分岐に着いた。 巻き道から登り一周回ってもいいな、と思ったがやめにしてまっすぐ山頂に向かった。 周りの木々は向山分岐下から雑木林に変わっていたが、大きな木も増えてきた(写真3)。 私は、何十年も風雪に耐えて生きてきたこんな木が好きだ。 前日まで梅雨真っ最中だったので、オレンジやいろいろな色のキノコが生えている。 ギンリョウソウも出てきている(写真4)。 樹木の切れ目からは雪の少ない富士山が顔を出した(写真5)。 額縁富士もいいもんだ。 1ヶ月前の6月に登った富士山(メルマガNo.310)とは大違いだ。 そこは「神楽ノ峰(標高1447m)」であった。 あと標高差は100m弱だ。 ここまで1時間少し、快適にで歩いて来た。 見晴らしも良くなり富士山が見える。 樹木越しに他の山々も・・・。 7時過ぎ、「三頭山(標高1531m)」に着いた(写真6)。 周りを樹木に囲まれてはいるが、富士山方面は木が低くなっている。 ここは富士山展望の山で、ここから見える富士山の写真付きパネルもある。 朝の涼しい内なので汗もあまりかいていないし疲れてもいない。 富士山を見ながら少し休んで、元来た道を戻る。 さきほど来た道ではあるが、鶴峠の反対側にある奈良倉山が見えたりして登りとは違った印象を与えてくれる。 8時半前、鶴峠に下りた。 休憩を入れて3時間の、誰にも会わない朝の静かな散歩であった。 |