2010.09.26 MM第320号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

諏訪山 (すわやま 1549m 群馬県) 日本三百名山

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この山の私の印象等は・・・                                 

「 雑木林の修行の山に暑さに耐えながら登った 諏訪山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2010年7月18日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

上野村中越登山口10:45−11:12稜線−11:15見晴し場11:20−11:43八海山お堂遙拝所11:53−12:13湯ノ沢ノ頭

(平浜分岐)−13:00三笠山13:05−13:26諏訪山〈1549m〉13:38−13:55三笠山14:00−14:42湯ノ沢ノ頭

14:47−15:15稜線合流点15:20−15:37中越登山口


          【  登り 2時間21分   下り 1時間44分    合計 4時間05分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。

【温泉】  国民宿舎やまびこ荘「塩の沢温泉」  600円

  
国道299号の上野村から入ったところに登山口有り(写真1) 修行のための小さなお堂が所々にある(写真2)
梯子で一気に登る(写真3) 「諏訪山」山頂は樹林の中だ(写真4)
三笠山では360度の展望が開けた(写真5) 国民宿舎やまびこ荘「塩の湯温泉」で汗を流す(写真6)

 【感想 等】

 「海の日」の3連休、関東北西部の山々を歩いた。
ちょうど、一日目に梅雨が明け、楽しい3連休になった。

 まず、山梨・東京の境にある「三頭山(メルマガNo.316)」、「大岳山(メルマガNo.318)」を歩いた。
次の日に向かったのは、埼玉県秩父にある「武甲山(メルマガNo.319)」、そして国道299号線を西に進み日本三百名山「諏訪山」に向かった。

 実はこの付近に2つの「諏訪山」がある。
事前に地図で確認してあったので間違えなかったが、過去に苦い経験がある。

会津駒ヶ岳(メルマガNo.15)」に登ろうと思って「魚沼駒ヶ岳(メルマガNo.50)」に登ってしまったのだ(どちらも日本百名山)。
この時は、予備日を利用して詳しい地図のないまま国道の標識に従って登山口に着き、登った。
「駒ヶ岳」の表示しかなく、登ってみて違ったことがわかった。

 日本百名山「両神山(メルマガNo.13)」の北にある諏訪山は標高が1207mである。
車で国道を走っていくと、国道沿いに登山口があり車3台が止まっていた。
下調べが十分でなければ、間違えてここに登るところである。

 そこから西へ10kmほど走った所に日本三百名山の諏訪山(標高1549m)の登山口はある。
近くではあるし、同じ国道299号線沿いでもある。

 この諏訪山は中越(楢原バス停)から入る方法と浜平から入る方法がある。
私は地図を見て、登山口まで車で行きやすい、中越から登ることにした。

 道はすぐに未舗装になり、車で行くことが出来るのか心配であった。また、道を間違えてはいないか・・・。
その内に新興宗教の修行所のような建物に着いた(写真1)。

 右の方にはトイレもあり、何となく登山口っぽい。
車から降りて見に行くと、「諏訪山 登山道入口」と木の看板があった。
その横には「天台宗修験道 御嶽山法流 三笠山 普寛堂」という看板もあった。

 車は2〜3台ほどしか止めることができない。
邪魔にならないように隅に寄せ、すぐに山歩きの準備をして10時半過ぎに歩き始めた。

 3分ほど登ると滝に着いた。水の流れる音が涼しさを感じさせてくれる。
10分ほど登ると1畳四方の赤い小さな窓のない建物(お堂)があった。この中に籠もって修行するのだろう(写真2)。
そんな建物が山頂までに数カ所あった。

 灌木の樹林の中を登っていくが、湿度が高く汗が噴き出す。
11時12分、稜線に出る。
「←諏訪山」と書かれた案内板がある。道は間違えていない。安心だ。
南方向に尾根を歩いていけばいい。

 そこから3分で、「見晴し場」に着いた。
樹木に覆われ、全く見晴らしがない。
その先には壊れ朽ちたお堂もあった。

 稜線に出ると歩きやすい。
登り始めて1時間、「八海山お堂遙拝所」と名前が書かれたお堂に着いた。
残念ながらここも木が覆い展望がきかない。
梯子があり大木があり、「湯ノ沢ノ頭」に着いた。
ここは「浜平」への分岐でもある。

 そこから30分弱で、波トタンでできた避難小屋に着く。残念ながら戸もなく屋根も周りのトタンも剥がれ壊れて使えない。
その先から梯子やロープがあり、一気に岩を登る(写真3)。
やっと周りの展望が開ける。
目的地の三笠山・諏訪山方向も見えてくる。

 少し登ると小さな小屋のある山頂に着く。小屋の近くには「三笠山 山頂」と表示がある。
三角点があり360度の展望があり眺めがよい。諏訪山も丸っこい姿が見える。
そこが「ヤツウチグラ」であることはあとでわかった。
そこから諏訪山まで723mと、表示がある。

 そこから20分で三角点のある「諏訪山(標高1549m)」であった。
ピークの諏訪山は写真のように樹林に囲まれ展望はない(写真4)。

 少し手前の三笠山の方が展望はあり、よい。
風もなく暑いので、そこで10分ほど休憩し、山頂をあとにして引き返した。

そして、三笠山ではもう一度展望を楽しんだ(写真5)。
ただ、炎天下は暑かったので、小屋の日陰で休む。

 誰にも会わない山歩きであった。
稜線から下るところで行き過ぎ、お堂の周りで道を探してしまったが、登ってきた道を思い出し30mくらい引き返すことであまりロスしないで下山でした。

 諏訪山は、気温・湿度も高く暑くて、あまり期待はしていなかったが、梯子や岩場、展望と楽しませてくれた。
下山後は、近くにあった「上野村ふれあい館」で紹介してくれた温泉、国民宿舎やまびこ荘「塩の沢温泉」で汗を流した(写真6)。

 塩の沢温泉の泉質は、鉄分や二酸化炭素ナトリウム塩化物・炭酸水素であるが、露天風呂だけでなく洞窟風呂がありおもしろかった。
 

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