2010.10.17 MM第323号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus
       
                         

妙義山 (みょうぎさん1104m 群馬県) 日本二百名山

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この山の私の印象等は・・・                                 

「 朝から暑さに閉口したが、いろいろ楽しめた 妙義山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2010年7月18日(月)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

5:41妙義神社駐車場−6:21大の字6:30−6:38辻−6:45見晴台6:50−7:03中の道へ合流−7:06第1見晴7:09−

7:22第2見晴−7:30タルワキ沢−7:38本読みの僧7:43−7:56東屋−8:40大砲岩−8:45第四石門−第二石門−

第一石門−9:05石門入口


          【 かかった時間 3時間02分  】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。

  
妙義神社駐車場から妙義神社に向かう(写真1) 鳥居をくぐり神社の石段を登っていく(写真2)
梯子で一気に登ると「大の字」だ(写真3) 「大砲岩」からの展望(写真4)
「大砲岩」を過ぎるとすぐに「第四石門」はあった(写真5) 「第二石門」上からの展望(写真6)

 【感想 等】

 7月の「海の日」の3連休の3日目に歩いた。

妙義山にある最高峰「1104mの相馬岳」に登ったのではなく、「大の字」から「中間道」を歩いたに過ぎない。
しかし、鎖あり岩場あり展望有りの楽しい山歩きができた。

ちょうど、一日目に梅雨が明け、天気がよい楽しい3連休になり3日目を飾るにふさわしい山歩きができた。


 早朝、山の中腹にある妙義神社駐車場から見るご来光はまあまあきれいだった。
今日も暑くなりそうなので支度を素早く済ませ、5時41分に出発した。
この2日間は涼しい朝のうちは快適な山歩きができていたのでそうしたのだ(午後は暑くて暑くて大変だったが・・・)。

 快晴の中、妙義神社駐車場から妙義神社に向かう(写真1)。
道路に面したところにある焦げ茶色の大鳥居から入っていくと、「妙義山登山道入口」の標識があり、参道を進んでいく。
そして、中の鳥居をくぐり神社の石段を登っていくと、本殿は台風の被害があり立入禁止。
その右横に登山道はある。そして「登山カードを出したか?」「大の字・白雲山頂コース(上級者コース)」とある。

 樹林の中を登っていくと、台風で崩れたあとがある。その土砂の上を乗り越えて進んでいく。
朝も早いというのに、気温も高く湿度があり、少し歩いただけで汗ばんでくる。半袖シャツもびっしょりである。

 30分ほど登ると、鎖だ。
私は鎖や岩場がどちらかというと好きな方だ。
その上には「大の字」があった(写真3)。

 駐車場からも見えた「大」の字である。
快晴ということもあり、展望は最高だ。
関東平野が手に取るように見える。
平野と言っても全部田んぼ等ではなく、小さな山の尾根がいくつも並んだ感じだ。
また、遠くの方にも山がたくさん見えるが、私には名前がよくわからない。
まあ名前なんかいい、この気持ちよさがあれば・・・。

 この妙義山の主峰、相馬岳の切り立った岩肌も目の前に見える。
岩登りの技術なしには登れないと言うので今回のコースにしたが、二百名山を登られている方はどうしているのだろうか。
そんなことを考えながら目を斜め下にやると白くて大きなヤマユリが咲いていた。
このコースでいいんだよ、十分楽しめるし・・・、と言っているような・・・。

 大の字を下り、しばらく行くと「辻」に出た。
ここから上がっていくと「上級者コース」である。
大きな石に黄色のペンキで「キケン」という字と共に書かれていた。

 しばらく行くと、鎖だ。
なかなか楽しませてくれる。
登った近くに「見晴台」という標示があったので行ったが、樹木が生い茂りあまり見えなかった。
これが地図上の「第一見晴」かな、と思っていたら違った。

 7時過ぎ、「中間道」に合流した。
そのすぐ先に「第一見晴」はあった。
「大の字」からの展望と同じようによく見渡せる。
目を右にやると金銅山(中之岳)がそびえ立っている。

 細い線状に流れている「大黒ノ滝」を過ぎるとすぐ「第2見晴」だ。
ここからはもっとはっきり金銅山が見える。
ここ妙義山からの展望はなかなかよく、気に入った。

 「タルワキ沢」を通り7時半過ぎ、「本読みの僧」に着いた。
ここが中間道の中間点との標示があった。

 この「本読みの僧」は自然にできた形だという。
良い形にできてはいるが、赤い帽子とエプロンがなければ見落としてしまいそうである。
出発してまだ1時間余しか経っていない。
それほど起伏がない樹林帯を歩いているのに汗をかなりかいているというのは、ペースがやや速いのかもしれない。
少しこの僧を見ながら休むことにした。

 本読みの僧から10分少しで東屋に着いた。
この東屋、そして妙義山の植物や動物、成り立ちなどの看板が遊歩道沿いにあり良く整備されていることがわかる。

 鉄の長い階段を通り、岩が覆い被さった道を抜けると「大砲岩」である。
そこからは写真のように、前景に妙義山の山、後景に展望できる山々が見え、奥行きのある風景が迫ってくる(写真4)。
ここもなかなかいい!

 そのすぐ先に、大きな石のアーチがが見えてきた。それは「第4石門」であった(写真5)。
遊歩道沿いになり、遊歩道が石門をくぐるコースになっている。
そこをくぐるとまた東屋があり他の石門の標識が出ている。

 私の地図には石門については詳しく出ていなかったので「←第一第二石門」と書かれている方に向かった。
少し下りていくと鎖がありその上に岩の空間がある。
なかなか面白い。
登っていくと「第二石門」の標示が付いていた。
そこから見る風景もすばらしい。石筍のような岩が不安定に天に突き出ている(写真6)。

 下っていくと石門入口の標示があり、その先の大きな「第一石門」を過ぎると道路に出てしまった。
「第三石門」は第四石門の近くにあったのであるが、標示を見落としてしまった。

 そこは「妙義公園管理事務所」がある石門入口である。
当初は「中之岳神社」に下る予定だったが、十分楽しんだので登り返すのをやめにした。

 妙義神社駐車場へは自転車で戻った。
このために家からシティーサイクルを積んできていた。
ほとんど下りの9kmの舗装道を快適に17分で戻った。

 そんなに期待していなかった「妙義山」は、朝から汗をかいたが大変変化に富んだすばらしい山歩きだった。

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