2010.11.10 MM第326号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2010年9月18日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 仲仙寺P7:15発−8:00稜線(第1ピット)−8:10四合目8:13−8:34五合目(第3ピット)8:40−8:56六合目−9:14七合目 −9:51八合目9:58−10:13九合目−10:35経ヶ岳〈2296m〉10:46−11:05九合目−11:17八合目11:28−11:48 七合目−12:09五合目12:17−12:32四合目−12:54稜線(第1ピット)−13:17仲仙寺P 【 登り 3時間4分 下り 2時間14分 合計時間 5時間18分 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 また、温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。 【温泉】 みはらしの湯(600円) 伊那市(登山口近く) |
仲仙寺は新しい山門もあり信仰が厚そうだ(写真1) | 7合目には9時過ぎに着いた(写真2) |
「経ヶ岳」山頂は(写真3) | ガスが晴れ山が見えるようになってきた(写真4) |
フシグロセンノウも咲いていた(写真5) | 下山後は近くの「みはらしの湯」へ(写真6) |
【感想 等】 9月の3連休は中央アルプスの日本二百名山に出かけた。 その第1弾は一番北にある「経ヶ岳」である。 中央高速を伊那ICで下り、車で進んでいくと「みはらしの湯」の標識が出ていたのでつられてそこへ行ってしまった。 そこから登山口のある「仲仙寺」まではすぐ近くなのに、ちょっと苦労して登山口の仲仙寺へ7時過ぎに到着した。 ここには公民館と考古資料館があるのでそれらの駐車場に何台も車を置くことができ、ありがたい。 またトイレも完備している。 私はすぐに準備をし、出発した。 山への案内表示に沿ってお寺の境内に入る。 左手には新しくできた山門ができたてほやほやの肌色ぽいの木の色を見せている。 その脇には彼岸花が咲いている。 進んでいくと「羽広観音」と書かれた所に石段があり、「→経ヶ岳」と書かれている(写真1)。 石段を上がって中を見学してから矢印に従って山道に入っていったが、上の境内からも山道には繋がっていた。 樹林帯をどんどん登っていく。傾斜はそれほど急ではない。 45分で「第1ピット」と書かれた所に着いた。 白い表示板のその下には「伊那養護学校」と書かれているので、養護学校の生徒が毎年訓練を兼ねて登っているのだろう。 そこから稜線に出る。 第1ピットから10分で4合目だった。大泉ダムに行く分岐である。 そして4合目から20分で5合目だった。 5合目には「第3ピット」の標示もあった。 この辺は樹林が明るい感じだ。 見るとカラマツの林である。 やや急な所もあるが大したことはない。 7合目には9時過ぎに着いた(写真2)。 経ヶ岳の上の方はガスがかかり、空も薄い雲に覆われている。 写真のようにここには三角点がある(四等三角点)。 標高は1915mだ。 仲仙寺が945mなので約1000m登ったことになる。 あと登る高さは200mもない。 樹林が切れている方角もあるが、ガスがかかり展望がないのが残念である。 ここにはトリカブトやアキノキリンソウ、ハハコグサなどが咲いている。 なだらかな道を歩いていると、こんもりとした8合目に着いた(帰路に撮した写真4がある)。 墓石のような新しい石碑がある。 周りは開けているのに雲が垂れ込めている。 ここまで来れば山頂はすぐだ。休まず進む。 木は少なくなり、クマササが多くなる。 それと共に、周りの展望が広がってくる。 マツムシソウや名前がわからない花が咲いている。 そこにはお地蔵さんがあった。 また樹林の中に入り、20分余歩いた。 そして、10時半過ぎ、2296mの経ヶ岳山頂に着いた(写真3)。 ここにも石碑や石仏等がある。 そして、写真のように、もし晴れていても樹木に囲まれあまり展望は良くなかった。 それなら少し下りたところの方が見晴らしがいい、と10分ほど休んで下山開始。 元来た道を戻る。 ラッキーなことに周りのガスが少しずつ切れてくる。 うっすらと周りの山や伊那市の町並も少し見えてくる。 11時過ぎ、8合目に着いた(写真4)。 振り返ると、行きには見えなかった山頂方向もはっきり見える。 ここで休憩することにした。 アキアカネがたくさん飛んでいる。 その後も順調に下り、5合目には12時過ぎに着いた。 4合目では行きに気づかなかった、フシグロセンノウも見つけた(写真5)。 仲仙寺の境内をゆっくり見学し、13時過ぎに駐車場に戻った。 はびろ道の「丁石 丁観音」のことや「木造持国天 多聞天立像」などこの地域の歴史が少しわかった。 下山後はすぐ近くの温泉「みはらしの湯」に向かった(写真6)。 なかなか立派な地域の日帰り温泉施設で町が力を入れていることがわかる。 露天風呂も良かったが寝湯もあり気持ちよくのんびり入浴できた。 |