2011.04.15 MM第345号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

                                

篠山 (ささやま 1065m) 愛媛・高知県 日本三百名山


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この山の私の印象等は・・・                                 

「 地域で大事にされている信仰とミヤコザサの 篠山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2011年3月27日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

篠山第1駐車場6:29発−6:49観世音寺跡−7:00篠山〈1065m〉7:06−7:29篠山第1駐車場P

                【 登り 31分  下り 23分  計 54分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 また、温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
1kmで山頂とはうれしい(写真1) 観世音寺跡からは山頂まで300m(写真2)
山頂には篠山神社が(写真3) ミヤコザサを守る御座がかかっている(写真4)
周りの景色が見渡せる(写真5) 木々の手入れもいい(写真6)

 【感想 等】

 前日、道後温泉を出てから、松山ICから西予宇和ICまでは「無料化社会実験区間」のため高速無料はうれしかった。
そこから宇和島市までは遠かった。
また、そこから県道4号線をかなり走り、高知県境を越えた。

 すると急に道が細くなり、心細くなり山の中の一軒家に電気がついていたので道を尋ねる。
高知県側からの車道は細いので戻って愛媛県側の犬除からの道は「大規模林道で道幅が5mあるのでそこを登っていくと山頂近くまで行くことができる」と教えてくれた。
 おじいさんが親切に教えてくれ、しかも懐中電灯を照らしながら車まで来てくれて見送ってくれた。ありがたかった。

 道を聞いて、自分が行こうとしている登山口とは違った場所に進んでいることがわかった。
また、篠山トンネル手前の「焼滝」から登ろうと考えていたが、その上まで3月下旬でも行くことができることがわかりよかった。

 20時、トイレもある広い、第1駐車場に着き野営。
満天の星がきれいだった。久しぶりに見る天の川やたくさんの星たちにうっとりした。


 翌日は、6時半に出発した。
登山口の標識を見ると「山頂まで1000m」とある(写真1)。
こんな高くまで車で来ることができるとは、期待していなかっただけにうれしい。

 左半分が伐採された山道を登って行く。
少し登ると雑木林になる。
20分登ると「観世音寺跡」に着いた(写真2)。
そこに立てられた看板によるとずいぶん歴史のあるお寺があったようである。

 ここにはシカ除けの柵があり、山頂まで300mとある。
良く整備されているし、このような表示が100mおきにあるので初心者でも安心して歩くことができる。

 焼滝から登り、3時間40分のコースタイムを予定していたので
時間を得したような、拍子抜けのような・・・

 観世音寺跡から10分登ると、もう山頂であった。
歴史を感じる狛犬が両側にあり、壊れかけた石段が続いている。
そこを登っていくと、篠山神社がある山頂だ(写真3)。

 写真のように雪が少し残っている。
小さいけど、木造の頑丈そうな神社でびっくりした。

 その向こうには二等三角点があり、「予土国境」という立派な石柱が立っていた(写真4)。
写真のように少しは木が邪魔をしてはいるが見晴らしはいい。
山々が連なり、そして海も見える。

足元には藁で作った「むしろ」がある。
それはミヤコザサを寒さなどから守っているのだろう。
山頂付近の地面に何枚も被せられていた(写真5)。
新しい神社やミヤコザサのシカ除けの柵、寒さ除けのむしろは、
地域の人々がこの篠山を大事にしていることがよく伝わってきた。

 今日はもう1つ登りたい山があるので下山を開始した。
観世音寺跡まで5分、その後も順調に下った。

 木々は間引きがよくされている(写真6)。
私の住んでいる地方の里山のように木々が放置されていてひょろひょろということはない。
木々が朝陽を浴びて生き生きしているように見える。

 7時半には駐車場に戻った。
早朝の散歩といった感じであった。

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