2011.06.12 MM第351号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

                                

位山 (くらいやま 1529m) 岐阜県 日本二百名山

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この山の私の印象等は・・・                                 

「 天空歩道の楽しみは次回にした大雨の 位山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2011年5月1日(日)

【天候】        雨

【コース及び時間】

ダナ平林道終点登山口7:05−7:38天ノ岩戸−7:42位山〈1529m〉−7:48天の泉7:52−7:58天ノ岩戸−

8:20ダナ平林道終点登山口


                【 登り 37分  下り 34分  計 1時間11分 】


*コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 また、温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。

【温泉】       道の駅 「桜の郷 荘川(桜香の湯)」 (500円) 岐阜県高山市

  
運良く登山口まで入れた(写真1) 「巨石群遊歩道」を登る(写真2)
林の中にはまだ雪が(写真3) 位山(標高1529m)山頂(写真4)
「天の泉」の御神水を飲んで休憩(写真5) 雨の日は温泉でのんびりと(写真6)

 【感想 等】

 GWの3日目は、大雨。

 この「位山」から「川上岳」まで続く『天空遊歩道』は、なだらかな尾根歩きということで今回の楽しみの1つであった。
しかしあいにくの雨。
予定を変更して翌日にすることも考えたが、他の山との位置関係でそれはあきらめた。

 また、1日温泉でのんびりすることも頭をよぎったが、1日はあまりにも長すぎる。
自然界には晴れだけでなく、雨の日も雪の日も嵐の日もある。
そんな中を歩くのも悪くない、と道の駅「モンデウス飛弾位山」で考えた。

 スキー場にある広いこの道の駅駐車場は強風が吹き付け車が揺れるほどであった。
3月末の四国の山「瓶ガ森(メルマガNo.344)」では雪のため敗退した。
その教訓を生かし、GWの岐阜ではかなり念入りに資料集めをした。

 雪のため閉鎖されている林道や登山口も多々ある。
この「ダナ平林道」も1週間前の情報では、登山口から1kmは雪のため入れなかった。
しかし、雨の中を道の駅「モンデウス飛弾位山」から歩くより林道を1km歩いた方が楽なので林道を行くことにした。

 道の駅先の未舗装道を入っていく。
林道には雪があるものの、1回だけ車の底を擦り終点まで走ることができた。
この1週間の間に除雪してくれたのだろう。
ありがたいことである。

 終点は広い駐車場があり、案内板まであった(写真1)。
雨がかなり降っているので多少躊躇したが、7時過ぎ出発した。
写真でもわかるように右に鳥居、階段の上には奇妙な丸い造形物があった。
近くで見るとマスコットのような顔にも見える。
そして左右には狛犬ならぬ青銅製の龍が置かれている。

 出発して数分歩くと「御門岩」があった(写真2)。
大きな岩の上から木が生えている。
ここは「巨石群雄歩道」と言われているのを忘れていた。

 「光岩」「蔵立岩」など次々にあらわれる。
歩きやすいように横木や敷き木がある。

 登山口から30分余、「天の岩戸」に着いた。
入口には小さな祠があるが、雨風から守るように青いトタンの屋根がちょっと残念である。
登山口のモニュメント、これらの岩の名前から何か宗教的な香りがする。

 この辺まで来ると雪がかなりある(写真3)。
雨はあいかわらず、かなり降っていてカメラも濡れている。
うんざりしながら歩く。

 そこから少し行くと、周遊コースの分岐であった。
右から山頂経由で周遊することにした。

 「展望広場」を過ぎ、「川上岳」への分岐を過ぎると、もう「位山(標高1529m)」であった。

 写真のように樹木に囲まれ、山頂からの展望はない。
ただ、天気さえ良ければ、御嶽、白山、乗鞍岳等の眺望ポイントがあることを案内板が教えてくれている。

 雨の中を休憩もできない。
「天の泉」に向かう。

 山頂から数分の所にある「天の泉」は屋根が付いていた(写真4)。
この御神水をいただく。
天然水特有の甘さがありおいしかった。

 リュックから行動食を出して食べる。
雨で屋根がなければリュックも開けることができない。

 この山頂には少し離れたところにトイレもある。
周遊コースから少し下ったところにあるので見ながら天の岩戸に戻る。

 そこからは往路と同じコースを下るだけだ。
雨は朝から同じようにかなり降っている。
8時半近く登山口の駐車場に着いた。

 あいにくの雨で、川上岳への縦走は次回にお預けになってしまったが、仕方ないことである。
下山後は温泉でのんびりだ。

 高山市方向に向かいすぐの所に道の駅「桜の郷 荘川」がある。
その道の駅に日帰り温泉がある。

 まだまだ時間はあるので、途中の道の駅「ななもり清見」に寄り、10時半に着く。
前夜から雨なので、道の駅「桜の郷 荘川」は、それほど混んではいなかった(写真6)。

 ゆっくり温泉に入り、休息所で休んだり山の記録を整理したりできた。
雨で位山から川上岳までの往復16kmの天空遊歩道は歩けなかったが、温泉でのんびりできた1日であった。

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