2011.06.20 MM第352号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2011年5月2日(月) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 ダイナランドスキー場P6:40−7:18リフト終点7:23−8:12前大日−8:25大日ヶ岳〈1709m〉8:36−8:47前大日− 9:15リフト終点9:20−9:45ダイナランドスキー場P 【 登り 1時間40分 下り 1時間4分 計 2時間44分 】 *コースタイムは休憩や写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 また、温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。 |
ダイナランドスキー場はほとんど雪はないが(写真1) | フキノトウがいっぱいだ(写真2) |
尾根まで上がるとたくさんの雪がある(写真3) | 「前大日」は雪がいっぱいである(写真4) |
大日ヶ岳山頂には大日如来他いろいろあった(写真5) | 山頂からの展望はいい(写真6) |
【感想 等】 GWの4日目は日本二百名山の1つ、大日ヶ岳へ行った。 前日の雨もすっかり上がり、ラッキーだ。 岐阜県にはスキー場が多い。 スキー場は当然、山の斜面にある。 前日の位山も一般的にはモンデウススキー場から登る。 この大日ヶ岳も南西にはウイングヒルスキー場があり、東側には「高鷲スノーハイク」「ダイナランドスキー場」がある。 今回は最短コース、「ダイナランドスキー場」からのコースを歩いた。 スキー場にある登山口はスキー場までの案内板が出ていることが多く、間違わずに行けることが多い。 今回も表示にそってスキー場の駐車場に向かって車を走らせる。 リフト乗り場の近くまで行くと、柵があり「登山者用駐車場」の表示がある。 まだ舗装道路は続いているが、このように表示してくれて車を置くことができるのはありがたい。 車は他には1台もない。一般的な山歩きはやはりもう少し後からなのだろう。 身支度を整え、6時半過ぎに出発する。 スキー場は所々に雪が残るだけである。 日溜まりには藤色のスミレが咲いている。 2分ほど行くと、黄色の木の看板で「登山道」の表示が出ている。 舗装道路はかなり遠回りだったので高さ2mほどある石垣にある残雪を越えていこうと直進した。 3分の2ほど行ったところで、大きな穴があいていた。 下は沢になっていた。 出発で穴に落ちたのでは話にならないので、引き返し舗装道路を通る。 案内表示にそって、リフト脇の道を登って行く(写真1)。 なだらかなので歩きやすい。 辺り一面フキノトウだらけである(写真2)。 道の駅にも売っていたが、山菜摘みが趣味の人にはたまらなく素敵な場所であろう。 (うちの庭にもフキノトウが出るが取って食べたことはない) 30分ほど登ると、かなり雪が残っていた。 そんなスキー場のゲレンデを登っていく。 7時18分、リフトの終点に着いた。 この先からは山道に入る。 日当たりも良く雪のない灌木と笹の尾根を歩いていく。 リフト終点から10分余歩くと、また雪が出現する(写真3)。 やがてまたリフト終点が見えてきた。 こちらはスキーができるくらいの雪がある。 よく見ると、スキーの板の跡が至る所に残っている。 営業しているがまだ時間も早いからスキーヤーはいないのか、営業を終了したばかりのようである。 ここは「高鷲スノーハイク」だろう。 ここまで来ると山頂方面が見えてくる。 地肌は見えるところもあものの、かなりの雪である。 ここはまだ、まさに早春だ。 雪の中をどんどん歩いていく。 8時12分、前大日に着いた(写真4)。 雪がいっぱいである。 雪があまりなかったスキー場駐車場から1時間半歩いただけでこんなたくさんの雪である。 山頂もかなり近くなった。 目の前のピークが大日ヶ岳の山頂である。 標高差もあまりない。 あとはなだらかに登るだけである。 前大日から10分余、「大日ヶ岳(標高1709m)」に着いた(写真5)。 写真のように、両側に石灯籠を従え、大日如来が座っている。 また、山々を記した方位版が360度の展望の山を教えてくれる。 そして一等三角点もそばにある。 雪の溶けたこの場所だけホットスポットのようである。 それは、放射能ではないが、神の力か太陽の力か・・・。 近くにある石版にはその大日如来の由来が書かれている。 正面に見える雪をかぶった山は「三ノ峰」だろうか(写真5)。 なかなか素敵な形の山で、今から行きたいくらいである。 が、そこまでの地形図を用意していない。雪山を甘く見ることはできない。 無理をしないことである。 山頂で休憩しながら、そんなことを考えた。 下山は、来た道を帰るだけである。 危ない箇所は全くない。 根元の雪が溶けたブナの木の写真を撮りながら下っていく。 9時過ぎにリフト終点に着く。 単独の男性が登ってきた。 この山で会ったのは、この1人である。 GW中ではあるが、今日は平日であった。 雪を十分楽しめた3時間である。 |