2011.09.04 MM第360号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

                                

富士山双子山(ふたごやま 1804m) 静岡県御殿場市 静岡県 日本百名山

メルマガ250号達成記念!CD−ROM(残りわずか!)      TOPに戻る     


この山の私の印象等は・・・                                 

「 予備日を利用し富士山の双子の子どもに登った 富士山双子山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
    メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」で毎週あなたに届きます。                                          


【歩いた日】     2011年7月28日(木)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

富士御殿場口新五合目6:59−7:10大石茶屋ー7:44双子山〈1804m〉7:48−8:04四辻(須山口二合目)−8:18幕岩

8:22−8:40/46−9:02御殿場口新五合目P

        【 登り 45分  下り 1時間04分(幕岩経由)   計 1時間49分 】

*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 また、温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。

【温泉】  御殿場市温泉会館   (3時間500円)

  
御殿場口新五合目からの富士山(写真1) やっと双子山への道を見つける(写真2)
少し登ると大石茶屋がある(写真3) だんだん双子山が大きくなる(写真4)
双子山山頂(写真5) 富士吉田山頂の久須志神社は静かだ(写真6)

 【感想 等】

 前日、富士山1日2回登りに挑戦したが、疲れたりアクシデントのために予備日を設けていた。
そのまま帰宅するのもつまらないので、富士山の寄生火山の1つに寄った。

 あの宝永山(メルマガNo.152)のすぐ南東にある。
今日は富士山八合目より上はガスがかかっている(写真1)。
そんな中を、次々に山頂めざして登って行く人達がいる。
平日の雨が降りそうな曇天ということで、駐車場は2割くらいの埋まり方である。
私もここ、御殿場新五合目の駐車場に車を止め、出発の準備をした。

 7時少し前に出発した。
目の前に見えてはいるが登山道はどこか探す。
地図では西方向に行ってから幕岩との分岐を過ぎ登っていく。

 ちょっと気が引けたが、柵を乗り越え進んでいくと、その標識があった(写真2)。
しかし、ちょっとおかしな感じである。
写真にも写っている双子山から離れる感じの方向だからだ。

 まあ、標識があるのだから行くことができるのだろう。
標識に従って登っていく。
ライオンズクラブの「100年の計、富士山に緑を戻そう」の看板がある。
写真のように火山灰に覆われ緑は多くはない。
植林をしたのだろう。

 藤色のホタルブクロやオンダテが咲いている。
上の方に茶屋が見えてきた。
どうも、これは大石茶屋に続く道だ。

 7時10分、大石茶屋に着いた(写真3)。
自分が行きたかった直接双子山に行く道ではなく、大石茶屋経由の道を来たようである。
大石茶屋からは標識があり、富士登山道と別れ左手に進んでいく。

 植物を保護したりガスが出た時迷わないように登山道にロープが張ってある。
ゆるやかに登っていくと、少しずつ双子山が大きくなってくる(写真4)。

 火山灰の砂は湿っているので、ほこりは立たず、靴もあまり深くはもぐらない。
フジアザミのつぼみがある。
富士山双子山が「御殿場市観光12選」に選ばれている、という看板もある。
足跡もあるので、南側にある「下双子山」に直登だ。

 最初はゆるやかであったが、最後の登りはかなり急で苦労した。
回り込んだところにある西からの登山道なら10分で登ることができるが、看板から20分かかった。

 双子山(標高1804m)の山頂には小さな鳥居と祠がある(写真5)。
索漠とした感じである。
富士山の展望も出発前と変わらず、上の方にはガスがかかっている。
前日の富士山2往復を富士山を仰ぎ見ながら振り返ろうと思ったが、今一歩である。
下界は雲海が広がっている。

 また、残念ながら愛鷹山等も雲の間からなんとか見える程度である。
上双子山方向に向かい、正規のルートで下山する。
上双子山(標高1929m)には踏み跡はあり登れるが、地図には登山道が書かれていない。
展望も良くないので、登るのをやめた。

 起伏がない道を西に進んでいくと「四辻」である。
バラ科のような白い花が咲いていたが名前はわからない。

 8時過ぎ、四辻に着いた。
「富士山 須山口下山歩道」という標識もある。
ここから西に行くと「御殿庭」「宝永山」「富士宮五合目」だ。
南に下って行くと、「須山口下山歩道」であり、「幕岩」「須山御胎内」に行く。

 私は「幕岩」をめざして南下していったが、あまり歩く人がいないのかややわかりにくいところもあった。
所々にある標識を頼りに下る。
風雪で曲がったマツを見ながら下る。
崖になっていて行き止まりかな、と思うと左に下りる道があったりした。
やや急な斜面を下りると河原の開けたところに出た。
そこが幕岩だった。
私は8時18分にそこに着いた(写真6)。

 もう少し大きな溶岩の幕かと思ったが、写真のように砂で埋まり上の部分しか幕岩は見えない。
ちょっとがっかりだった。
それで、すぐに帰路に着く。

 木々の中をほぼ水平に道は続く。
途中、小さな橋を越え、樹林の中を行く。
誰にも会わない1日かな、と思ったら小学校1年生くらいの男の子と父親に会う。
道の真ん中にシートを引いて休んでいた。
親子で山歩きとはほほえましい。

 9時過ぎ、駐車場に戻った。
樹林の出口に標識があった。
それは、私が出発時に見つけたかった双子山への標識であった(まあ、行くことができたから良かったが・・・)。
正確な標識か付近の地図がほしいものである。

 時刻はまだ午前9時である。
温泉に入りたくて、御殿場市温泉会館に行く。
ここの湯船からは正面に富士山が見える。

 温泉は10時からなのでゆっくり行き、10分前に着いた。
建物の前にある第1駐車場はほぼ満車であった。
みなさんオープンを待っているのである。
オープン前に温泉などの施設に行ったことがなかったので驚きであった。

 10時ちょうどにオープンし、入浴する。
富士山は相変わらす写真1のように上部にガスがかかっていたが、この2日間を振り返りながら疲れを取った。

 私の出合った百名山HPトップ   発行済みMM 「日本百名山」TOPに戻る   masarusにMail

inserted by FC2 system