2012.02.13 MM第380号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

                                

坊ヶ峰(ぼうがみね 446m)静岡県浜松市・愛知県豊橋市

石巻山(いしまきやま358m)愛知県豊橋市 [上]

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この山の私の印象等は・・・                                 

「 自然歩道、ヤブ漕ぎ、岩登りといろいろ経験できた 坊ヶ峰・石巻山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2012年1月30日(月)

【天候】        快晴

【コース及び時間】

[前半]
石巻山駐車場9:38発−(林道)−10:12豊橋自然歩道10:17−10:26稜線−10:29大知波峠−10:50富士見岩10:55

11:18本坂峠−11:29坊ヶ峰〈446m〉11:42−11:49本坂峠−[後半に続く]


    【 登り(坊ヶ峰まで) 1時間41分  下り(本坂峠まで) 7分  合計 1時間48分 】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
露天風呂で、浜名湖からのご来光を見る(写真1) 林道から「豊橋自然歩道」に入る(写真2)
なつかしい大知波峠に着く(写真3) 富士見岩はなかなかの岩だ(写真4)
富士見岩からは南アルプス・富士山が見える(写真5) 山の中には歴史を感じる神社があった(写真6)
本坂峠で旧姫街道と交差する(写真7) 「坊ヶ峰」山頂は樹林の中にある(写真8)

 【感想 等】

 浜名湖で2日目の朝を迎えた。
昨日は奥浜名自然歩道を歩き、尉ヶ峰(メルマガNo.379)に登った。
その後、温泉には入り露天風呂から浜名湖をのんびり眺めながら疲れを取った。

 朝は6時に起き、露天風呂で浜名湖に昇るご来光を眺めた(写真1)。
2日目も浜名湖付近の低山歩きなので、のんびり出発した。

山は浜名湖西のにある「坊ヶ峰」。
一番簡単歩きは、近くを通っている国道362号線「本坂トンネル」から登ることであるが、それではつまらない。
静岡県側から登ることも検討したが、豊橋市に「石巻山」を見つけ、そこから歩いた記録もネットで見つけた。
しかも「石巻山」近くには石巻山温泉というのが出ている(県別道路地図)。
これはいい、ということで「石巻山&坊ヶ峰」に決めた。

 9時、ホテルをチェックアウトし、国道362号線で本坂トンネルを越え豊橋市に入る。
これから歩く湖西連峰の様子を知ることができる。
本坂峠から国道362号線に下りてくるのだから・・・。

国道には坊ヶ峰や自然歩道などの表示はなかった。
長楽公民館近くから左に回り込み石巻山駐車場に着いた。
結構高い所に駐車場はあった(一周してこの駐車場まで戻ってこなくては・・・)。

月曜日の朝ということもあり、駐車場には車は1台しかなかった。
色あせ、コースが消えかけた付近の案内板があった。
それによるとここは「石巻山多米県立自然公園」であり「豊橋自然歩道」の一部である。

9時半過ぎ、出発した。
石巻山は後にして、まずは林道から県境の尾根をめざした。
車でも走ることのできる未舗装の林道を歩いていく。
ひたすら30分ほど歩くと「←豊橋自然歩道」の標識がある(写真1)。

やっと山道歩きができる。
途中、林道を横切り10分ほどで稜線に出た。
そこから3分ほど行くとなつかしい「大知波峠」に着いた(写真2)。

この大知波峠の廃寺跡は2007年の12月に来ている。
紅葉の中、石神山から湖西連峰を北上しここ大知波峠から下山した(メルマガNo.202)。
ここまでは誰にも会わなかったが、年輩の女性が2人登ってきた。

標識によると30分で「富士見岩」だ。
そこで休憩することにし、稜線歩きを楽しもう。

大知波峠からも浜名湖が見えたが、15分ほど歩くともっとよく見えてくる。
この300〜400mの稜線を送電線が通っている。
美観が落ちるが仕方がないことだろう。あの紀伊山地の奥駆道南部にも同じようなところがあった(メルマガNo.161)。

10時50分、富士見岩に着いた(写真3)。
手前で年輩の男性に会い、岩の上からの展望の良さを教えていただく。
彼の言うとおり、富士山から南アルプスまで見えるのには驚いた(写真4)。
この写真だと少しわかりにくいが、右隅に富士山、左隅に南アルプスが写っている。

展望を楽しんだら、本坂峠に向かう。
なだらかな稜線を進んでいく。
進行方向に坊ヶ峰の山容が見えてくる。

そして、倒木帯に出た。
昨年の台風15号の被害だろう。
倒木は焼津アルプスの被害(メルマガNo.373)に比べたらうんと少なく、通行できないことはない。
台風15号の上陸地が浜松なのに、ここは近いけれど西側だったので被害が少なかっのかもしれない。

上浅間社に着いた(写真5)。
こんな山の中に神社があるとはすごいことだ。
しかも幟を付けたりしっかり手入れが行き届いている。
お参りをし、下っていくと本坂峠までは数分であった(写真6)。
ここで「旧姫街道」と交差する。

道路地図の国道362号線の所にカッコ書きで「姫街道」と出ているがここはその旧道に当たる。
国道の本坂トンネルのすぐ北側にも旧「本坂トンネル」があるのでそれ以前の歴史のある街道と言うことになる。
両県にまたがるところではあるが整備されている。

休まず坊ヶ峰に向けて登っていく。
なかなかの急登であるが本坂峠が標高328m、坊ヶ峰が446mで標高差はわずか100m余だ。
10分も登ると山頂の社が見えてきた。
その社の前には「坊ヶ峰446m」の標識もある。
社の裏に回ると三角点と手作りの「坊ヶ峰」という標識があった(写真8)。

写真でわかるように樹木に囲まれ展望はない。
神社前で昼食を取り、下山を開始した。
山頂から本坂峠までは7分であった。

(メルマガNo.381に続く)

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