2012.04.23 MM第389号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2012年3月20日(火) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 はげの湯温泉上登山口7:35発−7:58/03−8:20湧蓋山〈1500m〉8:29−8:53登山口 【 登り 40分 下り 24分 合計 1時間4分 】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。 |
そこには広い駐車場と看板があった(写真1) | 灌木とクマザサの中を登っていく(写真2) |
温泉の湯煙がたくさんたなびいている(写真3) | 湧蓋山の山頂はもうすぐだ(写真4) |
由布岳、九重山など見えた。これは英彦山?(写真5) | 山頂からは360度の展望である(写真6) |
【感想 等】 2日目は『阿蘇くじゅう国立公園』へ。 7時過ぎ、湧蓋山地蔵原登山口に着いた。 そこではちょうど、地元の老人が体力づくりのウォーキングをしていた。 「ここは湧蓋山の登山口ですよね」と私。 「登れると思いますが、この裏から登る人が多いですよ」と彼。 「それは、ここから近くなんですか」 「15分くらいですよ。この先すぐの所に工事中の看板があるところを左に曲がって、まっすぐ行ったところです」 「ありがとうございます。行ってみます。」 うまく行けるかちょっと心配であったが、彼の言ったとおり走ると登山口に着くことが出来た。 あとからじっくり地図を見ると、ハゲノ湯温泉上の林道であった。 そこには「国有林直轄治山事業」の看板があり、登山道には「湧蓋山」という標識が置いてあった(写真1)。 車は10台分くらいのスペースがあった。 7時半過ぎ出発した。 クマササと灌木の中をゆるやかに登っていく(写真2)。 朝の散歩にはちょうどいい。 5分登ると眼下に山々が見えてきた。 あちこちで湯煙が上がっている(写真3)。 ここが活火山のある「阿蘇くじゅう」であることを教えてくれる。 今日はどこの温泉に入ろうか・・・、湯煙を見ているだけで楽しくなってくる。 そんな展望を楽しみながら登っていく。 朝方冷えたのだろう。足元には霜柱が3cmくらい伸びている。 登り始めて30分余、山頂が見えてきた(写真4)。 クマササが中心で所々に小さな木々があるだけだ。 このササを「ミヤコザサ」というそうだ。 火山の地質のため大きな木が生えていないのだろうか。 そんなことを考えていたら、数分で湧蓋山(標高1500m)に着いた。 山頂まで1時間かからなかった。 朝出合ったおじさんのおかげで、かなりショートカットになった。 うれしい限りである。 しかも山頂には木が生えていないので360度の展望である(写真5)。 これまでに登った英彦山、由布岳、九重山など見えた。 山の両側には石の祠があり、この地域で信仰され大事にされていることがわかる(写真6)。 また、写真でも少し見えるが山頂の標識は大きく立派である。 展望を楽しんだら、来た道を戻る。 下りはなんと30分かからなかった。 もちろん、山道では誰にも会わない。 1人楽しく歩けた湧蓋山であった。 |