2012.08.09 MM第402号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

鎌倉アルプス[天園コース](大平山 159m)神奈川県鎌倉市

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この山の私の印象等は・・・                                     

「 街の近くにこんな自然がある、と感心した 鎌倉アルプス 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2012年7月1日(日)

【天候】        曇り時々小雨

【コース及び時間】

鎌倉・大学前バス停12:53発−13:04鎌倉宮−13:15瑞泉寺−13:40天園休息所13:45−13:52大平山−

14:20建長寺14:45−14:52鶴岡八幡宮15:00−15:16JR鎌倉


         【 登り(大平山まで) 54分  下り(JR鎌倉まで) 51分   合計 1時間45分  】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。



  
ここから天園ハイキングコースは始まる(写真1) 市街地からそれほど遠くはないがこんな大木が・・・(写真2)
山が深い所もある(写真3) 『天園休息所』は定連で賑わう(写真4)
大平山には2グループが(写真5) 半僧坊上の展望台から(写真6)
建長寺庭園に魅せられる(写真7) 鶴ヶ丘八幡宮にも立ち寄る(写真8)

 【感想 等】

 梅雨時の合間、東京・横浜に行く機会があった。
半日の時間を使いミニアルプスである「鎌倉アルプス(天園コース)」に行くことにした。
時々小雨が降る天気であったが、行きたいと前から考えていた所なので決行した。


金沢八景で車から降ろしてもらい昼食を取り、バスで鎌倉に向かった。
JR鎌倉まであと少しのところで交通事故による渋滞になった。

地図を見るとちょうどハイキングコース近くだったので、「大学前」バス停で降り歩き始める。
金沢街道を東に向かい、「岐れ道」から鎌倉宮に向かった。

それほど多くはないが観光客が歩道を歩いている。
鎌倉宮にはすぐに着いた。
参拝し説明を読むと、「鎌倉幕府を倒すのに貢献した護良親王を祭神とする神社」とある。

鎌倉宮の横の道を進んでいくと瑞泉寺があり、その横には「天園ハイキングコース」の表示があった(写真1)。
写真・地図付きのカラーの案内板があり、英語だけでなく韓国語・中国語でも書かれていた。
さすが国際的な観光都市である。

入って行くとすぐに太い松のある山道である。
墓地も見えたが緑深い山々が見えてきた。
そうだった、鎌倉は三方を山・一方を海に囲まれた自然の要塞に源頼朝が幕府を開いたのであった。
山があって当たり前なのである。

この鎌倉アルプスは最高峰は159mの大平山である。
誰でも楽しめるお気軽山歩きなのがうれしい。

60〜70歳代の年配者のグループに追いついた。
山道の右側(東側)の木が切られ町並みが見える。
ハイキングコースの案内板から5分で山々が見えたり展望が開けたりしている。
そんなことに喜んでいると、苔むした岩の門が現れた。
情緒や歴史を感じるこれらの風景が好きである。

また太めの木々が気持ちよさそうに並んでいる(写真2)。

山々ももっと深くなってきた(写真3)。
まだ、歩き始めて20分である。

少し歩くと「天園休息所」に着いた(写真4)。
おばちゃんが勧めてくれたので尻当てを借り少し休憩することにした。
おばちゃんは定連らしい3人組と話している。
アプローチが便利で低山のこのコースなら健康作りに毎日歩いても苦にならないだろう。

休ませてもらったお礼を言って歩き始めると、裏の方にスズキジェミニが置いてあった。
ここまで車で来ることもできるのだ。
おばちゃんかこの隣の天園茶屋の人が車で来たのだろう。
ここからは富士山が見えるというのだが、時々小雨の今日は無理である。

その先には藤色のホタルブクロが咲いていた。
夏の低山を代表する花の1つである。
こんな花を見ると心が和む。

天園休息所から数分で「鎌倉カントリークラブ」のゴルフ場である。
山道のすぐ横に、ゴルフコースでプレーする人が見える。

その先がもう大平山(標高159m)であった(写真5)。
2グループが休んでいた。
近くに建物があったり家々が間近に見えたりはするがこのコースの最高峰で展望はよい。

ここまでハイキングコースから30分余。
なかなか良いコースである。

先ほど休んだばかりなので先に進むことにした。
岩窟の中に石造物があり見たり、「かながわの景勝50選」に選ばれたという『鎌倉十王岩の展望』からの眺めを楽しんだりし、カサブランカを彷彿させる満開のオニユリを見たりした。

そこからすぐに半僧坊上の「展望台」に着いた。
柵の向こうに海も見える(写真6)。

ここからは建長寺の境内で拝観料がかかる、と書いてある。
あとは階段を下れば鎌倉アルプスともお別れである。
いや、この展望台でハイキングコースは終わりのようである。
(どちらでもたいした違いはない。ここを下らないことには帰れない)

樹木の中の急な階段を下っていく。
すぐに半僧坊に着いた。
ここまでは多くの参拝者が登ってきている。
カラス天狗の像が目を引く。
少し休んで一気に降りる。

道沿いには珍しいアジサイも植わっている。
ちょうど梅雨時なので生き生きと花を咲かせている。
龍王殿の方丈や庭園を参観する(写真7)。

そこから北鎌倉に向かう手もあったが、鶴岡八幡宮に寄ってからJR鎌倉に行くことにした。
鎌倉街道を歩き数分で鶴岡八幡宮に着いた(写真8)。
雨が降りそうな曇り空、下り道と言うことで速く歩くことができた。

鶴岡八幡宮に参拝し、倒れた大銀杏のその後を見てからJR鎌倉に向かった。

時々小雨の中の約2時間であったが、傘もさすことなく歴史を感じながら楽しく歩くことができた。

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