2013.01.28 MM 第423号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


九鬼山 (くきやま、くきさん 970m) 

            山梨県都留市・大月市  山梨百名山

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この山の私の印象等は・・・                                     

「 モミジの落ち葉と富士山展望を楽しんだ 九鬼山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                 
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【歩いた日】     2012年11月25日(日)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

九鬼山下7:26発−(杉山新道)−8:06弥生峠−8:23リニア展望台−8:29富士見平−8:31九鬼山〈970m〉8:42

−8:43分岐−(愛宕神社コース)−8:58分岐−9:15愛宕神社−9:17九鬼山下P

 
          【 登り(杉山新道) 1時間5分  下り(愛宕神社コース) 35分   合計 1時間40分 】



*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
熊出没注意で、鈴を付ける(写真1) くっきりとした富士山が顔を出す(写真2)
山頂からも大月方面の展望がある(写真3) 九鬼山からの展望(写真4)
紅葉を楽しみながら下る(写真5) 山道には散ったばかりのモミジが(写真6)

 【感想 等】

 感謝の日をはさむ3連休、山梨県東部の山に出かけた。
3日目の朝、車を見るとびっしりの霜が付いている。
静岡より気温が低いのを実感する。
苦労して霜を取り、国道139号を進み禾生駅をめざす。

電車ならここから歩くのであるが、私は車である。
道路マップを見ながら登山口までの入口を探しぐるぐる回る。

落合橋から入るといいことがわかり煉瓦造りの素敵なアーチ橋を通過し、登山口に着いた。
ただ、車を止める所はなかった。

少し進み民家のおじさんに「山に登りたいけど、車を置いていい所はどこか」尋ねた。
そしたら、ありがたいことに庭においていい、という。

ご厚意に甘え、置かせていただく。
7時半少し前、出発する。
1分ほどで禾生駅からの道に出る。そこには禾生駅方向の標識と共に「杉山新道」「愛宕神社コース」の標識がある。
私は杉山新道を登り、愛宕神社コースを下る予定である。
左折しすぐに登山口である(写真1)。

そこには「熊出没注意」の看板があった。
万が一を考えザックから熊除けの鈴を出して付けた。

右手が杉林、左が紅葉を残す雑木林の中を登っていく。
まだ黄色く色づいたカラマツが残っている。
足元には紫色のアザミも咲いている。

それほど急ではない道を登ること40分、弥生峠に着いた。
樹林に囲まれていて展望は良くない。

そこからは稜線である。
なだらかに登っていくと10分余で「リニア展望台」に着いた。
確かに眼下にリニア線が見える。
今はリニアモーターカーが走っていないので残念である。

リニアモーターカーに乗りたい、と思っていた時期があり応募したことがある。
残念ながら外れだった。
静岡県は赤石山脈を少しだけ通過する。
県内には全国最多の6駅あるが、新幹線のぞみ号も止まらないしどうも新幹線やリニアには縁がないようである。

そんなことを考えていたら「富士見平」に着いた。
富士見平の名前のように富士山がきれいである(写真2)。
なかなかいい。
今回の山歩きで初めて見る富士山でもある。

そこからすぐに九鬼山(標高970m)の山頂に着いた。
二等三角点があり、大月方面の展望が良い。
山々が展望できる(写真3)。
下山後登る予定の高川山も見える。

山頂からは少し戻り、「愛宕神社コース」を下る。
雑木林の中を紅葉を見ながら下る(写真4)。

黄色く色づいた木の葉が逆光に輝いている。
散ったばかりのモミジが山道を埋めている(写真5)。
今年度最後になるかもしれない晩秋の紅葉を目に焼き付けるように見た。

杉山新道より少し急で35分で下ってしまった。
車を置かせて頂いた農家にお礼を言って九鬼山をあとにする。

今回も地域の人達の親切を感じた山歩きであった。
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