2013.02.18 MM 第426号
*下に私の感想等の文があります。
メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」で毎週あなたに届きます。
【歩いた日】 2013年1月4日(金) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 10:30名電赤坂駅−10:44登山道入口−(忠魂碑経由)−11:20宮路山〈316m〉11:29−11:34宮道天神社奥ノ院 −(宮道天神社奥ノ院経由)−11:44車道−12:10名電赤坂駅 【 登り 50分 下り 41分 合計 1時間31分 】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。 |
旧東海道の赤坂宿(写真1) | すぐに「忠魂碑」に着いた(写真2) |
宮路山は展望がいい(写真3) | よく整備されている山頂(写真4) |
宮道天神社奥ノ院から富士山の展望(写真5) | 宮道天神社奥ノ院(写真6) |
【感想 等】 JRで名古屋に行くついでに寄ることができる山はないか探したら、この「宮路山」が見つかった。 10時半、モダンな建物の名電赤坂駅に降り立った。 すぐに南西に向かって出発し、国道1号線を越え歩いて行った。 町並みの上に宮地山が見える。 歩いて行くと、旧道につき当たる。 右折し歩いて行く。 ここには旧東海道の赤坂宿があったという(写真1)。 歩いて行くと古い建物がいくつかあった。 情緒があっていい。 さらに歩いて行くと、「宮路山」という車用の標識があった。 どうも、車道用の道に来てしまったようだ。 行きと帰りで別の道が通れるからいいか、とそのコースを登ることにした。 舗装された坂を緩やかに登っていくと、3分で登山道入口に着いた。 もう少し車道を歩くことを覚悟していたのでうれしかった。 そしてすぐに「忠魂碑」に着いた(写真2)。 そこには椿の赤い花が咲いていた。 人の手で植えたものだろう。 灌木の中を緩やかに登っていく。 10時55分、車道にぶつかり駐車場もあった。 そして「宮路山遊歩道」と書かれていた。 車ならここまで上がることができるのだ。 (ここまで車で上がると歩く所はあまりないが・・・) 正月飾りに使うシダ植物、ウラジロが群生している中を進んで行く。 「宮路古道切通し」の看板があり、古代・中世の東海道だったそうだ。 15世紀になるまで使われていたと書かれている。 案内図があり、宮地山山頂に向かう2つのルートが書かれていた。 私は「左」の樹林帯の方に進んだ。 数分で尾根に出た。 そこは宮道天神社への分岐になっている。 宮路山へは100mとある。 11時20分、宮路山(標高361m)に着いた。 先客が3組いた。 途中でも何組かに会った。 風も強いが、いや風が強いから余計に展望が良い(写真3)。 銀色に輝く三河湾や渥美半島が見える。 ちょっと薄着できたので吹きっさらしでは寒い。 風が来ない所で休む。 山頂には大きな石碑もある(写真4)。 歴史に登場するあの持統天皇御幸の記念石碑だという。 来るまで知らなかったが、歴史のある山である。 帰路は宮道天神社奥ノ院経由で降りる。 木々の中を少し下って登ると5分で宮道天神社奥ノ院に着いた。 そこからの風景を見ると、なんと真っ白な雪をかぶった富士山が見える(写真5)。 思っても見なかったのでうれしかった。 宮道天神社奥ノ院は歴史がありそうなたたずまいであった。 石の所に水がたまっていたが、厚い氷が張っていた。 寒いわけである。 宮道天神社奥ノ院から赤坂駅に直接下るコースを降りる。 こちらのコースの方が杉などが茂っている。 降りていくとコンクリート製鳥居の右上部分が壊れている。 こんなのは珍しい。 普通は修理するか取り替えられる。 なぜ放置してあるのか気になった。 宮道天神社奥ノ院から10分で車道に出た。 降りていくと福祉健康センターがあり、その先には国道1号線があった。 赤坂駅は近い。 12時10分、赤坂駅に着いた。 ラッキーなことにすぐに電車があり乗ることができた。 寒い中であったが、歴史と富士山、渥美湾などの展望を楽しんだ山歩きであった。 |