2013.03.29 MM 第430号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


大神山 (おおがみやま 76m)

小笠原諸島 父島 (世界遺産)

メルマガ250号達成記念!CD−ROM(残りわずか!)      TOPに戻る     

この山の私の印象等は・・・                                     

「 まずは足慣らしに歩いた 大神山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
    メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                          


【歩いた日】     2013年3月21日(木)

【天候】        曇り後小雨

【コース及び時間】

青灯台入口バス停14:15−14:22大神山神社−14:31大神山〈76m〉14:35−14:50B-しっぷ


   【 登り 16分  下り 15分   合計 31分 】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
大神山神社の階段を上る(写真1) 大神山神社で神主が海を見ていた(写真2)
眼下の二見漁港を(写真3) 大村海岸を見下ろす(写真4)
山頂から三日月山方向を(写真5) 太平洋戦争の壕を通って山頂へ(写真6)

 【感想 等】

小笠原諸島へ行きたいとかねてから思っていた。
空港はなく、船で行くしかないこの島が世界遺産に登録された。

片道25時間半かかるこの島への便は6日に1本しかない。
休みが取れないととても行くことはできない。

今年は運良く代休もあり「小笠原に行きたい」という思いが実現することができた。
20日の午前10時に東京竹芝を出航したおがさわら丸はゆれにゆれ、パソコンを30分触った後は寝て過ごした。
お昼を食べたもののあとは20時間以上食べることができなかった。

私は吐くことはなかったが、何人も吐いているのを見た。
そんなことで夕日、星空、日の出と船上で楽しもうとしたことが何もできなかった。

11時半、予定通り父島、二見港に着き宿へ荷物を置いてから大村地区を散策した。
やっとお腹がすいてきたので島寿司と亀寿司を食べた。
島寿司は醤油漬けのトンボマグロで、亀は今が交尾のシーズンのため捕れているようだ。
味はまあまあと言ったところだった。

そのまま、14時過ぎ、大神山に登り始める。
二見港からもっとも手軽に登れる山である。

写真のような大神山神社の石段を登っていく(写真1)。
右側にはアオノリュウゼツランの株がたくさんあった。
明治時代の初期、繊維を取るために移入されたが繁殖力が強く増えたのだそうだ。

左手にはガジュマルが大きく育っている。
東京から南へ1000km、南国に来たことを感じる。

タコノキもある。
小笠原の固有種で根がたこの足のようにたくさん出ているのでそう呼ぶという。

やがて応援席まである立派な相撲場があり、大神山神社であった(写真2)。
神主がずっと海を凝視していた。
海と共に生きている島ならではの風景だろう。

ここまで登ると白砂の大村海岸と島で一番大きい集落、大村の集落が見えてくる。

そのすぐ先には太平洋戦争の壕(トーチカ)があった(写真6)。
この先には硫黄島があることを忘れていた。
(島には米軍が上陸することはなかったそうだが、戦争遺跡が今もたくさん残っている)

この壕を抜けて山頂に向かう。
わずか10数分で標高76mの大神山の山頂だった(写真5)。

その先には「パノラマ展望台」がある。
眼下には二見漁港が一望できる(写真3)。
上から見ても海水の透明度が高いのがわかる。

南側には大村海岸が見える(写真4)。
その後には三日月山展望台(ウェザーステーション)が見える。
天気が良ければこれから夕日を見に行くところだが・・・。

どんより曇っていたが、ぽつぽつ雨が降り出した。
手ぶらできたので傘がない、急いで下ろう。

大神山神社の横を通り、社務所からは階段を下りずに西への道を通る。
少し強く降ってきたので雨宿りをして宿近くの「B-しっぷ」に着いた。
B-しっぷは小笠原観光の情報センターになっている。
これからの計画を立てる。

お腹もすいてきたし、山を少し歩きようやく体が元に戻った。

inserted by FC2 system