2013.05.13 MM 第436号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


三日月山(みかづきやま 204m)小笠原諸島 父島 [世界遺産]

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この山の私の印象等は・・・                                     

「 日本一の夕日に出会えた 三日月山&ウェザーステーション 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2013年3月23日(土)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

三日月山展望台(ウェザーステーション)16:07−16:19三日月山〈標高204m〉16:22−16:30三日月山展望台

(ウェザーステーション)

         【 登り 12分  下り 8分   合計 20分 】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
三日月山展望台(ウェザーステーション)(写真1) なかなか素敵な雰囲気の中を歩く(写真2)
山頂下には防空壕と東屋が(写真3) 山頂には三角点もある(写真4)
どこからでも見える山だから展望はすばらしい(写真5) 雲が刻々と変化していく(写真6)
再び、厚い雲から太陽が顔を出す(写真7) そして水平線に沈んでいった(写真8)

 【感想 等】

 レンタルバイクを使っての山歩き、第1弾として旭山に登った(メルマガNo.433)。
その後、中央山(メルマガNo.434)に寄った。

そして、島の南にある、中山峠・高山(メルマガNo.435)に登った。
この中山峠・高山は保護地域あるだけあってすばらしい風景であった。

その後、コペペ海岸でシュノーケリングをし、
難破船のある境浦でも少し寒い中、シュノーケリングをした。
その後、大村にある宿に戻り少し休んでから、夕日のビューポイントである三日月山展望台(ウェザーステーション)に出かけた。
前日、ハートロック・トレッキング(メルマガNo.432)の後にはすぐに雲に隠れてしまったので再挑戦である。

また、運が良ければホエールウォッチングもできるかも・・・という期待もあった。

宿からバイクを走らせ、16時に三日月山展望台(ウェザーステーション)に着いた。
宿から歩いて20分、バイクなら5分くらいだ。

そこにはバイクで来た若者2人が話をしていた。
昨日の夕方の賑わいはなく、静かな展望台である(写真1)。

まだ夕日には1時間半以上もあり、昨日より雲が多くきれいな夕日は期待できないからかもしれない。

「小笠原国立公園三日月山 園地」の看板がある。
これによって道はわかったが、スケールがないので山頂まで歩いて何分かかるかわからない。
日没まではまだまだあるので大丈夫だろう、と出発する。

小笠原では低灌木が多いが、ここはうっそうとした木が茂っている(写真2)。
なかなか雰囲気がいい。

すぐに樹林を抜け、兄島などの島々が見えてくる。
岩が落ちたばかりの感じの断崖もある。

変化に富んだ風景を眺めていたらもう山頂近くまで来ていた。
立派な東屋があり、その先には父島では何回も見てきた防空壕がここでも口を開けていた(写真3)。
戦時中は敵機を攻めるにもちょうどいい場所である。

中を覗いてから山頂に向かう。
防空壕は奥まで続いている立派なものである。

簡単なベンチがあり、三角点がでんと鎮座している(写真4)。
360度の展望があり、なかなかよいビューポイントである。
ウェザーステーションという十分な展望があるからここまで来る人はあまりいない。

大村地区と二見湾がきれいに見える(写真5)。
残念ながら中央山などの山々には雲が立ちこめているが晴れていれば多くの山が見える。
一昨日登った大神山(メルマガNo.430)は低いので見える。

山頂まではわずか12分であった。
思ったより早くて良かった。
帰りも同じ道をウェザーステーションに戻る。

4時半に着いた。
夕日を待つ人達は数人に増えていた。
まだ日没までには1時間以上ある。

私は一番前に座り、クジラを探した。
ここウェザーステーションは父島の中でもっともクジラが見える場所である。
特に2月3月は出産のためにクジラが父島近くにやってくるので朝の30分で10頭前後見えるという。
目をこらして探すが、見つからない。

それより、刻々と変わる光と雲が織りなす金色模様がきれいである(写真6)。
いくら見ていても飽きない。

やがて太陽は厚い雲に隠れた。
そこでショーは終わりか・・・と思ったが、水平線近くは晴れたままであった。
時間もあるし待つことにした。

やがて、また太陽が顔を出した(写真7)。

そう!
ガイドブックによると、ここは「日本一美しい夕焼けが見れる場所」と言われているそうである。
すばらしい夕日がいつまでも続いている。

私の住んでいる静岡県の海岸では朝日は海から昇るが夕日は山に沈んでいく。

こうしてパソコンに向かっている今、東側の窓から朝日が昇ってきた。
私は朝日や夕日が好きなのでできる限り毎日のように眺めている。
日の出の位置もずいぶん左(北)に寄ってきている・・・。

確かに、ここ「ウェザーステーション」の夕日はすばらしい、と思った。

太陽は暗赤色に染まりながらどんどん水平線近くに下りていった(写真8)。
そして、水平線のすぐ上で見えなくなった。

う〜ん、なかなかいい。
しばらく余韻にしたってから宿に戻った。

4つの山歩きと3回のシュノーケリング、そしておまけの展望台等への観光とサンセット・・・。
ほんとに充実した小笠原での1日であった。


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