2013.09.09 MM 第450号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


節刀ヶ岳(せっとうがたけ 1736m)・鬼ヶ岳(おにがたけ 1738m)

雪頭ヶ岳(せっとうがたけ 1722m)

山梨県富士河口湖町・笛吹市  山梨百名山


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この山の私の印象等は・・・                                     

「 富士山を見ながらの縦走を楽しんだ 節刀ヶ岳・鬼ヶ岳・雪頭ヶ岳 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2013年4月29日(月)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】

〈前号分〉
西湖「いずみの湯」P6:19−7:21/7:26−7:32地蔵−7:59/8:04−8:05毛無山分岐−8:08十二ヶ岳〈1680m〉8:13

−8:40金山−(次号、節刀ヶ岳に続く)

        【 登り 1時間39分  下り(十二ヶ岳〜金山) 27分  合計 2時間6分  】



金山8:45−8:55節刀ヶ岳〈1736m〉9:00−9:10金山−9:28鬼ヶ岳〈1738m〉9:40−9:57雪頭ヶ岳〈1722m〉

−10:24/10:30−11:00根場入口バス停

        【 登り(金山〜節刀ヶ岳) 10分  縦走(節刀ヶ岳〜鬼ヶ岳) 28分  

             下り(鬼ヶ岳〜雪頭ヶ岳経由根場) 1時間14分  合計 1時間52分  】 *出発から3時間58分


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。
 温泉等の料金もよく変わりますので、あくまでもその時の料金です。


  
金山付近から見た鬼ヶ岳への尾根(写真1) 節刀ヶ岳(標高1736m)山頂(写真2)
鬼ヶ岳山頂は南アルプスの展望がよい(写真3) 雪頭ヶ岳山頂は展望がいい(写真4)
ミツバツツジが咲いていた(写真5) ヤマブキもきれいだ(写真6)

 【感想 等】

 6時過ぎ、「いずみの湯」の駐車場に車を止め、8時過ぎ山梨百名山の十二ヶ岳(標高1680m)に登った。
そこから北西に20分余で金山に着いた。
そこまでは前号で書いた(メルマガNo.449)。

私は日本百名山に挑戦した後は、3日以上の時間が取れるときはやや遠い県外に遠征し、
あまり時間がないときは隣県、山梨百名山を歩くことが多い。

山梨県の面積は約4500平方kmで全国32位である。
これは一番広い北海道の17分の1の広さである。
その中に山梨百名山があるのである。

ありがたいことにすぐ近くに山梨百名山があることも多い。

ここ金山から北に少し歩けば、山梨百名山の節刀ヶ岳である。
左手には鬼ヶ岳への稜線がある(写真1)。
右側が節刀ヶ岳への稜線である。

節刀ヶ岳を往復してから、鬼ヶ岳に向かう。

カラマツの木々の間の山道を快適に歩く。

手前に「大石峠」への分岐を過ぎ、金山から10分で節刀ヶ岳(標高1736m)に着いた(写真2)。
写真のように正面に富士山が見え、十二ヶ岳のでこぼこした尾根も見える。

河口湖とその町並みも見える。
ほんとにいろいろな山々がよく見える。

展望を楽しんだらまた金山に戻る。
この辺はシカが多いのだろう。
木の幹に金網が巻いてあったり、シカが木の皮を剥いであったりするのが見える。
また、幹に巻く金網も付けるために置いてある。

金山を過ぎると葉を落とした灌木の中にコバイケソウが芽を出している。
尾根歩きは快適である。

金山から20分弱で鬼ヶ岳(標高1738m)に着いた(写真3)。
先ほど登った節刀ヶ岳より、わずか2m高いだけである。

鬼のツノだと言う露岩が山頂にある。
そう言われれば、少しツノのようにも見える。

ここからの展望は同じようにすばらしい。
南アルプスの白い峰々もよく見える。
また南アルプスを歩きたいものである。
遠望するたびに、そんな思いを強くする。

ここ鬼ヶ岳から鍵掛峠に行く予定であったが、雪頭ヶ岳を通って直接根場に下る道も悪くないことがわかった。
時間短縮にもなるのでそちらを通ることにした。

まず、数mのアルミ製の梯子を下りる。
そして西湖など眼下を見下ろしながら10数分下っていくと、雪頭ヶ岳(1722m)に着いた(写真4)。
鬼ヶ岳もそうであったが、ここにも数人が休んでいた。
このコースの人気度がわかる。

ここは正面に西湖と富士山が見えるお花畑になっている。
ここだけ木が生えていない草原になっている。
地形図上では標高が書いてないので等高線から私が高さを記入した。

今は全く花はなく、草も枯れている。
花の時期にはどんな花が咲くのだろう。
フウロウの仲間、トラノオ、オダマキの仲間だろうか。
周辺の山々で咲く花から想像するのもおもしろい。

あとは降りるだけだ。
葉のない灌木の下にはコバイケソウが葉を伸ばしている。
そのあとはブナの原生林である。
木々はまだ葉を落としているがもうすぐ芽吹くだろう。

そして、急な下りが待っている。
植林された杉林の中を下っていく。
ミツバツツジが咲いている(写真5)。

アカヤシオもミツバツツジも同じツツジ科なので
花だけ見て、時々間違ったりする。

やがて東入川沿いに出る。
そこにはヤマブキの花が咲いている(写真6)。
私が春を感じるのはこのヤマブキの花である。

約1時間で根場に着いた。

この登山口にも「いずみの湯」で登山者を迎えに来ることが書いてあった。
それで、電話してみたが、混んでいて忙しいので無理だと、あっさり言われてしまった。
昨日のいずみの湯の混みようからはほぼ無理だとは思っていた。
(前日確かめておけばよかったのだが・・・)

車を置いたいずみの湯まで歩いて戻ることもできる。
しかし、バス路線であり10数分待てばバスが来るので、バスを待って車に戻った。


富士山を見ながら山歩きを楽しんだ4時間余であった。

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