2013.11.11 MM 第457号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2013年6月30日(日) 【天候】 薄曇り 【コース及び時間】 坂本林叟院下13:02−13:27笛吹き段公園上−13:40三回目の農道13:45−14:00高草山〈501m〉14:10 −14:36農道−14:50西の谷公園−15:00坂本林叟院下 【 登り 53分 下り 50分 合計 1時間43分 】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
「坂本Bコース」入口(写真1) | 市内が見えてくる(写真2) |
高草山山頂が見えてきた(写真3) | 「笛吹き段公園」を見下ろす(写真4) |
高草山山頂で休む家族連れ(写真5) | 「西の谷コース」下山路(写真6) |
人はあまり訪れない三角点 (写真7) | 登山口の「西ノ谷公園」(写真8) |
【感想 等】 6月下旬の記録である。 梅雨中ではあったが、その合間を縫って近くの里山に登った。 昼食後、焼津市の北部、坂本にある林叟院に着く。 岡部に向かう県道から林叟院に向かうと、「曹洞宗 高草山 林叟禅院」と書かれた所に坂本Aコース、坂本Bコースの手作りの標識がある(写真1)。 Aコースはよく登られる笛吹き段公園経由で高草山に登るコースであり、Bコースは利用者がそれほど多くない笛吹き段公園の上を経由するコースである。 13時過ぎ、林叟院下を出発した。 標識に導かれ右手に墓地を見ながら上がっていく。 数分登ると、山の間に焼津市方向が見えてくる。 山は思ったより深く、木々や草が生い茂っている。 出発から20分ほどで農道に出る。 高度を徐々に上げ、また眼下に市内が見えてきた時には家並みもかなり小さくなり、南にはサッポロビール静岡工場や焼津港も見えてくる(写真2)。 南西方向には藤枝やその先の台地も見える。 その先からは高草山山頂も見えてきた(写真3)。 歩き始めてから25分である。 小さなピークを越えると、すぐ右下に『笛吹き段公園』が見える(写真4)。 ここまでなら車で登ることもでき、市民の憩いの場所にもなっている。 多くの市内の小学校3年生がここから町の様子を勉強している。 見晴らしがよいと言うことは、「ここから見守ってもらえる」ということで1300年くらい前には多くのお墓が造られた。 その古墳が発掘され遺物は歴史資料館に保存され、石組みはそのまま残されている。 5分ほど登った所に、だれかがパソコンで作った古墳の案内板が設置してあった。 久しぶりにそこに行ってみたが、踏み跡が薄れやっと石室を見つけることができた。 元の山道に戻り、山頂をめざす。 大動脈東名高速道路が3の字を描くようにはっきり見えてきた。 茶畑の中を登っていく。 13時40分、三回目の農道に出る。 (このコースでは、これより上に農道はない) 30分余歩いたので少し休憩を取った。 焼津アルプス東尾根の手前を新幹線が走り、焼津港にはモーターボートが白波をたてながら戻ってくるのが見える。 また、山も田んぼも緑を増してきている。 そんなのどかな景色を見るのが好きだ。 やや草が生い茂った山道を登っていく。 10分ほど歩くと、石脇からの道に合流した。 年配の女性が2人、急坂を慎重に下りていく。 ここには「頂上まで255m」という表示が最近できた。 あと少しで山頂である。 満観峰への分岐を過ぎ、14時、高草山に着いた(写真5)。 山頂には子どもを連れた3家族が遊んでいた。 だれが植えたのか、クチナシの白い花が咲いている。 『西の谷』コースを見てから三角点に向かうことにする。 この高草山は双耳峰になっている。 その途中、くぼんだ所に「西の谷」と書いた標識がある(写真6)。 わずか2,3分の西側に行くと三角点(501.4m)がある(写真7)。 その先には「ソロモン群島戦没者 無名戦士之碑」がある。 まるで、焼津市や駿河湾、太平洋を見ているかのように・・・ 少し休んだら、戻って「西の谷」から下る。 初め、杉林の中を下っていく。 途中、標識はしっかりしていて、ベンチもある。 夏場だと、草が生い茂っている所もある。 前方に焼津市や焼津港などを見ながら下る。 急坂の茶畑や朽ち落ちた小屋もある。 3回の農道を横切り、下り始めてから30分で農道歩きになる。 道ばたのホタルブクロを見たりしながら下っていくと、山の麓にある「西の谷公園」に出る(写真8)。 あとは山沿いの道を歩いて坂本にある林叟院に戻ればいい。 私は10分で戻った。 梅雨の合間の晴れに楽しい2時間の山歩きができた。 |