2013.11.25 MM 第459号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


高柄山(たかつかやま 733m) 山梨県上野原市 山梨百名山


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この山の私の印象等は・・・                                     

「 予期していなかった周遊コースが歩けた 高柄山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2013年11月3日(日)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

上野原市川合7:32−(林道)−8:09地蔵8:14−8:42新大地峠−8:44大地峠分岐8:49−9:13千足峠9:18−

9:30大柄山〈733m〉9:40−9:49千足峠−10:11林道−10:38久保−10:48奥平11:00−11:11川合P


        【 登り 1時間43分  下り 1時間19分    合計 3時間2分  】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。



  
川合の登山口には「熊出没注意」の看板が(写真1) ドングリいっぱいの山道を行く(写真2)
紅葉が進みつつあり山々(写真3) 大地峠付近には新しい林道が(写真4)
高柄山からの展望(写真5) 高柄山[733m]の山頂(写真6)
 千足峠からまっすぐ下るが・・・(写真7) 久保への途中で見た渓谷はきれいだ(写真8)

 【感想 等】

先日、11月の文化の日3連休に山梨県東部の山梨百名山に出かけた。

1日目は大月市の権現山(標高1312m)に登り、奥多摩のキャンプ場で行われたイノシシ解体&食べる会に参加した。
朝一番に出発し、上野原市にある川合に着いた。

どこに車を置かして頂こうかと迷っていると地元のおばさんが歩いて来たので聞くと、登山口の隅に置けばいい、と言う。
ありがたくそこに置かせて頂き、7時半過ぎに出発した。
登山口にはしっかり標識もあり、「熊出没注意」の看板があったので熊除けの鈴を付けの出発である(写真1)。

落ち葉の多いえぐれた道を登っていく(写真2)。
30分ほど登ると地蔵が一体あった。
そこで最初の休憩をした。

前日の権現山もドングリがあったが、こちらはもっとたくさん落ちている。
ドングリを見ると、子どもの時ドングリ駒を作ったことを思いだし、なんか拾いたくなる。
小さいもの、長いもの、丸いもの・・・いろいろな種類がある。

歩き始めて1時間弱、新しい林道が登山道の10mくらい下に見える。
尾根に出て、大地峠の西に出たようである。

舗装されたきれいな林道を真下に見ながら歩いて行く。
周りの山々を見ていると、真っ白な富士山が白い雲の中にかろうじて見える。
そこには「御座敷の松」の看板がある。

昔、武田信玄が金鉱開発のためにここを訪れ休んだ所だという。
かつては立派な松があったが今はなく、改めて植えたとある。

この高さまで来ると山々が紅葉し始めている(写真3)。
林道に出てまた登る。
わざわざ山道を登らなくても林道を歩いた方が簡単だが、あえて歩く。
(だれかがマジックで書いてくれてあったが・・・)

新大地峠を過ぎ、大地峠への分岐で休む。
このコースも林道ができかなり変わった。

少し行くと、林道に出て「立入禁止」の表示(写真4)。
これから林道はどこまで延びるのだろうか・・・。

尾根を高柄山に向かう。
なだらかな登りで快適に歩く。

9時過ぎ、千足峠に着く。
この峠からの下る道は地形図には出ていないが、すぐにわかった。
この峠が千足集落に下るコースの分岐だと。
また同じコースを戻るのは嫌だな、と思っていたのでありがたい、予期せぬ下山路の発見である。

そこから10分余で高柄山(標高733m)に着いた(写真6)。
標高はわずか700m余であるが、登り甲斐のある楽しい山である。
先日紹介した焼津アルプス主峰、高草山(メルマガNo.457)がわずか501mであるが、ほぼ海面の高さからの山歩きなので歩き甲斐があるのと似ている。
高草山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-i/yama457/yama457.html

多くの山梨県の山にあるように富士山が見える方向を中心に木が切られ展望を作っている(写真5)。
残念ながら雲に隠れ富士山は見えないが・・・。


帰路は千足峠に戻り、そこを下っていく。
これまでのコースは自然に近い落葉広葉樹であったが、ここからは植林による針葉樹、杉林である。
林業で使われていた道を登山道として標識を付けたのだろう。

10時、桂川の支流の小さな沢に出た。
ここからは沢沿いに下るのだろう。
台風26号、27号の影響だろうか。
かなり沢沿いが荒れている(写真7)。

下れないほどではないが、大雨が降ればここが沢になったり木々が塞いだりするのだろう。
沢は徐々に広くなりやがて林道に出た。

あとは林道を歩いて久保に向かう。
なかなか長い林道歩きではあるが、途中、滝があったり吊り橋があったりして楽しませてくれる。
10時半、桂川の橋を通ったが、紅葉の始まりの渓谷を見ることができた(写真8)。

久保から線路沿いの道を車を止めてある川合に戻る。
奥平で左折し川を渡るのを見落とし、国道20号に出てしまう。

また奥平に戻り、ようやく川合に着いた。
山から林道に出てから1時間経っていた。
山道は苦にならないが、車道歩きは疲れる。

コースタイム5時間を予定していたが、千足への道を見つけ周遊コースを歩けてよかった。

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