2013.12.02 MM 第460号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2013年11月3日(日) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 大月市小篠12:20−12:25小篠貯水池−12:45穴路峠分岐−13:00/05−13:22仙人小屋跡−13:43高畑山 〈982m〉13:48−14:05天神山〈876m〉−14:09穴路峠−14:32倉岳山〈990m〉14:42−14:56穴路峠 14:59−15:21夫婦杉−15:31穴路峠分岐−15:52小篠P 【 登り(小篠〜高畑山) 1時間18分 (高畑山〜倉岳山) 44分 下り(倉岳山〜小篠) 1時間7分 合計 3時間9分 】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
小篠貯水池へのゲート(写真1) | 静かに佇む小篠貯水池(写真2) |
高畑山[標高982m]山頂(写真3) | 高畑山からは富士山が見えた(写真4) |
リンドウが咲いている(写真5) | 天神山から倉岳山が見えてくる(写真6) |
倉岳山[標高990m]山頂(写真7) | 穴路峠から分岐に戻る(写真8) |
【感想 等】 先日、11月の文化の日3連休に山梨県東部の山梨百名山に出かけた。 1日目は大月市の権現山(メルマガNo.458)に登り、2日目はまず高柄山(メルマガNo.459)に登った。 権現山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-i/yama458/yama458.html 高柄山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-i/yama459/yama459.html 高柄山からは予定より早く下山したので、山梨百名山の倉岳山に登ることにした。 この山はもう10年以上も前から登ろうと思っていた山である。 いろいろな本に紹介されていたので、東京に行ったついでに中央本線経由で静岡に戻りながら寄りたいと考えていたのである。 しかしなかなか実現せず、この日まで来ていた。 いろいろなコースを選べる山であるが、北側にいるので鳥沢か梁川辺りから登ることを考えた。 時刻は11時半。 小篠貯水池から高畑山に登り、倉岳山に行き穴路峠から下山すれば周遊ができることに気づいた。 梁川から登ればトチノキの巨木に会えるが次回の楽しみに取っておこう。 少々休んでいたら12時半近くなってしまった。 私の計算ではコースタイム4時間である。 日没までに下山できる時間である。 車で来ているので、駐車場を探す。 小篠貯水池周辺に車をおければいいが・・・。 上がっていくとゲートがあり、それ以上入ることができない。 ゲートの前にちょうど、1台分のスペースがあるのでそこに止めさせていただき、12時20分、出発した(写真1)。 ゲートの右にある歩行者用の出入口を通り上がっていくと貯水池があった(写真2)。 数分登ると、「峠道文化の森入口」と書かれてた木の杭がある。 集落と集落を結んでいた峠道。 全国に数多くあるが後世に伝えるべく記録と共に残してほしいものである。 出発から20分余で穴路峠への分岐に着いた(写真8)。 地蔵が安置されていて、昔から使われた山道であることが伺える。 私は右ルートを通り高畑山に向かう。 紅葉を始めた雑木林の中を登っていく。 赤系は少ないが、かなり黄色く色づいた木はある。 13時半近く、仙人小屋跡に着いた。 その辺りはまだそれほど大きくないが、杉の木が植えられている。 そこから20分で、高畑山[標高982m]であった(写真3)。 山頂には先客2人が休んでいた。 写真でもわかるように、この高畑山は富士山のビューポイントである。 「秀麗富士十二景九番山頂」と看板にある。 運良く、富士山が木々の間から見える(写真4)。 こんな富士もなかなかいい。 少し休んだら、倉岳山に向かう。 青紫色のリンドウが3株咲いている(写真5)。 私が好きな花の1つである。 忘れられたような所にひっそり、しかも凛として咲いているのがいい。 尾根歩きは楽しい。 穴路峠に少しずつ標高を下げていく。 ここには赤や朱色に紅葉した葉もあり、ドングリがたくさんある。 14時過ぎ、天神山に着いた。 高畑山から100m余、下ったことになる。 (それでも「山」という名前が付いている) ここからは木々の間から倉岳山が見える(写真6)。 倉岳山がだいぶ近づいてきた。 また下の街並みや山々も見える。 天神山から4分で、穴路峠であった。 倉岳山を往復し、ここから下山するのである。 疲れはないのでそのまま登っていく。 穴路峠から20分余で倉岳山[標高990m]に着いた(写真7)。 ここも富士山のビューポイントになっていて見えるが、山頂付近に雲が増えていた。 グラデーションの青い山々もなかなかいい。 山頂付近の紅葉と共に楽しみながら休憩する。 穴路峠に戻り、15時近く下り始める。 やや急な下りではあるがたいしたことはない。 少し下ると広葉樹から杉の針葉樹になった。 10分ほど下ると、40代くらいの外国人カップルが登ってきた。 あと2時間で日没である。 梁川駅まで行きたいと言うが、ヘッドライトもないというので無理だろうと伝えたがどうしただろうか。 その10分後にも、30代の日本人が登っていった。 彼は「その辺まで行って戻る」と話していた。 無事下山できるといいが・・・ 峠から20分で夫婦杉に着いた。 大きな杉の木の下で年配女性3人が休んでいた。 私はそのまま下り、行きに通った地蔵のある分岐点に着いた(写真8)。 あと少しである。 順調に下り、16時前にはゲートに戻った。 曇り空ではあったが、富士山や紅葉に出合えた山歩きであった。 |