2013.12.29 MM 第463号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 



扇山 (おおぎやま 1138m) 山梨県大月市 山梨百名山

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この山の私の印象等は・・・                                     

「 黄葉の中を楽しく歩けた 扇山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2013年11月4日(月)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

梨ノ木平P10:31発−11:13/18−11:35百蔵山分岐−11:41扇山〈1138m〉11:58−12:02百蔵山分岐

12:04−12:38P


      【 登り 1時間5分   下り 38分  合計 1時間43分  】


*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。



  
梨ノ木平登山口上の標識(写真1) 百蔵山への分岐近くにて(写真2)
扇山(標高1138m)山頂(写真3) 曇ってはいるが紅葉は素敵だ(写真4)
間伐された杉林もなかなかいい(写真5) 約2時間の山歩きだった(写真6)

 【感想 等】

11月の文化の日3連休に山梨県東部の山梨百名山に出かけた。

3日目は、あいにくの雨であったが曇り空になった。
まず岩殿山(メルマガNo.461)に登り、百蔵山(メルマガno.462)に登った。
岩殿山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-i/yama461/yama461.html
百蔵山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-i/yama462/yama462.html

時刻はまだ午前10時前である。
近くにある山梨百名山の1つである扇山(標高1138m)に登ることにした。
大月ゴルフ場の北にある梨ノ木平から登ることにする。
(電車であれば、百蔵山から縦走ができる。帰宅後気づいたが、車をどこかの駐車場に預け猿橋駅から登り、2山を縦走し鳥沢駅に下り
電車で車に戻る手もあった。)

10時過ぎに梨ノ木平に着いた。ちゃんとした舗装の駐車場があるのがうれしい。
バス停もあるのでバスでも来ることができるのだろう。
停留所の名前は「梨ノ木平扇山登山口」と書いてある。

10時半過ぎ、出発した。
駐車場のすぐ上にはきれいなトイレや休息できる小屋もある。
小屋の中を覗き、坂を登り始める。

新しい木のにおいがしそうな標識が付けられていた(写真1)。
それによると、山頂まで1時間50分である。
山頂に着くのはお昼頃だろう。

20分ほど歩くと、山道の石段に水が流れている。
そんなに雨が降ったのか・・・と思い登っていくと、水場があった。
その近くには赤い祠もあった。

杉林の中をどんどん登っていき、11時20分ツツジ群生地への分岐に着いた。

その先からは広葉樹が少しずつ多くなり、木の葉が黄色く色づいている。
11時半過ぎ、百蔵山分岐(大久保のコル)に着いた。

山頂は近いが、ここから稜線歩きである。
木々は黄葉していてなだらかな道を楽しく歩ける(写真2)。
百蔵山から歩いてくればもっと長くそれを味わえたのかもしれない。

分岐から数分で扇山(標高1138m)に着いた(写真3)。
梨ノ木平の標高が約600mなので540mほど登ったことになる。

写真3にも写っているが「秀麗富嶽十二景 六番山頂」とあり、ここから見える富士山の写真が添えられている。

今日は残念ながら展望はほとんどない。
天気が良ければ多くの山梨百名山や丹沢の山々が見えるだろう。
小中学生が遠足で来ても十分休めるくらい広々とした山頂と周りの紅葉を見て休む。

今回の3日間、天気は余りよくなかった。
だから富士山のビューポイントばかりなのに、うまく富士山が見えたのは高畑山だけである。
紅葉もイマイチで、この扇山での紅葉が一番良かったりする(写真4)。

ドングリはほんとよく落ちていた。
今回歩いたすべての山にたくさん落ちていて、少し拾ってきた。
1cmほど芽が出始めているのも拾ったので、植木鉢に植えてみようと思う。


下りは元来た道を戻る。
赤や黄色の木の葉が落ちている所で立ち止まってみる。
『葉っぱのフレディー(レオ・バスカーリア作)』を思い出した。

落ちたばかりの葉はなかなかきれいだ。
それがやがて肥沃な土になっていく・・・。

植林された杉林も手入れがされているとなかなかきれいだ(写真5)。
先週の新聞に円安になり国産木材も見直されていると書かれていた。
放置されひょろひょろの杉の木達は哀れである。

下っていくと登山口近くに看板があり、これは明治天皇からの恩賜林であるということがわかった。
それによると、山梨県の恩賜林は北海道に次いで多いという。

12時半過ぎ、バス停のある駐車場に着いた(写真6)。

約2時間の紅葉を楽しんだ山歩きであった。
まだ時間も早かったので、渋滞することなく15時半には帰宅できた。
今回も充実した山歩きができ、健康のありがたさを改めて感じた。
(10月中は腰を痛め、毎日接骨院に通っていたのである)


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