2014.02.05 MM 第467号
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2014年1月25日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 吉祥山登山口P10:19発−(Aコース)−10:52吉祥山〈382m〉11:00−(Cコース)−11:10昆虫の森−11:12 Aコースに合流−(Aコース)−11:34吉祥山登山口P 【 登り 33分 下り 34分 合計 1時間7分 】 *コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
駐車場、トイレ等整備されている(写真1) | Aコースの登山口(写真2) |
よく整備されていて歩きやすい(写真3) | 吉祥山(標高382m)の山頂(写真4) |
山頂からは360度の展望だ(写真5) | 吉祥天女の祠がある(写真6) |
【感想 等】 愛知に行く用事があったので、ついでに低山を歩いた。 この「吉祥山」は豊橋市と新城市の境にある。 大変おめでたい名前である。 古代から信仰の山で山頂付近に吉祥天女を祭ったところから名付けられたそうである。 また、豊橋市内から近いのがいい。 市内から北東に10kmほど走り東名高速のガードレールを越した所に登山口はある。 登山口に10時に着く。 街からそれほど離れていないのに駐車場、そして新しいトイレや休息所があるのがうれしい(写真1)。 駐車場はほぼ満車で、かろうじて置くことができた。 (翌日の日曜日は、雨の予報。本日は土曜日である。) 着替えをし、出発する。 駐車場には木製の案内板があり、A,B,Cコースが書かれていた。 往復で違ったコースを歩くことができるのはうれしい。 私はメインのAコースで登ることにする。 駐車場から見えるところがAコースの登山口である。 杖も置いてありなかなか整備されている感じである(写真2)。 なだらかに雑木林の中を登っていく。 すぐに木々を抜け、ササの中に出る(写真3)。 写真のようによく歩き込まれていて、登山者にもよく会った。 この右側は植林による杉林であるが、全体に自然林が多いのがいい。 また、写真のように、開けてきたので周りの風景も見えるようになった。 山頂も樹林越しに見えてきた。 20分ほど歩くと、また樹林に入った。 ここは結構木が茂っている。 左折すると「郷土の森」に行く、ということが標識に出ている。 吉祥山の詳しい案内板もある。 そこから10分余で、もう山頂だった(写真4)。 山頂には30人ほどの人が休んでいた。 駐車場が満車であったこと、この人の多さで山の人気度がわかる。 山頂まで30分余という手頃な登り、そして自然林もある街に近い山。 何よりいいのは、360度の展望である(写真5)。 低山ではあるが独立峰の良さである。 熟年の団体がいたが、子どもを連れた家族連れもいる。 傾斜も緩やかで、そんな方たちにはぴったりの山である。 帰りはCコースを通ろう。 右側が若い杉林、左が雑木林の間の急坂を下る。 2分ほど下ると、 「Cコースから休息所」の標識があった。 地図も見ずに、「ここがCコースか」と歩いて行く。 少し行くと、枯れかけたシイの大木がありその横に石の祠がある(写真6)。 これが吉祥天女の祠だ。 周りの大きめの木にもしめ縄が付けられている。 拝んだ後はほぼ水平の道を進んでいく。 予想に反してすぐにAコースに合流してしまった。 地図を見ると一番上のCコースを通ってしまった。 ちょっとがっかりしたが、まあいい。 鉄塔の下をくぐり、ぐんぐん下りていく。 すぐ下に東名高速道路が見える。 11時半過ぎ、駐車場に着いた。 せっかくなので休息所に寄ってみた。 この山で見られる植物の写真や活動の様子が掲示してある。 「吉祥山ボランティアの会」ががんばっている様子がわかった。 どの地域でもそうだが、地元の人達が郷土の山を愛し守ってくれている。 登らせていただく身にとっては大変ありがたいことである。 低山の吉祥山ではあったが、整備された道を気持ちよく歩き、360度の展望を楽しむことができた。 |