2014.02.18 MM 第468号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 


雨生山(313mうぶさん) ・ 金山(かなやま423m)

愛知県新城市・静岡県浜松市


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この山の私の印象等は・・・                                     

「 午前中に歩いた吉祥山などの展望を楽しんだ 雨生山と金山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2014年1月25日(土)


【天候】        晴れ

【コース及び時間】

宇利峠P12:33発−12:54雨生山〈313m〉13:00−13:33金山13:40−14:07ケルン−14:14林道−

14:25宇利峠P


    【 登り(宇利峠〜雨生山) 21分  雨生山〜金山 40分  下り(金山〜宇利峠) 45分    合計 1時間46分  】




*コースタイムは道迷いや写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。



  
宇利峠からの山道(写真1) 浜名湖方面が見えてくる(写真2)
雨生山(313m)山頂(写真3) 周りの山々や平野が見えてくる(写真4)
午前中に登った吉祥山も見える(写真5) 金山山頂は樹林の中にひっそりと(写真6)

 【感想 等】

愛知に行ったついでに登った第2弾は、雨生山と金山である。

どこから登ろうか迷ったが、十分な地図は持ち合わせていない。
道路地図を見ると宇利峠からなら確実に登れそうなので宇利峠に向かった。

(北側にある「滝堂林道」から行けそうであったが、地元の人がゲートが開いてないかもしれない、と言ったのでやめた。)

吉祥山から20分ほどで宇利峠に着いた。
峠には車3台と大型バイク2台が止まっていた。

お昼を食べながら、バイクの2人連れと話す。
彼らは宇利林道から歩いてきた。
地元の人の感じだった。

出発しようとしていたらまたまた宇利林道から歩いてくるハイカーがいた。
彼も近くに住んでいる人で、ここには良く来るようであった。
この山の情報を教えてもらうと共に、富士山の見える山の情報を提供した。

12時半過ぎ、国道沿から木の階段を上り山道に入って行った(写真1)。
ここは草が伸び、標識が隠れていて見落としやすい。

灌木の中をなだらかに登っていく。
目印に木の幹に黄色のビニルテープが付けてある。
入口はわかりにくかったが、道幅もありわかりやすい。

10分ほど歩くとクマザサが多くなった。
ササを刈ってくれてあるのはうれしい。
いつも思うことであるが、手入れをしてくださる人達があって初めて私たちは山歩きを楽しむことができるのだ。

この辺の松は不思議なことに小ぶりだ。
ほとんどが2〜3mの高さ。

大きくならないのか何らかの理由で若木なのか・・・
進行方向の尾根が見えてきた。

雨生山が313m、金山が423mと地元の焼津アルプスより低い。
詳しい地図を持ってきてないがそれほど苦労しないで着くだろう。

猪鼻湖と浜名湖が見える(写真2)。

ケルンが見えると思ったらそこがもう雨生山だった(写真3)。
出発からわずか21分で着いた。

若い男性が1人、ガスバーナーで火をおこしカップラーメンを作っていた。
私は少しだけ休み、金山に向かう。

3分ほど進むとまたケルンがある。
出発前にあった人によるとここから林道に下ることができるという。
帰りはその道を通ってみようと思う。

そのい先から田んぼや家などが眼下に見えてきた(写真4)。
この辺はのどかなところだ、と景色を見ながら思った。

クマササと小さな松の尾根をゆるやかに登っていく。
少し行くと、なだらかな円錐形の山が見えてくる(写真5)。

これが午前中登った「吉祥山」だ。
360度の展望があり周りがよく見えたが、眺めるのもいい山である。

そこからは金山も見えるが、ピークが良くわからない連続した尾根の一部といった感じである。

やがて新城への分岐に着いた。
(当初の予定ではここから登るつもりであった)

そして展望のきかない灌木の樹林に入っていった。
そんな中を歩くこと20分、金山(標高423m)に着いた(写真6)。

雨生山同様、この金山も展望がきかない。
途中の尾根は展望があったので、まあいいか・・・。

雨生山から40分、標高差は約100m。
初心者にも手頃なコースである。

手作りの標識しかないが三角点はある。
また、電波の反射板がでんと構えている。

狭い山頂で数分休み、引き返す。

来るとき見落としていたが、足元の石は「蛇紋岩」だ。
深緑色のヘビ模様の石である。
この石は磁石に付くことで子どもたちに人気がある。

静岡県立青少年の家がある観音山周辺にはたくさんあり、私の家の近所の子ども達も拾って帰ってきた。
きっと、この金山とそれほど距離が離れていないので、同じ時期に似たようなでき方をした山塊なのだろう。

きんざんから30分弱、ケルンに着いた。
宇利林道に下る道がかすかにある。
道幅は30cmくらい。
もちろん、標識もない。

地図によるとこの下には確実に宇利林道はある。
間違っても無理して下れば出ることができる。

時間もあるし、下ってみた。

目の前には浜名湖が広がる。
そして枯れた黄土色のクマササと小さな松の木・・・・

下ること7分、林道に出た。
思ったより早い。
ラッキー!

平坦でかなりしっかりした林道だ。
少し歩くと、軽トラがやってきて奥に進んで行った。
作業等で使う人もあるんだ・・・・。

10分余で宇利峠に着いた。
簡単山歩きと展望が楽しめた1日であった。

R301号を下りたところにある三ヶ日温泉に入る。
浜名湖の湖面を見ながらのほぼ独り占めの露天風呂。

気持ちよく汗を流すことができた。


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