2014.07.08 MM 第482号
源次郎岳(げんじろうだけ 1477m)
山梨県甲州市 山梨百名山
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2014年5月5日(月) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 嵯峨塩鉱泉上の林道9:25−9:35山道−9:53嵯峨塩鉱泉分岐−10:05源次郎岳〈2014m〉10:18−10:33 嵯峨塩鉱泉分岐−10:57林道−11:04嵯峨塩鉱泉上の林道P 【 登り 40分 下り 46分 合計 1時間26分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
嵯峨塩鉱泉上の林道ゲート(写真1) | サクラの古木がまだ咲いていた(写真2) |
尾根歩きの快適な道(写真3) | もう山頂まで15分だ(写真4) |
源次郎岳は静まりかえっていた(写真5) | ミツバツツジも咲いている(写真6) |
【感想 等】 今年2014年のGWの記録である。 大菩薩峠の南にある小金沢山に登ったあと嵯峨塩鉱泉上にある源次郎岳に向かった。 初めは嵯峨塩温泉から登ろうと思っていたが、林道に「源次郎岳」という標識が出ていたので 林道を車で登っていく。 林道が山道を横切るのは地図からわかったので車で進んでいくとゲートがあった(写真1)。 そのには「源次郎岳」という表示もあった。 9時半近く、路肩に車を止め出発する。 未舗装の林道を歩いて行くとサクラの花が咲いていた(写真2)。 ソメイヨシノとは品種が違うのかもしれないが、サクラの花に会えてうれしかった。 林道を歩いて行くと小金沢山に続いてまたもや鹿の死骸があった。 今度はかなりの時が経っているのか白骨化したつながった骨とばらばらの毛だけである。 1日に2頭も見るとは・・・。 山の掲示板に小金沢山の死骸を載せたら「不快だ」という書き込みがあったので削除した。 日本という国では「生き物の死んだ写真」はほとんど目にしない。 やはり不快だと思う人があるからなのか。 東日本大震災では多くの人が亡くなったがその生々しい姿は見かけない。 全体をぼかしてでも事実を伝えるべきだと考えているのは私だけだろうか。 私は静岡の海岸近くに住んでいる。 しかも大きな川からも500m以内で、近くに高い建物はない。 生は死の隣にあり、大地震や津波が来たらどうしようかいつも考えている。 また私たちが食べている物はすべて生き物である。 命をいただいているのに、売られている姿も生を感じさせないようにきれいに処理されている。 その間には誰かが目に触れないところで、きれいに処理してくれているのである。 その処理を知ることは大事だと考え、 初めてイノシシを丸々解体して全部食べるという会に参加させていただいた。 経験のあるプロの板前さんがやり方を指導し少しだけ体験させていただいた。 この体験を通して動物を解体する文化があることや命の大切さ、食べ物を大事にしなくてはならない事など改めて学んだ。 すぐその先に登山道入口はあった。 ゲートから10分であった。 緩やかな尾根道を歩いて行く(写真3)。 シカが露出した根をかじった跡が数カ所あった。 まだ木々の新芽はわずかでたくさんの落ち葉が落ちていた。 出発してから30分ほどで「山頂まで15分」の表示があった(写真4)。 全く山歩きをしたという感じがなくここまで来てしまった。 進行方向に樹林越しに山頂が見えてきた。 距離的にも地形的にもそれほど遠くはない。 ミツバツツジがきれいに咲いているな、と思っているともう源次郎岳(標高1477m)の山頂であった(写真5)。 写真のように山頂は広々としているが葉を落とした樹木に囲まれている。 今は木の葉がないので樹林越しに少しは展望がある。 休んでいると、親子2人組が来たので帰ることにした。 来た道をのんびりミツバツツジの花や新緑の木の芽の写真を撮りながら下る(写真6)。 往復1時間半、なだらかな道で快適に歩くことができた。 |
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