2014.08.07 MM 第485号
富士山[7月]〈須走下山〉3 静岡・山梨県
日本百名山 世界文化遺産
山梨百名山 静岡の百山
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2014年7月6日(日) 【天候】 晴れ後曇り 【コース及び時間】 (須走口から山頂) 富士山須走口5:07発−5:54森林限界付近6:02−6:35瀬戸館[本六合目]6:40−7:20大陽館[七合目]7:25− 7:57見晴館[本七合目]8:02−8:37江戸屋[本八合目]8:42−9:13九合目9:18−9:39須走口山頂[久須志神社] 〈3720m〉 【 登り 3時間59分 】 (お鉢巡り) 須走口・吉田口山頂9:49−9:52大日岳〈3735m〉9:55−10:07成就岳〈3733m〉−10:15富士山本宮浅間大社 奥宮10:20−10:31剣ヶ峰〈3776m〉10:45−11:11久須志岳〈3725m〉−11:13須走口・吉田口山頂 【 お鉢巡り 1時間2分 】 (下山 須走コース) 須走口・吉田口山頂11:22−11:47御来光館[八合五勺]11:52−12:31大陽館[七合目]12:36−12:54/ 13:04−13:33/13:38−13:53富士山須走口P 【 下り 2時間6分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
八合五勺、御来光館から下を見る(写真1) | 雨が降り砂が湿っていて歩きやすい(写真2) |
下の方はガスがかかり見えない(写真3) | 樹林帯に入ると雪が残るところも(写真4) |
吉野屋はオープンの準備まっただ中(写真5) | 13時半、登りの道に合流した(写真6) |
【感想 等】 今年はまだ登ったことがなかった須走口から登った。 そしてお鉢巡りを久しぶりに行った。 (前号・前々号、須走口から富士山頂・お鉢巡りの続きである) あとは下るだけである。須走口へ下る。 富士宮コースと違い、他の3つは火山灰の中の砂走りがある。 特に御殿場コースは「大砂走り」、須走コースは「砂走り」と言って砂の中を走るように下ることができる。 砂走りは、ブレーキをあまりかけずに下れば早く快適に下ることができる。 11時過ぎ、お鉢巡りを終え出発点の須走口・吉田口の山頂(久須志神社)に戻った。 お鉢巡りでも書いたが、いつもの下山口であるブルドーザー道は閉鎖されている。 だから登りのコースを下ることになる。 山頂で10分ほど休んでから下り始める。 富士山上部はガスが出て来た。 登山者と共にガスが登ってくるのが見える。 須走口はまだ山開きしていないが、富士吉田口は開いている。 そのため、多くの登山者が登ってくる。 ピークに比べれば、それほど人は多くない。 すいすい下っていく。 25分で御来光館、3500mに着く。 ガスは流れていて、下が見えたり隠れたり。 下から登ってくる人がぽつぽつ見える(写真1)。 少し休んだら出発だ。 この下から登り道と下山路が分かれる。 今年から道迷いを防ぐために大きな標識を着けると言っていたがまだ見えない。 10日の須走口開通に合わせて付けるのだろうか・・・。 吉田口への分岐を過ぎたところに5人家族が止まっていた。 吉田口に行きたいが、こちらでいいかわからないという。 「違いますよ。すぐ上の道を右に行ってください」と教えてあげた。 須走口の山小屋で昨日も間違って下り、タクシーで吉田口に行った人達がいた、と教えてくれた。 私も助けることができてよかった。 (私も初めてなら、このコースでよいか考えてしまうところである) 12時半、大陽館、3090mに着いた。 昨夜雨が降ったので、砂が湿っていて歩きやすい(写真2)。 どんどん下っていく。 この湿り気ならスパッツも付けなくても靴に砂が入らない(写真3)。 歩きやすくていい。 13時、草や低木があるところまで下ってきた。 樹林帯の中には雪が残っているところもある(写真4)。 砂払五合目にある吉野屋に着く。 吉野屋は4日後にひかえたオープンに向けて準備中だ(写真5)。 下山者達は端にあるベンチに腰をかけて様子を見守っている。 七合目からここまで小屋やベンチはないのだから。 13時半、登りの道に合流した(写真6)。 あとは朝歩いた道を戻ればいい。 歩きやすい樹林帯の中を下っていく。 古御岳神社を過ぎ、14時近く駐車場に着いた。 暑くもなく湿った砂のおかげで砂煙もなく快適に2時間で下った砂走り下山道であった。 |
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