2014.09.08 MM 第490号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍 【実登】 日本百名山 他の山々 450山 完成! 特価
DLmarketで購入できます
     

TOPに戻る     




船形山(ふながたやま 1500m) 宮城・山形県 
日本二百名山

この山の私の印象等は・・・                                     

「 山頂での強風にはまいったが、楽しく歩けた 船形山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
              メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                          


【歩いた日】     2014年7月27日(日)


【天候】        曇り


【コース及び時間】

大滝キャンプ場P10:08−10:40鏡ヶ池分岐10:45−11:11尾花沢分岐−11:15船形山〈1500m〉11:32

−11:37尾花沢分岐−12:03展望所12:08−12:26大滝キャンプ場P


   【 行き 1時間2分  帰り 48分   計 1時間50分 】


*コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。
また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。


  
登山口は整備されている(写真1) 樹木が大きくなり展望は良くない(写真2)
草が生い茂っていた(写真3) 天候は下り坂だ(写真4)
船形山からは360度の展望がある(写真5) 山頂は強風で立っているのも大変だった(写真6)

 【感想 等】

7月下旬からの東北遠征第2弾は船形山である。

1つ目に登った泉ヶ岳から8kmほど北西にあり稜線が繋がっている。
縦走する方法もあったが、調べきれなかった。
また、夕方には石巻の知人宅に行く予定を組んであったので一番簡単に登れる大滝キャンプ場からの「色麻コース」を選んだ。
他には旗坂キャンプ場からの「升沢コース」、黒伏高原からの「観音寺コース」などがある。

泉ヶ岳から少し遠いので大滝キャンプ場に何時に着くことができるか心配したが、10時前には到着することができた。
そしてちょうど今から登る人もいた。

駐車場は2ヶ所あり50台ほどの車を止めることができる。
車に泥と埃を付け未舗装道を20kmほど走ってきて、どんな登山口か心配したがさいごの急坂は舗装になっていてよかった。
また、登山口にはしっかりした案内板があり安心して登り始めることができた(写真1)。

10時過ぎ、登り始める。
しかし、思った以上に草が生い茂っていた。
登山道の先には船形山の稜線が少し見える。

3分ほどで「湯谷地」に着く。
背が高いクマササがが生い茂っている


歩いて行くと太いブナの林がある。
ブナの木は好きな木の1つである。
形といい色といいなかなか素敵である。

10時半、「展望所」に着いたが周りの木々が伸びたためか展望は良くない(写真2)。
(その先には「展望台」という所もあったが、やはり展望は良くなかった)

それから10分で「鏡ヶ池」分岐に着いた。

それから先は草が生い茂り、歩きにくい(写真3)。
大きな木が生えていなければ、草は伸びる。
その草を刈ってくれる人がいなければ、草の中を歩くことになる。
ひどい場合は「薮こぎ」になる。

このような道に出合ったり、山道の草を刈ってくれてある場所を通ると
安心してそしてスムーズに山道を歩けることに感謝の気持ちが湧いてくる。

11時過ぎ、前船形山が見えてきた。
手前には鏡ヶ池が見える。
空は黒い雲が出て来た。

小さな岩場(御来仰岩)を越えると、
船形山の山頂の大きな標識が空に突き刺さるように見えてきた。
岩場もあり、なかなか楽しませてくれる。

あとは灌木の稜線を歩く。
周りには幾重にも1500m前後の山々が連なっている(写真4)。
風が出て来ている。

足元にはミネウスユキソウが咲いている。
他にも白い花があるが名前はわからない。

前船形山も近くに大きく見える(写真5)。
あと少しで山頂である。

11時15分、船形山(標高1500m)の山頂に着いた(写真4)。
山頂からは360度の展望があるが、風がかなり強い。

立っているのがやっとだ。
写真のようにすぐそばに船形山小屋があるのでその中で昼食にする。

ここまで途中では誰にも会わなかった。


中に入ってびっくりである。
中はいっぱいで6人ほどが休んでいた。
こんな強風の中では外にいるのは大変だからもっともであるが・・・。

しばらく休んでいたら、新客がきたので席を立つことにした。
帰路も同じコースを下る。

実際にかかった時間は2時間弱、12時半前には下山することができた。
山頂での強風にはまいったが、楽しく歩くことができよかった。


石巻の友人宅に18時には着くと伝えてあったが、16時過ぎに着くことができた。
知人家族に、東日本被災地である石巻や女川を案内していただいた。
そして、女川産のホヤなどの海の幸をつまみにいろいろなお話を聞くことができた。
ほんとに充実した1日であった。

地震・津波だけでなく異常気象による土砂崩れや洪水などの被害が多数発生している今日この頃である。
山でも注意すると共に、対応の仕方を考えておく必要があることを痛感した。

特価 電子書籍 【 [実登] 日本百名山 他の山々 450山 】
ご活用ください

inserted by FC2 system