2015.02.01 MM 第510号
松長山(まつながやま 455m)
鹿児島県奄美市 奄美大島
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2014年12月24日(水) 【天候】 曇り 【コース及び時間】 林道登山口9:31−9:45山道−9:52松長山〈455m〉9:55−10:15林道登山口 【 登り 21分 下り 20分 合計 41分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
「三角点入口」の表示が(写真1) | 南国らしいシダ(写真2) |
蜘蛛の巣はあるものの整備されていた(写真3) | 三角点だけがあった(写真4) |
ジャングル状態である(写真5) | ツワブキは島の至る所に咲いていた(写真6) |
【感想 等】 昨年末に奄美大島に行ってきた。 20年来の友人T氏に会いに、そして山に登りに行ったのである。 彼に奄美に山歩きに行きたいというと、「奄美には山はない。」とのこと。 「いえいえ、台湾や日本中部の3000m級の山はないけど、一等三角点のある山が4山あるからそれに登りたい」と。 また、彼から、「そちらと同じで寒いから防寒対策を十分してくるように」言われた。 ちょうど、電話で話した頃、温暖な静岡も寒かった。 氏の言うとおり、冬季用のジャケットを着ての奄美である。 T氏とはかつて台湾五岳(メルマガno.129他)を登った仲である。 台湾でも高い山は雪が降り、寒い日もあった。 レンタカーを借り、名瀬の宿を8時半に出発し、途中で朝食を取った。 まず登る山は「松長山(標高455m)」である。 ヤマレコの記事はない。 ちょうど調べたネットの記事は土砂崩れで登れなかったと書いてあった。 せっかく行って登れないのではつまらないので役所の連絡し林道を通れることを確認してある。 朝食後、国道58号線を南(奄美市)方向に進む。 地図を見ると朝戸トンネルを抜けたところから林道に入るようである。 なかなか立派な舗装道を登っていくとダムがある。 そのまま走り続けたが、どうも違うようなので引き返す。 次にあった舗装の細い道を登っていく。 木々が覆い被さり行くことができるのか不安になる。 15分ほど走ると車2台が止まっていた。 同じ山歩きの仲間かと思い彼らに話しかけると貴重な植物の盗掘等を監視しているようであった。 道はこれであっているとうことである。 そこから約5分、左手に未舗装道がある所に来た。 よく見るとその角に白い支柱があり「三角点(松長山)入口」とある(写真1)。 今まで「三角点入口」なる標識は見たことがない。 奄美では4つともこの表示があるのだろうか、あれば苦労せずに歩くことができる。 9時半、路肩に車を止め出発する。 車が通れそうな幅3mほどの平坦な道を進んでいく。 普通車でも通れそうである。 道の端には南国らしいいろいろなシダ植物が茂っている(写真2)。 T氏は植物の名前に詳しく教えてくれたが、多くを忘れてしまった。 道の端にはイノシイが掘った跡がある。 本州と同じようにここにもイノシシがいるという。 歩くこと15分、鎖が付いている林道のゲートに着いた。 その右側にはまたまた「三角点(松長山)入口」とある。 しかも踏み跡がある。 少し入ると幅1mくらいの山道がある(写真3)。 これなら簡単に山頂に立てるだろう、と思い歩いて行く。 山道に入ってからわずか数分で、一等三角点がある(写真4)。 もう松長山(標高455m)に着いてしまった。 汗もでない。 道も歩きやすく山頂に立ててしまった。 ただ、木々が生え、なだらかな山頂なので展望は全くない。 山頂という感じもしない。 周りは木々に覆われジャングル状態である(写真5)。 木や草を刈ってあるところは三角点までの道と三角点の周りだけである。 すぐに引き返すことにした。 奄美の植物などについて教えて頂きながら歩く。 道ばたにツワブキが咲いている(写真6)。 レンタカーでいろいろな所を走ったのであるが、島内どこにも多くのツワブキが咲いていた。 1つ目の松長山は簡単に登ることができ、さい先良いスタートが切れた。 |