2015.03.09 MM 第515号
高草山(たかくさやま 501m)
坂本A沢コース→三輪池の平コース
静岡県焼津市・藤枝市 焼津アルプス 静岡の百山
この山の私の印象等は・・・
「 暖かな春の日差しに誘われて 焼津アルプスとカワヅザクラを堪能した 高草山 」
*下に私の感想等の文があります。
メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。
【歩いた日】 2015年2月28日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 林叟院入口バス停9:04−(坂本Aコース)−林叟院9:07−9:25/30−9:43笛吹き段公園9:58−10:14石脇 コースと合流−10:22坂本Bコースと合流−10:30高草山〈501m〉11:00−11:12富士見峠11:17−(三輪池 の平コース)-11:23池の平(昼食)12:02−12:12大杉−12:27時石−12:34登山口−12:47三輪バス停− 12:59朝比奈川−13:30高草川−13:48林叟院入口バス停 【 登り(坂本Aコース) 1時間6分 下り(池の平コース) 1時間3分 三輪バス停〜林叟院入口バス停 1時間1分 合計 3時間10分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
坂本A沢コースを行く(写真1) | 笛吹き段公園はもうすぐ(写真2) |
笛吹き段公園の桜は2分咲き(写真3) | 焼津市の展望(写真4) |
農道からまた登山道に入る(写真5) | 高草山山頂からの富士山(写真6) |
富士見峠からの富士山(写真7) | 満開の朝比奈川カワヅザクラ(写真8) |
【感想 等】 かなり暖かくなってきた。 例年より2週間ほど遅れてカワヅザクラが満開になってきた。 それで友人を誘い焼津アルプス「高草山」に登った。 おかげさまで2週間ほど前に発行した「焼津アルプス登山ガイド」が売れている。 JR焼津駅前にある焼津市観光協会に置いてもらってほしい方におわけしている。 遠い方には私が郵送で対応したり、pdfに直し電子書籍にしている。 地域の方達の努力で多くの登山道がある山なのでもっと多くのみなさんに知っていただき、 自然を楽しんだり健康作りに役立てていただけたらありがたいと思っている。 (焼津アルプスには主な山が3山あるが、高草山に9コース、満観峰に8コース、花沢山に4コースある。 それらをすべて紹介したのがこのガイドブックである。) 私も山麓に住んでいるので他の山同様に、焼津アルプスの良さを発信していきたいと思っている。 春は秋と並んで、山々が最も美しい時である。 特に桜の咲く時期がよい。 ヤマザクラはもう少し後であるが、山麓にあるカワヅザクラが満開になった。 それで、山麓にある「坂本Aコース」を登り「坂本Bコース」を下ろうと友人達に呼びかけた。 集まったのは私を含めて4人。 その中のI氏(週に3回ほどが山を歩いている)が池の平に下り、朝比奈川の土手をカワヅザクラを見ながら戻ろうと言う。 カワヅザクラは行きか帰りに寄ればいいと考えていたが、山歩きプラス1時間のそのコースを行くことにした。 9時に坂本の林叟院入口に集まった。 林叟院の参道の梅は、日当たりがそれほど良くないのでまだ咲いていなかった。 林叟院を左手に見ながら登山道に入る。 少し行くと「沢コース」と「尾根コース」に分かれる。 今回は沢コースを選んだ。 先客女性達は尾根コースを行った。 少し下がってから細い沢沿いに進んで行く。 すぐに登りになるが、杉林の中に竹がはびこっている。 その竹は年々増えてきている。 登山道はしっかり確保されているので困らないが、竹の精力には驚きである(写真1)。 そこを抜けると焼津港方向の展望が開けてくる。 そして茶畑に出る(写真2)。 この前方に笛吹き段公園がある。 「坂本Aコース」は農道を横切りそのまま登って行くのだが、カワヅザクラが咲き始めているのがわかったので寄ってみることにした。 公園の桜はまだ2分咲きくらいである(写真3)。 市内の展望を楽しみながら休憩する。 ここには最近新しい仮設トイレが設置されている。 小学生達もよく市内展望の校外学習に来るので、ありがたいことである。 今日も市内がよく見える(写真4)。 私は東名高速道路が3の字に弧を描いている風景が好きである。 この公園の上(西側)に坂本Bコースがある。 先ほどの女性2人が登って行った。 さあ、私たちも出発である。 先ほどの農道まで戻ってもいいが、農道をそのまま道なりに登って行けばまた「坂本Aコース」に戻ることができる。 10分ほど登ると「山頂」の標識がある(写真5)。 登って行くとどんどん展望が開けてくる。 焼津アルプス東尾根もはっきり見えてくる。 その向こうには駿河湾も見える。 10時14分、石脇コースに合流し、急な階段を上りその8分後に坂本Bコースと合流した。 あと山頂まで255mである。 もうすぐである。 ここからの傾斜はなだらかで少し登ると鞍掛峠・満観峰への分岐である。 そこの展望所からは富士山がよく見えた。 10時半、高草山の山頂に着いた。 山頂には自転車で来た人、1人で来た人、グループできた人など15人が休んでいた。 高草権現の横から富士山がよく見えるが年々木が大きくなってきている(写真6)。 2〜3年で富士山から出てしまうだろう。 山頂からは池の平に向かう。 双耳峰である西峰の三角点や無名戦士之碑を見てから杉林の中を下っていく。 10分余で富士見峠に着いた。 参加した女性2人は初めてのコースだったので、満観峰の先に富士山が見え喜んでいた(写真7)。 南側を展望しながら尾根歩きを楽しみ池の平に着いたのは11時半少し前であった。 茶畑が広がり、かつては湧き水があった平らでのどかな素敵な場所である。 私たち4人はベンチで昼食にした。 ここからは岡部の三輪に下る。 農道を下っていき、標識に従って茶畑の中を「大杉」に向かう。 10分で大杉に着く。 高草山で一番大きい杉なのかもしれない。 そこからも岡部の風景を見下ろしながら茶畑の中を下っていく。 時石を過ぎ登山口に着いたのは12時半過ぎであった。 梅の花を見ながら舗装道路を下ること10分余、三輪のバス停に着く。 県道を横切り進んで行くと朝比奈川に突き当たる。 そこはもう菜の花とカワヅザクラが満開である。 のぼりを立て、「山の手未来の会」がさくら祭りを行っている。 ちょうど満開のピークに遭遇できたが人も多い(写真8)。 説明の看板によると平成10年に2kmにわたって植えたとある。 それが20年近く経ち見事な桜並木になったのだ。 朝比奈川沿いを歩き、高草川に向かう。 高草川にもカワヅザクラを植えてありそこも満開である。 林叟院入口に着いたのは14時近くであった。 カワヅザクラを中心とした早春を楽しんだ1日であった。 |