2015.04.16 MM 第517号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 DLmarketで購入できます

 

     

TOPに戻る     

棚横手山(たなよこてやま 1306mm)
山梨県甲州市 山梨百名山

この山の私の印象等は・・・                                     

「 ミツバツツジと大滝を楽しんだ 棚横手山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
              メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                         


【歩いた日】     2014年5月6日(火)


【天候】        晴れ


【コース及び時間】

大滝不動尊P6:03−(林道)−6:14林道分岐−6:18不動尊分岐−6:23山道入口−6:38甲州高尾山分岐−

6:58棚横手山〈1306m〉7:11−7:25甲州高尾山分岐−7:32林道−7:37不動尊分岐−(大滝不動尊)−

8:03大滝不動尊P


      【  登り 55分  下り 52分  合計 1時間47分 】



*コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。
 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。


  
標識に沿って林道から登る(写真1) 大滝不動尊が見えてくる(写真2)
昨夜の雨の水蒸気が上がる(写真3) (写真4)
ミツバツツジが彩りを添える(写真5) 棚横手山山頂(写真6)
またガスが出てきた(写真7)  滝を見ながら大滝不動尊を下る(写真8)

 【感想 等】

 ようやく雨も上がった。
今回登る「棚横手山(棚横手)」は、勝沼ぶどうの郷駅の東3kmほどのところにある。
大滝不動尊奥宮の看板をたよりに菱山深沢林道を進み大滝不動尊前の駐車場に着いた。

6時過ぎに不動の滝駐車場を出発した。
ガードレールに「甲州高尾山、棚横手→」とあるので、矢印の沿って林道を行くことにした(写真1)。

10分ほど歩くと林道は2つに分かれているが、標識に従って左に進む。

出発から10数分歩くと、大滝不動尊分岐に着いた。
帰路はここから大滝不動尊を通って帰ることにしよう。

ピンク色の大きな花を付けたミツバツツジが満開である。

眼下に大滝不動尊の石段と紅白の建物が見えてきた(写真2)。
なかなか情緒のある風景に溶け込んだ建物である。
帰りに寄るのが楽しみになってきた。

林道の隅にはまだ少し雪が残っている。
山の上の方はガスがかかったままである。

出発から20分、林道から登山道に入る。
杉林の中をゆるやかに登っていく。

山道を10分ほど登ると伐採跡に出た。
そこには「平成21年緑の募金で植林 菱山小学校」と書かれた看板が付いている。

ここは甲州高尾山との分岐になっていて、北東に進むと棚横手山である。
太陽が出て、前日降った雨が水蒸気になって昇っている(写真3)。

山の所々にあるミツバツツジが模様を作っている。

足元にも太陽が差してきた(写真4)。
ここを登って行けば棚横手山である。
上の方にも林道が見える。

山の中ではあるが、林道が延びている。
山梨県は他県に比べ林道が整備されていると思う。
(それは良くもあり悪くもあるが・・・)

登って行くと、「火気厳禁 たばこ厳禁」の看板があり、この周辺で平成に入ってから4回の山火事があったことが書かれている。
それで広い範囲が伐採されたり、林道が延びたりしているのかもしれないが、4回とは驚きである。

ここにもミツバツツジが咲いている(写真5)。
ミツバツツジは殺風景な早春の山を彩ってくれる大変うれしい木である。

そこから5分で棚横手山(標高1306m)の山頂であった(写真6)。
あれよあれよという間に、1時間かからずに着いてしまった。

時刻は7時前、何の鳥だろうか元気なさえずりが聞こえる。
聞こえるのはそれだけである。

「大富士見台」という標識も見える。
きっと、ガスがかかっていなければ大きく富士山が見えるのだろう。

よく見ると先ほどの看板の山火事の跡が見える。
焦げた木が転がっている。


休んだら、元来た道を戻る。
焼け跡に植林してある小さな苗木が見える。
元の森林になるにはどれくらいかかるのだろうか。

少し下ると、またガスが出てきた(写真7)。
杉林の中を下っていくと、大滝不動尊の上に出た。
壊れかけたお堂の屋根がある。
壊れかけ放置してあるお堂を見るのは久しぶりである。
朽ちて無くなるまでそのままなのだろうか。

ここにもミツバツツジが咲いていて、彩りを添えている。

小さな鉄橋を渡り、近くに大滝不動尊が見えてきた。
建物はペンキを塗り直したばかりなのかはっきりした赤色でよく見える。

右手斜面にはヤマブキの花が咲く中、急な石段を下りていく。
左手には滝が流れている。

かなり急な階段でびっくりする(写真8)。
滝と平行して階段を作っているので当然ではある。
慎重に下る。

8時過ぎ、不動尊の駐車場に着いた。

ミツバツツジと大滝不動尊を楽しんだ早朝の2時間であった。

特価 電子書籍 【 [実登] 日本百名山 他の山々 450山 】 CD-Rもあります
ご活用ください。

inserted by FC2 system