2015.07.05 MM 第527号
イノシュヴァンシュタイン城(標高965m) ドイツ・フッセン近郊
この山の私の印象等は・・・
「 入場時刻指定のチケットを麓で買うため入口でかなり待った イノシュヴァンシュタイン城 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2015年3月16日(月) 【天候】 晴れ時々曇り 【コース及び時間】 ミュンヘン中央駅9:54-(RE57506)-11:55フッセン駅12:05-(バス)-12:15ホーエンシュガウ(チケット購入) 12:32-(徒歩)-12:47展望所12:59-13:04ゲート(待つ)-13:40イノシュヴァンシュタイン城〈965m〉 14:16-(徒歩)-14:38ホーエンシュガウバス停14:40-(バス)-15:50フッセン駅-駅周辺散策 (ホーエス城、聖マング教会市教区等)-フッセン駅16:06-(RE57513)-18:05ミュンヘン中央駅 【 麓の村から登り 22分 麓の村へ下り 22分 徒歩合計 44分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
RE地域快速列車でフッセンヘ(写真1) | ミュンヘンからの車窓、雪が見える(写真2) |
チケット売り場には列が(写真3) | 長い時間待って馬車に乗る人も(写真4) |
多くの人は歩いて山の上の城に(写真5) | イノシュヴァンシュタイン城(標高965m)(写真6) |
眼下には雪に覆われた町が(写真7) | 城のゲート前で指定された入場時刻を待つ(写真8) |
【感想 等】 イノシュヴァンシュタイン城は「死ぬまでに1度は行きたい世界の観光名所・絶景100選!」に入っている。 それじゃあ、近くにいるのだから行ってみるか!、と言うわけでミュンヘンからRE(地域快速列車)でフッセンヘ日帰りミニ旅行である。 ミュンヘン駅からフッセンヘの列車の時刻を調べると、なんと始発が午前9時53分である。 ミュンヘンから南西にRE地域快速列車で2時間行った所にフッセンはある。 オーストリアとの国境近くである。 ミュンヘンからの日帰りバスツアーもあり楽に連れてってくれるが、それではつまらない。 9時54分のRE5750の列車に乗る(写真1)。 座席は半分くらいの埋まり方である。 フッセンはドイツ・ロマンティック街道の終点である。 車窓からは尖った塔を持つ教会のある集落が見える。 のどかな牧草地も見える。 1時間ほど走ると牧草地の隅に雪が残る場所が見えてきた。 少しずつ標高を上げ、オーストリア国境に近づいているからなのだろう。 そして雪を被った山も見えてきた。 ミュンヘンを出てから1時間半経つとかなり雪が多くなった(写真2)。 知人から「3月にイノシュヴァンシュタイン城に行ったら雪があって寒いし滑って大変だった。靴の選択に失敗した。」との情報を得ていたが、やはり本当だったのか。 これは、ドイツで見る初めての雪である。 やがて高い山々が次々に見えてくる。 フッセンはどんな所にあるのだろうか・・・。 こんな山の中なのだろうか・・・・。 知人からのアドバイスで、防寒服、目出し帽、手袋、それから念のため軽アイゼンも持参してきた。 山道はどの程度の雪なのだろうか・・・。 そんなことを考えていると、列車は定刻の11時55分にフッセン駅に着いた。 フッセン駅は列車の終点の小さな駅であった。 ここへ来る多くの人はイノシュヴァンシュタイン城が目当てなのだろう。 人の流れについて行き、バスに乗る。 バスは4kmほどの距離を10分でイノシュヴァンシュタイン城の麓の村、ホーエンシュガウに着いた。 山の上にイノシュヴァンシュタイン城が見える。 城のうしろの山は白く雪がくっついている。 ここでチケットを買わなければならないのはガイドブックで知っていた。 人の流れと共に「チケットセンター」入り、順番に並ぶ(写真3)。 チケット売り場の上にある電光掲示板に予約ができる時刻が表示される。 12時55分、13時25分、13時40分と表示されていたが、12時55分が消え、13時25分が消えた。 定員に達したのだろうか。 移動時間を考えて1時間前には売るのをやめるのだろうか。 私が変えたのは13時40分であった。その時には14時25分、14時40分もあった。 12時半過ぎ、山道を徒歩で登り始めた。 少し歩くと馬車がいる。 乗る人を集めているようである。 このイノシュヴァンシュタイン城に行く方法は3つある。 馬車で行くか、シャトルバスを使うか、歩くかである。 ただ、3月の今の時期はシャトルバスは運休中である。 また、馬車も3台と、台数はそれほど多くはない。 今の時期は、ほとんどの人は歩くしかないのが実情である。 斜め上に山吹色のホーエンシュガウ城が見えてきた。 この城には入らない予定である。 坂道を登っていく。 もう見学を終えて下りて来る人もいる。 山歩きには慣れているので観光客を追い抜いていく。 広い庭一面に真っ白な建物もある。 先ほど人集めをしていた馬車だろうか、馬車が通っていった(写真4)。 まわりが雪の中、山の上から流れる小さな滝もある。 なかなか楽しませてくれる。 麓の村から多くの人は歩いて登るのに思ったより人に会わないのはどうしてだろうか(写真5)。 道には思ったより雪はなく、軽アイゼンどころか目出し帽も必要ない。 ただ、手袋だけはめて登って行く。 馬車が止まり、乗客が降りているな、と歩いて行くと展望所があった。 馬車はここまでであとは歩きで行くのだろう。 ここまで15分で歩いて来た。 まだ入場時刻まで1時間近くある。 展望所にいる人も多い。私もそこで時間をつぶすことにする。 目の前にイノシュヴァンシュタイン城が見える(写真6)。 見学を終えて多くの人が下りて来る。 城の下の部分は雪で真っ白だ。 村を見下ろすと、村も雪で白く覆われている(写真7)。 十分景色を見た。 ゲートに行ってみようか。 坂を城に向かって上がっていき、門をくぐる。 その先にゲートがあり、電光掲示板には現在の時刻と入場時刻の案内が出ている。 そこまで展望所から5分だった。 465番-13:25 466番-13:30 467番-13:35 と、書かれている。 私の番号は468番-13:40である。 麓のチケット売り場では13:30,13:35はなかった。 ガイドブックに出ていた、ネットで予約したりバスで来たりする団体客だろう。 まあ、大勢が待っているのにはびっくりである(写真8)。 5分前になり、ゲートを通り城の中に入った。 30人くらいの集団で見学する。 日本人は私1人である。 トランシーバのようなもので日本語で解説してくれる機械を貸してくれた。 城の中はさすがにきれいである。 また窓からも雪景色やまわりの風景が見える。 歴史や当時の様子などが良くわかった。 30分ほどでガイドツアーは終わった。 あとは山道を下るだけである。 行きよりも多くの人が登ってくる。 また、馬車も満員である。 下りも22分かかったが、馬車乗り場には列ができていた。 バス停も混んでいたが、ちょうど来たバスに乗ることができ、14時半過ぎにはフッセンの駅に着くことができた。 私はこのような新しい城より古い歴史のある城が好きである。 でも、山の上のきれいな城と雪景色のホーエンシュガウの村が展望できてよかった。 ミュンヘンへの列車がすぐにはなく16時過ぎだったので、駅の周辺の散策をして過ごした。 |