2015.08.10 MM 第531号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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摩耶山(まやさん 1020m) 山形県鶴岡市 日本三百名山

この山の私の印象等は・・・                                     

「 雨上がりのスリッピーな山道を楽しませてくれた 摩耶山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2015年7月25日(土)


【天候】        曇り、山頂はガス


【コース及び時間】

倉沢登山口P9:28-9:38一ノ休-9:44二ノ休-9:50三ノ休-10:01慶月坂10:06-10:13水月分岐-10:29

ソリクラ分岐-10:36掛図岩10:41-10:53賀須伊峰-11:22尾根道11:25-11:33摩耶山〈1020m〉11:47

-12:19賀須伊峰12:24-12:42ソリクラ分岐-12:56水月分岐13:01-13:35倉沢登山口P


     【 登り 1時間47分  下り 1時間38分     合計 3時間25分  】



*コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。
 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。



  
杭に場所名が書いてある(写真1) 梯子、ロープがあり楽しい(写真2)
雪渓の上はガスが・・・(写真3) ソリクラコースもなかなか大変そうだ(写真4)
今にも雨が降りそうな天気(写真5) 掛図岩とはおもしろい!(写真6)
真っ白なきれいなギボウシ(写真7)  摩耶山の山頂(写真8)

 【感想 等】

7月下旬に東北南にある山々に遠征した。

静岡から高速を飛ばし山形自動車道に入ると電光掲示板に「大雨走行注意」が表示されていた。
これは参ったと思ったが、すでに雨は通り過ぎたのか路面も乾いていた。

庄内あさひICで下り、県道349号線を走り、登山口の倉沢に着いたのは9時過ぎであった。
土曜日というのに、20台は置ける駐車場には車は1台もなかった。
天気予報も「大雨雷注意報」だったからかもしれない。

雨が降った跡はあるが、これから大雨が降る気配はなかった。
9時半前、登山ポストに届けを入れ出発した。

樹林の中を沢沿いに登って行く。
5分ほどで「御祓所」に着く。

不思議な形の木があるが、ここで御祓いをして山に入ったのだろうか・・・。
歩き始めて10分で「一ノ休」である。
プラスチックの杭に表示してあり場所がわかっていい。

ただ、休憩にはあまりにも早い。

そしてすぐに二ノ休を過ぎ、三ノ休に来た(写真1)。

もう沢からは離れかなり高度を上げている。
右手の展望も開け、切り立った山が見えている。

ここにはルートの看板が付けられていて5つのコースが表示されている。
私が登るのは「中道ルート」である。
直登コースである。
ガイドブックを見ると、技術度5、体力度3の上級コースである。
どんなコースなのか楽しみではある。

そんなことを思っているとすぐに梯子とロープがある(写真2)。
なかなか楽しませてくれる。

そこを登ると「慶月坂」だ。
そこで初めての休憩をする。

山の上の方を見ると雪渓が残っているのが見える(写真3)。
そこにはガスの中に急峻な尾根がのぞいている。

山頂付近にはガスがかかっているのが見えるが、どいてくれることを祈る。

10時過ぎ、「御宝前廻り山頂へ90分」「中道登山道山頂へ90分」の表示の場所に着いた。
「水月分岐」である。

どちらも同じく90分である。
どっちでもいいが、直登コースを登って行く。

またまた梯子である。
ソリクラコースの梯子も見える。
手すりの付いたところもある(写真4)。
どちらも同じくらい大変そうである。

「中道登山道山頂へ60分」ソリクラ廻り山頂へ60分」の表示の場所に着いた。
ここでも両コース同じ時間である。

周りの山々が見えてきた(写真5)。
雨が降りそうな雲がかかっている。

掛図岩に着いた(写真6)。
誰が考えたのかおもしろい名前である。
学校の先生なのだろうか。

湿った沢のコースに入った。
真っ白なギボウシがきれいに咲いている(写真7)。
滑って登りにくい。

11時少し前、須賀伊峰に着いた。
トラノオが咲いている。

少し水が流れている沢の中を歩く。
岩に赤いペンキのマークがありコースを教えてくれる。

11時22分、尾根道に出た。
強い風が吹いている。
汗で濡れた体が冷えそうなので雨合羽を着る。

そこからわずか8分で摩耶山(標高1020m)に着いた(写真8)。
薄いガスの中であったが、晴れていれば西には佐渡島、南には以東岳や朝日連峰などが見えることを方位盤が教えてくれる。

下りも同じコースを帰る。
湿っていて滑るが、どのコースも同じだろう。
それなら先ほど通ったコースの方が安心である。

急坂を滑って転ばないように下りていく。
睡眠不足が下りペースを遅くする。

登山口に着いたのは13時半過ぎであった。
天気が余りよくなかったこともあるのだろうが、1日誰にも会わなかった。
往復ともスリッピーな道を楽しむことができた摩耶山であった。

さあ、下山後は温泉だ。
明日は以東岳に登るので県道349号線を南下する。
以東岳への分岐にある「大鳥」で聞くと、この周辺には温泉がない。
しかも、明後日登る予定の「祝瓶山」に通じる県道349号線の県境が不通である。
温泉も道路も×とは・・・。

まあ、そんなこともある。
水で体を拭いて翌日に備えよう。

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