2015.11.28 MM 第543号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 DLmarketで購入できます

 

     TOPに戻る     

浅草岳(あさくさだけ 1586m) 新潟県魚沼市・福島県南会津郡只見町
日本三百名山
                       

この山の私の印象等は・・・                                     

「 やっと湿度も下がり夏らしい日になり、花も楽しめた 浅草岳 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
       メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                         


【歩いた日】     2015年7月31日(金)


【天候】       晴れ(山頂付近はガス)


【コース及び時間】


5:59発ネズモチ平下P-6:06ネズモチ平登山口-6:33/38-7:11/16-7:25桜ソネ分岐-7:38浅草岳

〈1586m〉7:47-7:57桜ソネ分岐-8:10三角点-8:22/27-8:55桜ソネ登山口-ネズモチ平登山口

-9:21ネズモチ平下P



   【登り(ネズモチ平コース) 1時間29分  下り(桜ソネコース) 1時間29分  合計 2時間58分】



*コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。
 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。



  
ネズモチ平登山口下にある駐車場(写真1) 林道脇にオオウバユリがたくさん咲いている(写真2)
駐車場から数分でネズモチ平登山口だ(写真3) 20分余登るとやや太いブナの木がある(写真4)
前岳にはコバイケソウの花がたくさんあった(写真5) 前岳を過ぎると木道には残雪がある(写真6)
キンコウカがたくさん咲いている(写真7)  (写真8)
(写真9) (写真10) 

 【感想 等】

7月に東北南の遠征を行った。
7月25日から登り始め、この浅草岳で8山目である。

これまでの6日間、梅雨は明けたものの湿度は高く、多くのアブに刺され参ってしまった。
予定を3日早め明日で静岡へ帰宅することを決めての山歩きである。

手元にあった『日本三百名山(日本山岳会)』の地図には7つのコースが書かれていた。
どこから登ろうか迷ったが、地元の情報が一番である。
前日に近くの道の駅でもらったmapにネズモチ平登山口からのものが出ていたので道の駅の人に聞いてコースを決めた。


6時前に大白川の上にある「ネズモチ平登山口」下にある駐車場に着いた(写真1)。
広い駐車場でトイレもありなかなかよいところである。

平日の朝ということでここに来ている車は4台だ。

すぐに準備をし、車止めのゲートを越え、林道を「ネズモチ平登山口」に向かう。
少し歩くと、林道脇にオオウバユリがたくさん咲いている(写真2)。
静岡ではあまり見かけない花である。

先客の熟年夫婦に追いついた。

駐車場から数分でネズモチ平登山口に着いた(写真3)。
ここから山道に入っていく。
帰りは桜ソネ登山口に降り、この林道を戻ってくる。

シダなどが生い茂った道をゆるやかに登っていく。

20分余登るとやや太いブナの木がある(写真4)。

晴れていると思ったら上部はガスである。
道も急になってくる。

1時間半弱歩いたら、桜ソネ登山口への分岐である。
ここが前岳である。
そのまま浅草岳の山頂に向かおう。

前岳にはコバイケソウの花がたくさん咲いている(写真5)。

その先には木道があったが、残雪がたくさん残っている(写真6)。
斜面なので滑るし、木道がどこに続いているのかわからない。

こんな場合は、雪渓に沿って縁を歩いて行けばよい。
急がば回れ、である。
斜面を登り右に回り込む。

数分でその先の木道に合流した。
そこにはキンコウカが咲いている(写真7)。
また、その近くにはリンドウも咲いている。

前岳からなだらかな道を10分あまりで浅草岳(標高1586m)であった(写真8)。
山頂には一等三角点と石の祠がある。

残念ながらガスがかかっていて展望はない。
晴れていれば、越後三山を始めいろいろな山や眼下の景色が見えるだろう。

山頂には私だけであったが、ガスの中なので長居はやめ下山をする。

ガスの中の池塘を眺める(写真9)。
残念ながらここには花は少ない。

しかし少し行ったら花があった。
まず、アザミだ。
アザミの中の種類は何なのかはわからない。

木道を進んでいく。
黄色の花が両側にたくさんある。
アキノキリンソウに似ているキンコウカだ。

ガスってはいるが、晴れていればいいお花畑だろう。

前岳の分岐から桜ソネ登山口に向かって下って行く。
草が生い茂った中を歩いて行く。

視界は50mくらいだろうか。
ブナの木に茶色の大きなナメクジが付いている。
静岡では見たことがない。

下って行くと刃物で落書きされたブナの木がある。
木への落書きは、残念なことに東北ではよく見かける。

もう少し下ると大きなブナの木がたくさんある。
これらの木々は気持ちを良くしてくれる。

8時55分、「浅草の鐘」に着いた。
先客が2名いたのでそのまま下る。

その先が桜ソネ登山口であった。
あとは林道を戻るだけである。

林道にもクガイソウやシモツケソウもある(写真10)。
そして黄色のタマガワホトトギスもあった。

9時21分、「ネズモチ平登山口」下にある駐車場に着いた。

上部はガスがかかっていて展望はなかったが、湿度も下がり花を見ることができた楽しい山歩きであった。

特価 電子書籍 【 [実登] 日本百名山 他の山々 450山 】 CD-Rもあります
ご活用ください。

inserted by FC2 system