2016.01.24 MM 第551号
小楢山(こならやま 1713m) 山梨県山梨市 山梨百名山
この山の私の印象等は・・・
「 思ったより簡単に登れたので、下山後の鼓川温泉を楽しんだ 小楢山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2014年05月31日(水) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 焼石峠P9:35発-10:00旧道分岐10:05-(新道)-10:13的石-10:28小楢山〈1713m〉10:50-11:03旧道分岐 -(旧道)-11:08合流-11:31焼石峠P 【 登り 48分 下り 41分 合計 1時間29分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 【温泉】 鼓川温泉(山梨市牧丘町牧平262) 510円(3時間) |
焼石峠の子授地蔵(写真1) | シダ類の新芽が美しい(写真2) |
防火対策で木が伐採され歩きやすい(写真3) | 新緑の雑木とミヤマツツジが気持ちよい(写真4) |
小楢山[標高1713m]山頂(写真5) | 山頂からは山梨百名山がたくさん見える(写真6) |
山頂のシラカバの木が大きくなってきている(写真7) | 足元にはスミレも咲いている(写真8) |
【感想 等】 静岡を朝6時に出発し、焼山峠に着いたのは9時過ぎであった。 南東側にある牧丘芸術の丘から登る事も考えたが、 登山口に何時に着くかわからない上、コースタイム5時間半で日没までに下山できるか心配になり簡単なコースである焼山峠登山口を選んだ。 新緑時期の晴天である。 駐車場はほぼ満車であった。 山梨県は観光に力を入れていて、この峠までの道は舗装であるし、駐車場にはきれいなトイレが整備してありありがたい。 9時半過ぎ、峠に祭られている「子授地蔵」を見てから出発した(写真1)。 「見つからないようにこの地蔵1体を持ち帰り、子が授かるようにお祈りし子が授かったら2体にして返す」のだという。 写真のように今でも新しい地蔵があるということはきっと実行している人がいるのだろう。 この焼山峠はすでに標高1520mある。 小楢山への標高差はわずか200mである。 なだらかな道が南東に向かって続いている。 シダ類が新芽を伸ばしている(写真2)。 紅葉の時期も好きであるが、新緑の時期はもっと好きである。 植物の生命力を感じながら歩くのは楽しい。 30分近く歩くと、新道・旧道分岐に着いた。 コースにたいした違いはないが、行きは「新道コース」帰りは「旧道コース」を通ることにした。 なだらかに登っていく。 森林火災除けだろうか、幅10mくらい木が切られ歩きやすいし見通しがあっていい(写真3)。 出発から約40分、「的石」に着いた。 高さ4~5mの半円形のまるっこい石で武士の時代、弓矢の的にしたのだろうか、弓矢の的に似ているから名付けられたのだろうか。 こんな山の中にぽつんとあるのが不思議である。 そこからすぐに新道・旧道分岐に着いた。 ということは、新旧道が分かれているのは登りでもわずか10分である。 新緑の雑木が気持ちよい。またピンクのミヤマツツジが色を添えている(写真4)。 樹林の中を歩いて行く。 小楢峠への分岐を過ぎ、「一杯水」に着いた。 残念ながらこの水場は水が出ていなかった。 そこから数分でもう小楢山[標高1713m]山頂であった(写真5)。 山頂には方位盤もあり、山々の展望が広がっている(写真6)。 そこには今回登る予定の黒金山や八ヶ岳、北岳など、山梨百名山が20座ほど書かれている。 ただ山頂のシラカバなどの木々が大きくなり一部の山は見えなくなってきている(写真7)。 小楢山は双耳峰なのでもう1つの大沢ノ頭に行く方法もあったが、下山して温泉に行くことを選んだ。 行きには気づかなかったが、足元を見るとスミレが咲いている(写真8)。 パンジーはあまり好きではないが、自然のスミレは好きである。 焼津アルプスには20種類ほどのスミレがあるが、久しぶりに今年はそれを見に行こうと思っている。 山頂から13分で、旧道との分岐である。 帰りは旧道を通る。 樹林の中の細い山道もいい。 11時半、焼石峠に着いた。 手頃な山歩きを楽しむことができて良かった。 その後、峰越林道を下り、国道140号線へ出る前にある牧丘の「鼓川温泉」に入る。 しゃれた感じの良い温泉であった。 泉質はアルカリ単純泉、PH値9.8ということである。 ぎりぎり3時間近くのんびりし、日頃の疲れを取った。 |