2016.03.05 MM 第557号
半屏山(はんへいざん 165m) 台湾・高雄市 寿山国家公園
この山の私の印象等は・・・
「 左営蓮池潭に行く途中偶然出合い登った 半屏山 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2015年12月23日(水) 晴れ 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 翠華路登山口14:00発-14:24半屏山瞭望台〈165m〉14:36-13:56翠華路登山口 【 登り 24分 下り 20分 合計 48分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
MRT左営駅を出ると高雄の新幹線駅がある(写真1) | ここも寿山国家公園の一部だった(写真2) |
さすが国家公園である、よく整備されている(写真3) | やがて普通の山道になる(写真4) |
眼下に左営蓮池潭が見えてくる(写真5) | 日本にない感じの木である(写真6) |
高層マンションがたくさんある(写真7) | 半屏山の瞭望台(写真8) |
瞭望台からは旗津半島もよく見える(写真9) | 高雄市が作った三角点だろうか(写真10) |
【感想 等】 前日は高雄市の南、潮州に泊まった。 明日は帰国なので高雄に戻って来て、今日はまだ見ていないところの観光である。 宿近くの「文化中心(文化センター)」からMRTに乗り、左営で下りる。 本日行きたいのは「左営蓮池潭」である。 左営の地下ホームから上がると、左手に「新左営」の駅がある(写真1)。 これは新幹線の高雄駅であるが、この新幹線は日本の技術協力によってできたものである。 台湾は親日的であり、かつ日本の文化を受け入れてくれるところがありがたいし、旅していても親切で気持ちいい旅ができる。 そんな事を考えていたせいだろうか? ガイドブックに出ていた小さな地図と少しの記憶が頼りであったがなかなか左営蓮池潭に着かない。 駅を降りると、地図では目の前にその池が広がっているはずであった。 しかしその池は歩けどなかなかない。 きっとその図は大まかなものだったのだろう。 歩いていけば行き着くだろうと、駅に直角にまっすぐ進んでいった。 どうも道が違っているのだろうと、大きな通りの信号を右に曲がってみた。 そのまま歩いていくと小高い丘のような下に、なんと「寿山国家公園」という石碑がある。 ここは、20日に歩いた寿山の外れの方に当たるのだろう。 辺りを探すと「半屏山登山口」という看板が見つかった(写真2)。 「せっかくここに山がある。じゃあ、登らないことはない」と言うわけで早速登山を開始する。 時刻は14時。 熱帯地方に当たる高雄は暑い。 樹林の中なら太陽は差し込まずそれほどでもないだろう、と汗をなるべくかかないように歩いて行く。 さすが国家公園である。 木の階段や標識がよく整備されている(写真3)。 20日の日曜日の寿山はどこも大変賑やかであったが、今日は平日である。 誰にも会わないまま登っていく。 ほとんど日影であることがうれしい。 やがて傾斜は少しなだらかになり土の山道に変わった(写真4)。 そして左営蓮池潭が見えてきた(写真5)。 左営蓮池潭は、右折した場所で、まっすぐ行けば着けたことがわかった。 まあ、間違えたおかげで山に出会えたことに感謝しなくては行けないだろうが・・・。 日影の広い場所で体操している人がいる。 平日でも山歩きをする人がいて少しほっとした。 岩肌の露出したがたがたの山道に変わった。 この方が山道らしくて好きである。 日本では見たことのない赤い木の葉がある(写真6)。 尾根に出て、展望が広がってきた。 左営蓮池潭ももっとはっきり見下ろすことができる。 高雄港近くの高層マンション群や学校が見える(写真7)。 その向こうには旗津半島も少し見える。 登山口から20分余、瞭望台に着いた(写真8)。 名前の通り、展望がいい。 西側を中心に見渡すことができる。 高雄港方向も先ほどよりもっとよく見え、3日前に行った旗津半島がしっかり見える(写真9)。 ここまで上がってきて良かった。 ここには1m60cmくらいの鉄棒もあり健康作りに使っている人もいた。 暑いので農作業等に使う笠を被っている老人、コウモリ傘を差して歩いている熟女・・・。 人数は少ないが、そんな人達に出会う。 展望を楽しんでから辺りを散策すると、なんとここにも三角点があった(写真10)。 書かれている字を見ると高雄市で設置したのだろうか・・・。 今回の旅で予期せぬ2つ目の三角点に出会った。 あと少しで到達できなかった三角点があると思えば、出会ってしまう三角点もある。 不思議である。 ここからはほぼ高さも同じでこの先まで丘のように続いている。 三角点もあったし、下山することにする。 先ほど来た道を戻る。 なるべく汗をかかないように普通の速さで・・・。 下りはピッタリ20分であった。 その後、当初の予定通り、「左営蓮池潭」に行く。 観光シーズンではない平日のためか、閑散としていた。 今日は予定には入っていなかった山歩きができて満足の1日であった。 |