2016.04.10 MM 第559号
レイク・タウポ周辺散策(ニュージーランド 北島)
この山の私の印象等は・・・
「 初秋の湖畔・川沿いの自然を楽しんだ レイク・タウポ周辺散策 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2016年3月16日(水)・18日(金) 【天候】 16日 曇り ・ 18日 時々小雨 【コース及び時間】 16日(水) 宿15:10発-15:35レイク・タウポ湖畔(ワイカト川口)-15:51トンガリロ・ストリート-16:00タウポ街内 18日(金) 宿発8:15-8:26ワイカト川-8:30バンジージャンプ場-8:41スパ・サーマルパーク-9:16宿 【 16日(水) 50分 18日(金) 1時間1分 合計 1時間51分 】 *コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 |
木々は紅葉を始めている(写真1) | ワイカト川河口のボーと置き場(写真2) |
大きな木が生えている(写真3) | ワイカト川沿いの遊歩道(写真4) |
遊歩道はよく整備されている(写真5) | 黄葉の葉もある(写真6) |
気持ちよく散策できる(写真7) | 公園かグランドのようだが表示は違った(写真8) |
18日は川沿いに遊歩道を遡る(写真9) | バンジージャンプ場があった(写真10) |
スパ・サーマル・パークに着いた(写真11) | 松の木の手前、日本では見かけない草が(写真12) |
街の様子から近くにこんなワイカト川があるとは(写真13) | 変化に富んでいておもしろい(写真14) |
【感想 等】 前号の「トンガリロ・アルパイン・クロッシング(レッド・クレーター 1886m) ニュージーランド・トンガリロ国立公園 世界遺産」で 少し書いたが、トンガリロ・アルパイン・クロッシングに行くために前後の日にレイク・タウポに宿泊した。 今回はそのレイク・タウポでの散策を書く。 前半が、オークランドから到着した午後に散策した様子であり、 後半がトンガリロ・アルパイン・クロッシングから帰ってきた翌日朝に散策した様子である。 3月16日(水)は約5時間かけバスでオークランドからタウポの街にやってきた。 レイク・タウポ(タウポ湖)はニュージーランド北島の中央にある国内最大の湖である。 そのレイク・タウポの北東側にあるのどかな小さな街がタウポである。 人口は3万人だという。 街について驚いたのは、wifiが町の中心部で使えることである。 外国人の観光客にとってインターネットを使えることはありがたい。 ホテルの場所を地図で確かめたり、街の事について調べたりできるからである。 わかりやすい街並みで、予約しておいた宿はすぐに見つかった。 部屋で少し休んでから、isite(観光案内所)で翌日行く「トンガリロ・アルパイン・クロッシング」の予約をし、ワイカト川河口付近の遊歩道を散策することにした。 15時過ぎに散策をはじめ、 まず、ぱっと見つけたのは紅葉を始めた木々であった(写真1)。 3月というのは南半球の秋の始まりだということを思い出させてくれた。 というのは、オークランドで2泊したのであるが、毎日暑くて半袖をもっと持って来ればよかった、と後悔していたのだ。 もう少し涼しいのではないかと、長袖を中心に持って来ていた。 ワイカト川河口付近に行くと、モーターボートがたくさん停泊していた(写真2)。 これを見ただけでも散策に来てよかった。 ただ前泊だけのためにレイク・タウポに来たというのではつまらない。 その土地を歩き、自然や人々の暮らしを見聞しなければ・・・。 その先には遊歩道がある。 行ってみよう。 ベンチがあり、そこには大きな木がある(写真3)。 よく整備されている。 その先は川沿いに木を敷いた道が繋がっている(写真4)。 川の水も底がよく見えるほどきれいである。 今度は模様の描かれたコンクリート道になった(写真5)。 散策するには気持ちが良いところである。 豆科の木なのだろうか、数mくらいの高さの木の、葉の近くに大豆のさやのようなものが付いている。 その先には黄葉した木があった(写真6)。 これは1枚目の写真と同じ木のようであるがこちらは黄色ばかりである。 そんな木が並んでいる道を歩いて行く(写真7)。 トンガリロ・ストリートの橋にぶつかった。 橋の向こうにも遊歩道は続いているが、この道路に沿って右方法に回ってみる。 歩いて行くと「トンガリロ・ノース・ドメイン」と言う広場があった(写真8)。 そこにはトイレもある。 ちょうど、近くに長距離バスが止まり、休憩を取りそこのトイレを使っていた。 私もオークランドからのバスを下車したのがここであった。 街に入り歩いて行くと「ピザハット」ある。 今日の夕食はここに決めた。 散策はここまでにした。 17日は前述した「トンガリロ・アルパイン・クロッシング」に行き、18日はウエリントンに向かう。 ただ、そのバスは10時5分発である。 それまでの時間、レイク・タウポに流れ込んでいるワイカト川に沿って続いている遊歩道に行くことにした。 朝食後、8時15分に出発した。 あいにくの小雨である。 宿からスパ・ロードに出て北東に歩くとフカ・フォールに向かう遊歩道に出ることができる。 10分余歩くと、ワイカト川に出た(写真9)。 街並みや穏やかなレイク・タウポからは想像できない緑が豊富な風景である。 川沿いの遊歩道を上流に向かって歩く。 すぐにバンジージャンプ場があった(写真10) 。 このきれいな風景の中でのジャンプはまた格別だろう。 ガイドブックによると、北島では人気のスポットで、予約制9時から19時の営業、169Nz$とある。 現在8時半のためか、小雨のためか人の気配はない。 このきれいな川を見ながら歩く。 10分ほどでスパ・サーマル・パークに着いた(写真11)。 こちらも数台の車とわずかな人が見えるだけである。 中には芝生の広場や松の生えた丘がある(写真12)。 川向こうに見えるのがスパだろうか。 建物の横からは煙が上がっている。 10分ほど行ったところに小川に架かる橋があってその下に温泉が湧いている、ともガイドブックに書いてあった。 そこは無料で入ることができるという。 今回は小雨でもあるし、水着は持参していない。 老夫婦が水着で歩いて来て水道の所でなにやら洗っている。きっと、そこに入ってきたのだろう。 そこまで行こうと思っていたのであるが、ワイカト川沿いにもう少し河口まで下ってみようと思う。 引き返し、川沿いに進む。 バンジージャンプ場を過ぎ、5分ほどで断崖のある場所に着いた(写真13)。 この切り立った露岩の風景も意外であった。 川の水で削られてできたのだろうが、大雨が降るとすごい激流になるのだろう。 その先にはのどかな小さなアーチ橋が見えてきた(写真14)。 短時間の散歩でいろいろな風景を楽しませてくれるところである。 9時、そろそろ宿に戻らないといけない。 といっても、詳しい地図があるわけではない。 元来た道を戻るか、そのまま河口まで出るか、スパ・ロードを探すか・・・。 時間的には1番が早いだろう。 河口まで行ったら30分はかかる。 思い切って3番を選択する。 民家の脇を抜け、坂を上がっていく。 迷いながら10分ほど歩くと、スパ・ロードに出た。 あとは来た道を探せばいい。 9時20分頃には宿に戻ることができた。 ただ泊まるだけでは感じることができなかったであろうレイク・タウポの自然を楽しむことができて良かった。 |