2016.04.17 MM 第560号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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Mt.ジョン(Mt John 1031m) ニュージーランド南島 レイク・テカポ
                       

この山の私の印象等は・・・                                     

「 上からレイク・テカポの美しい展望を楽しんだ Mt.ジョン 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2016年3月20日(日) 


【天候】        晴れ


【コース及び時間】

 レイク・テカポ駐車場発16:17-16:46Mt.ジョン登山口-17:18Mt.ジョン〈1031m〉17:24-17:46登山口-

18:05レイク・テカポ駐車場


    【 登り  1時間1分   下り  41分        合計 1時間42分  】
      


*コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。
 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。


  
日曜日とあってテントやキャンピングカーがいっぱい(写真1) テカポ湖畔の遊歩道を歩いて行く(写真2)
美しいレイク・テカポを見ながら歩くのは楽しい(写真3) Mt.ジョンの登山口だ(写真4)
テカポ・スプリングスの温水プール(写真5) 松林の中を歩いて行く(写真6)
樹林を抜けると風景は一変する(写真7) アザミの仲間が咲いている(写真8)
山頂にはMtジョン天文台がある(写真9)  山頂から西側の展望(写真10)
山頂から北東の展望(写真11)  山頂からは360度の展望を楽しめる(写真12)

 【感想 等】 

どこの国でもそうかもしれないが、海川や湖の近くに街ができている。
北島から南島に来て今泊まっているのは「レイク・テカポ」である。

翌日、Mt.クックを見るトレッキング「フッカー・バレー」に行くためである。
ここにはクライストチャーチから14時40分に着いた。

明日は出発が早いので湖畔に宿を取り、「善き羊飼いの教会」など付近を散策した後にMt.ジョンに向かった。

駐車場横には日曜日ということもあるのだろう、いくつものテントが張られたりキャンピングカーがたくさん止まっていた(写真1)。

湖に沿って西に進んでいく。
車はほとんど通らないが、車道と遊歩道が分けられている。
その歩道を歩いて行く(写真2)。
前方にはMt.ジョンが見える。
山頂付近は木がないのが見える。

遊歩道脇には乾燥に強そうな草が生えている。
日本で見たことのない黄色の花を付けたものや青い花を付けた草が生えている。
山吹色のヒナゲシの仲間も咲いている。

光の差し方で湖の色が変わってきた(写真3)。
そして、向こうの山が見えてきた。
あの美しい北アルプスにひけをとらないくらいの素敵な山並みである。

少し高くなった場所にキャンピングカーがたくさん止まっている。
その辺が入口かもしれない、と行ってみたが違った。

公衆トイレを過ぎ、少し行くと登山口はあった(写真4)。
入口にはちゃんと標識があり、「Mt John Walkway」山頂まで45分、天文台を回って往復1時間半と書かれている。
また、山頂のアストロカフェは冬季は17時までと書かれている。

山頂には天文台があり、夜、日本人の専門家による日本語での星空ツアーがあると書かれている。
またそこにあるアストロカフェはガラス張りでテカポ湖が一望できるという。

少し登ると登山口すぐ横のテカポ・スプリングスが見える(写真5)。
湖を見ながら温水プールに入ってのんびりするのもいいだろう。

松林の中をゆるやかに登っていく(写真6)。
10分ほど登ると松林は終わり、雑木になり木々の間からテカポの集落と湖が見えてきた。

その先には柵とゲートがあった。
人間なら簡単に乗り越えることもできそうな柵と門である。
動物のためのものだろうか。


登山口から20分余、樹林帯を抜けた。
Mt.ジョンの山頂は目の前に見える(写真7)。

その草原にはアザミの仲間が咲いていた(写真8)。
ニュージーランドにもあるんだ!と改めて知る。

短い階段を昇るとMtジョン天文台が見えてきた(写真9)。
周りは自然がいっぱいで夜は真っ暗であるMtジョンの山頂にはこの天文台がある。

山の西側には広い平らな平地が広がっているがそこには家が全く見えない(写真10)。
ニュージーランドらしい風景である。

北東の方向を見ればぐるっと回るコースが延びている(写真11)。
向こうに見える山々もなかなか素敵である。

一番高い岩の上からは360度の展望が楽しめる(写真12)。
そこから目を南東にやればテカポの街が見えてくる。

テカポ川の東にある「善き羊飼いの教会」も見える。

山頂にいた中国人3人組も下山していった。

山頂で景色を楽しんだら元来た道を戻る。
17時過ぎではあるがまだ登ってくる人もいる。
迷うところはないのでかなり暗くなるまでは大丈夫ではあるが・・・。

山頂から20分余で登山口に着く。
湖岸で花を探しながら戻る。

白と藤色の花を見つける。
動くものがいたのでよく見ると茶色のウサギであった。
周りを探すと木材チップを積んであるところにウサギの巣穴がたくさんあった。

18時過ぎ、駐車場に戻る。
2時間もかからずに、レイク・テカポを中心とした展望を楽しむことができよかった。

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