電子書籍 「焼津アルプス登山ガイド」 DLmarketで購入できます２０１６．０４．２４ ＭＭ 第５６１号
電子書籍 「焼津アルプス登山ガイド」 DLmarketで購入できます |
 |
満観峰（まんかんほう ４７０ｍ） 静岡の百山
焼津アルプス 静岡県焼津市・静岡市
この山の私の印象等は・・・
「 ＋αを楽しんだ道の駅「宇津ノ谷峠」からの 満観峰 」
＊下に私の感想等の文があります。
メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。
| 【歩いた日】 ２０１６年４月１６日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 道の駅「宇津ノ谷峠」駐車場発９：０５－９：２４尾根９：２８－１０：３４[444mポイント]－１０：５２鞍掛峠分岐－１１：０１ 満観峰〈４７０ｍ〉１１：５９－１２：１６舟川分岐－１２：４４逆川登山口－１３：１２道の駅「宇津ノ谷峠」駐車場 【 登り（宇津ノ谷峠コース） １時間５２分 下り（逆川コース） 1時間１３分 合計 ３時間５分 】 ＊コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。 【温泉】 やいづ黒潮温泉「焼津駅前健康センター」(焼津市栄町１－１３－１） ７００円（１時間５００円） |
 |
 |
| 道の駅「宇津ノ谷峠」静岡側下り線から出発（写真１） | たくさんのシャガが出迎えてくれます(写真２) |
 |
 |
| 宇津ノ谷峠の尾根にでる(写真３） | ４４４ｍの三角点からは満観峰が見えて来る（写真４） |
 |
 |
| ほぼ２時間で満観峰に着きました(写真５) | サクラがまだ残っていました(写真６) |
 |
 |
| イノシシさんが掘ったタケノコが落ちていました(写真７) | お茶の新緑がきれいです(写真８) |
 |
 |
| ヤマツツジが咲いていました(写真９） | ヤマブキも咲いています(写真１０） |
 |
 |
| 逆川の集落は情緒があります(写真１１) | 旬の「鰹のたたき」をいただきました(写真1２） |
【感想 等】 ４月中旬、宇津ノ谷から満観峰を「黒潮温泉山歩き１１」で参加者と共に歩きました。 その様子をＨＰ＆メルマガでお知らせします。 あまり歩かれていないコースで、私も今まで書いたことがないコースです。 ９時過ぎ、道の駅「宇津ノ谷峠」静岡側下り線から出発します(写真１)。 写真手前が駐車場ですが、そこは道の駅利用者が置くスペースです。 登山者はこの川沿いに置くように表示があります。 ４月の新緑の時期で、その川沿いの場所もいっぱいです。 私たちの前にはこの宇津ノ谷峠周辺を歩く１０人くらいの団体がいました。 ここには旧東海道、明治トンネル、昭和トンネルと峠の歴史が詰まっています。 そのため、「国定史跡」に指定されています。 それが書かれた木の看板があるところから登って行きます。 山道脇に切られた桜の木があり、少しだけ花が残っています。 少し登るとカトレアに似たたくさんのシャガが出迎えてくれます(写真２)。 小さな沢沿いの杉林の中を登っていきます。 １０分余登っていくと、山道脇に在原業平の歌碑があります。 「駿河なる 宇津の山辺のうつつにも 夢にも人にも 逢はぬなりけり」と書かれています。 この歌は平安時代の伊勢物語に出ているのですが、その頃から使われている道です。 彼は、このうっそうと茂った木々に心細くなったのでしょうか。 登山口から２０分登ると宇津ノ谷峠の尾根に出ました(写真３)。 ここは十字路になっていてまっすぐ行くと岡部側に下ることができ、「つたの細道公園」が整備されています。 右に行くと旧東海道、明治トンネル、昭和トンネルがあります。 写真３のようにここからは少し展望があります。 私たちは左手に尾根を登っていきます。 両側は杉林です。 半日影にはマムシグサが花を咲かせています。 木々の新芽もきれいです。 １０時半過ぎ、４４４ｍの三角点の場所に着きました。 その先からは満観峰が見えてきます(写真４)。 そして出発から１時間４５分で鞍掛峠からの道に合流します。 ここまで来れば満観峰はあと少しです。 最後の登りを過ぎ、樹林帯を出ると展望が開けます。 焼津港、焼津平野、駿河湾、高草山などが見えてきます。 白いクサイチゴの花がたくさん咲いています。 ほぼ２時間で満観峰に着きました(写真５)。 満観峰は相変わらずの賑わいで１００人以上いました。 残念ながら今日は富士山が見えません。 私たちもいろいろな話をしながら昼食にしましょう。 約１時間ほど休みました。 山頂付近には薄紫のタチツボスミレたくさん咲いていました。 帰りは逆川コースで道の駅「宇津ノ谷峠」に戻りましょう。 ４月２日に来た時には山頂のサクラは咲き始めでしたが、まだ残っていました(写真６)。 少し行った所の山道脇にイノシシさんが掘ったタケノコがいくつか落ちていました(写真７)。 参加者の１人が、「とりたては生で食べれる」ということで私も少し味を見ましたが、えごさが少し口の残りました。 お土産にして持ち帰った参加者もいました。 集落に近づくとまだ耕作している茶畑があります。 新緑がきれいです(写真８)。 この最高の新緑はＧＷ頃のお茶つみまでの楽しみです。 近くにはヤマツツジが咲いていました(写真９)。 私は誇張しないこの地味な赤い花が好きです。 ヤマブキも咲いています(写真１０)。 山頂から４５分で登山口でした。 逆川の集落には昔ながらの伝統的な家屋が残っていて情緒があります(写真１１)。 車道を約３０分歩くと道の駅「宇津ノ谷峠」でした。 下山後はやいづ黒潮温泉「焼津駅前センター」で入浴します。 天然温泉で汗や疲れを流します。 私は山と温泉のセットが大好きです。 いつもは車で来ているのでアルコールは無理なのですが、駅前のここは交通の便がいいです。 車を置いてきて、生ビールを飲みながらいろいろお話しました。 そんなひとときも楽しいですね。 つまみに旬の「鰹のたたき」をいただきました(写真1２)。 駿河湾で取れたミネラルいっぱいの海洋深層水から作った塩とレモンをかけて食べるところが初めての体験でした。 おいしかったです。 新緑や花を見ながらの山歩き、おまけのタケノコ、 そして、温泉での入浴＆くつろぎと美味しい海の幸をいただきいろいろな話ができた充実の山歩きでした。 |