2016.06.27 MM 第568号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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フランクトン・アーム・ウォーク(ニュージーランド 南島 
                            クィーンズタウン)
                       

この山の私の印象等は・・・                                     

「 日本にもある花に出合えた フランクトン・アーム・ウォーク 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2016年3月22日(火) 


【天候】        晴れ


【コース及び時間】

フランクトン・アーム・ウォーク西口16:10-16:55マリーナ-17:07フランクトン・アーム・ウォーク東口-

17:24カワラウ橋17:29-17:36バス停17:48=(bus)=18:10クイーンズタウン


    【  フランクトン・アーム・ウォーク  57分   おまけウォーク 24分     合計 1時間21分   】
      


*コースタイムは写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。
 また、歩き方で全く変わりますので、あくまでも参考タイムにしてください。



  
ここからがフランクトン・トラックだ(写真1) 木々が黄葉を始めた砂利道を歩いて行く(写真2)
わずか数百mなのに木がない山(写真3) アガパンサスだ(写真4)
少しクチナシに似ているが全く違うだろう(写真5) クイーンズタウンは建設ラッシュである(写真6)
フランクトンロードへの分岐を過ぎる。(写真7) フランス菊にも似ているが・・・(写真8)
木々の間の道もなかなかいい(写真9)  国道6A沿いに出た(写真10)
フランクトン・マリーナ(写真11)  フランクトンの町はすぐだ(写真12)
カワラウ橋が見えて来た(写真13)   橋からカワラウ川を(写真14) 

 【感想 等】 

 春のニュージーランド遠征7つめは、南島で人気のクィーンズタウン周辺歩きpart3である。

クィーンズタウンはワカティプ湖のほとりに広がっている人口約2万人の町である。
午前中はクィーンズタウンヒル(標高907m)を歩き、湖や山々の展望を楽しんだ(メルマガNo.567)。

宿や湖岸でしばらく休んだ後、「クィーンズタウン・ガーデンウォーク」と名付けられたコースを歩いた(メルマガNo.568)。
クィーンズタウンの中心からワカティプ湖沿いに歩く素敵な平坦な遊歩道であった。

今回はその続き、『フランクトン・アーム・ウォーク』である。
「フランクトン・トラック」の標識があるのがありがたい(写真1)。
そのまま湖岸を西に向かって歩いて行く。

今度はどんな風景が待っているのだろうか。

まず現れたのは両側草木が生えた砂利道である(写真2)。
左の木々が黄葉を始めている。
こんな感じの道はニュージーランドではあまりで会っていなかった。
日本ではありふれた風景ではあるが、なんか新鮮な感じがした。
湖岸なので右の木々の間からはワカティプ湖が見える。

左の雑草の中には名前のわからない白やピンクの花が咲いている。
日本に帰ってから調べたが、同じ花は見つからなかった。

サイクリングの2人組が私を追い抜いていく。
樹林の中の道を抜けるとまたワカティプ湖の見晴しが良くなる。

ゆるい坂を登っていくと、ワカティプ湖の向こうに山々が見えてくる(写真3)。
標高の低いところにも木がないニュージーランドらしい山である。

歩いて行くと、道の隅にアガパンサスが咲いている(写真4)。
今(6月中旬)、我が家にもたくさん咲いているこの藤色の花がここにもある。
初秋に咲いているわけで、時期的には違うのであるがうれしくなった。

そして白い花もある。少しクチナシに似ているが全く違うだろう(写真5)。

空き地には日本の道端にも多い、くすんだ薄い朱色のナガミヒナゲシのような花が咲いている。
また黄色のノゲシに似た花もたくさんある。

前回書いたが、ここクイーンズタウンは国内外の観光客に人気があり宿の予約がなかなか取れない。
そんなこともあり、いろいろな所で宿泊施設などを造っている。
このコースも、建築中の建物の横を通過する(写真6)。
もしかするとこれはリゾートマンションなのかもしれない。

西入口から30分、フランクトンの道路への分岐に着いた。
フランクトンへはまだまっすぐ湖岸沿いの道を進む(写真7)。

ピンクのアジサイが咲いている。
先ほど見たアガパンサスもヒナゲシに似た花も、このアジサイも日本では今の時期、晩春から初夏の花であるが・・・。

今度はフランス菊のようなマーガレットのような花が咲いている(写真8)。
しかしそれらとは葉が同じではない。

両側木々の中を進む(写真9)。


16時48分、国道6A(フランクトンロード)沿いの道に出た(写真10)。

そこを少し歩くとフランクトン・マリーナに着いた(写真11)。
そこには「クイーンズタウン・エアーポート 2.4km カワラウ滝橋 2.4km」とある。

空港と同じ距離の所にカワラウ橋がある。
橋まで歩いてみることに決める。

マリーナ横に広がる町横の湖岸を歩いて行く。
少しではあるがウォーキングを楽しんでいる人もいる。

小さな桟橋近くで湖を見ながらワインをちびりちびり飲んでいる70歳くらいの人もいる。
この辺もなかなか素敵な感じである(写真12)。

芝生にテントを張って楽しんでいるグループもいる。
またイルカの浮きを使って水遊びを楽しんでいる家族連れもいる。

芝生の斜面ではパラグライダーをやっている人もいる。

フランクトン・アーム(フランクトン入り江?)の対岸では大規模な開発が行われているのが見える。
重機で岩盤を削り大型のホテルかマンションなどを造っているようである。

そんな様子を見ながら歩いていたらカワラウ橋が見えて来た(写真13)。
湖岸沿いに歩いて行くと橋に出ることができた。

この橋には信号が付いていて信号で片側通行である。
日本では全く見かけないが、ニュージーランドでは他の場所でも見た。
交通量がそれほど多くない町では半分の広さの橋で足りるので合理的な予算のかけ方である。

歩行者用の通路もあるのでこの木の橋を歩いて行く。
右側がフランクトン・アーム(入り江)で、左側がカワラウ・リバー(川)である。

ワカティプ湖の水がカワラウ・リバーに流れていく(写真14)。
その様子もなかなかいい。

数分眺めていたが、戻ることにした。
戻り方は3つの方法がある。
1つ目 来た道を引き返す
2つ目 国道A6の歩道を歩いて帰る
3つ目 バスに乗って帰る

国道にはバス停があるだろう。
もし30分以内にバスがあれば乗って帰る、なければ国道沿いを歩いて帰る。
そんな事を考え国道を数分クイーンズタウンの方へ北上するとバス停がある。

時刻表を見ると10分後に来ることになっている。
ラッキー!!

数分待っているとミニバンから20才代のニュージーランド人が下車した。
どうもタウンバスを待つようである。

聞いてみると私と同じようにクイーンズタウンに戻るという。
バスが来るまで片言の英語で世間話をする。

バスは2分遅れでやってきて、18時過ぎ町に戻ることができた。

日本にもある花に出合え、ニュージーランドらしい風景を堪能したフランクトン・アーム・ウォークであった。

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