2016.12.28 MM 第589号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

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長者ヶ岳(ちょうじゃがたけ 1336m)・天子ヶ岳(てんしがたけ1330)
 
静岡県富士宮市・山梨県南部町 山梨百名山、静岡の百山


この山の私の印象等は・・・                                     

「 田貫湖の紅葉と落ち葉の中を楽しく歩いた 長者ヶ岳・天使ヶ岳 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
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【歩いた日】     2016年11月21日(月)

【天候】        曇り

【コース及び時間】

11:58田貫湖キャンプ場登山口-12:08分岐-12:34休暇村分岐12:39-13:31長者ヶ岳〈1336m〉-

14:02天子ヶ岳〈1330m〉14:12-14:42長者ヶ岳〈1336m〉14:47-15:16休暇村分岐15:20-15:34分岐

-15:42P



      【 登り(田貫湖~長者ヶ岳) 1時間28分   (長者ヶ岳~天子ヶ岳往復) 1時間1分

                                  下り(長者ヶ岳~田貫湖) 51分   計 3時間20分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
田貫湖からの登山口(写真1) 右自然林、左植林の杉(写真2)
富士山に雲がかかってくる(写真3) 紅葉した田貫湖が見える(写真4)
長者ヶ岳[1336m]山頂(写真5) 正面に天子ヶ岳が見えてくる(写真6)
天子ヶ岳[1330m]山頂(写真7) 少し残った紅葉いい(写真8)
枯葉の中をさくさく歩く(写真9) 富士山はかなり隠れてしまう(写真10)
このピンクの花は何だろう?(写真11)  田貫湖の紅葉はピーク(写真12)

【感想 等】 

 11月下旬の代休に毛無山(メルマガNo.588)に登った。
そして昼前には下山した。

簡単登山も好きでよく1~2時間程度の山に登っている。
しかし精一杯歩き、体をいじめるのも嫌いではない。

まだ時間があるので帰り道にあるこの長者ヶ岳に登ることにした。
時間があれば天子ヶ岳まで足を伸ばすこととして・・・。

この長者ヶ岳・天子ヶ岳も2度目である。
かつて登ったのは1月で、雪とアイスバーンがあり、傾斜地で苦労して軽アイゼンを付けのが懐かしい。


田貫湖には毛無山登山口から車で数分で着いた。
紅葉の中、釣りをしている人がいる。

奥にある田貫湖キャンプ場の駐車場は空いていた。
湖畔荘の横に長者ヶ岳登山口があった(写真1)
(この付近には3つの登り口がある)

12時少し前、キャンプ場のバンガロー横を登っていく。
真っ黄色に色づいたイチョウが美しい。

よく手入れされた杉林の中に入る。
間引きがこれほど上手にされている杉林は久しぶりに見た。
樹林の中は暗い。
その中から木を切っている音も聞こえてくる。

10分ほど登ると手前の「長者ヶ岳登山口」からの山道に合流する。
ここからは東海自然歩道になっている尾根歩きである。

右側が自然林、左側は植林の杉の中を歩いて行く(写真2)。
写真のようによく整備されていて歩きやすい。
右の自然林はちょうど紅葉している木もある。

いつもあまり意識していない木の葉が足元に落ちていてつい見てしまう。
いろいろな形、いろいろな大きさ、いろいろな色があるものだとつくづく思う。

分岐から20分ほど進むと富士山が見えてきた(写真3)。
午前中は全体が見えていたのに頭は完全に隠れ、下の方にも雲が出ている。

黄色の葉の小さな灌木が多いなだらかな道を快適に進んでいく。

12時半過ぎ、休暇村への分岐に着いた。
そこからは田貫湖がよく見える(写真4)。
山から降りていった紅葉はちょうど、湖畔にいる。

傾斜がなだらかなので疲れない。

13時過ぎ、長者ヶ岳(標高1336m)に着いた(写真5)。
先客3人が日本酒小瓶を飲みながら遅い昼食中である。

富士山は上部がもっと雲に隠れ、下の方にもより多くの雲が出てきている。

時刻はまだ13時半である。
長者ヶ岳で引き返してもいいと思っていたが時間がまだある。
天子ヶ岳までは30分くらいで着くだろう。
日没までには十分下山できる。

足を伸ばすことにした。
天子ヶ岳の標高は1330mである。
この長者ヶ岳とほぼ同じ標高である。

少し下って登り返せば山頂だ。

どんより曇った落ち葉の道を進んでいく。
前方の木々の間から天子ヶ岳が見えてくる(写真6)。

上佐野への分岐を過ぎ進んで行く。

14時過ぎ、いつの間にか天子ヶ岳の山頂であった(写真7)。
辺りはほぼ平でどこが山頂かわからないくらいである。
そして樹林に囲まれ展望もない。
(この先に展望がきく所があるが天候が今一歩である)

山頂周辺を少し歩き、まだ残る赤い葉を見つけた(写真8)。


落ち葉を踏みしめ引き返すことにする(写真9)。
帰りはちょうど30分で長者ヶ岳に着いた。

富士山は中腹が少し見えるだけである(写真10)。
先ほどの3人組は下った後である。

他には誰にも会わない。

鳥の鳴き声も聞こえないし静かである。
時間が止まってしまったかのように・・・。

休暇村分岐付近でピンクの花を見つけた(写真11)。
少し距離もあり何の花であるかわからない。
今は花の少ない時期だし・・・。

湖畔への分岐を右に曲がる。
チェーンソーで木を切る音がする。

15時半で少し暗くなりつつあるが、まだ仕事を続けているのである。

15時42分、田貫湖畔に着いた。
湖畔では紅葉した木々や湖を少し見ていた(写真12)。

天気は今一歩であったが、晩秋の紅葉を見たり落ち葉の中を楽しく歩くことができた。



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