2017.05.30 MM 第604号

   私の出合った日本百名山 他の山々 by masarus 

電子書籍  「焼津アルプス登山ガイド」 DLmarketで購入できます

 

     TOPに戻る     

大楠山(おおぐすやま 241m) 神奈川県横須賀市

この山の私の印象等は・・・                                     

「 市民に愛され富士山も見え360度の展望がある 大楠山 」

  *下に私の感想等の文があります。                                                                         
       メールアドレスを登録していただきますと、この文章が「無料メールマガジン」として毎週あなたの所に届きます。                                         

【歩いた日】     2017年4月20日(木)

【天候】        晴れ

【コース及び時間】


阿部倉温泉11:00-11:30大楠山〈241m〉11:41-(道間違い10分)11:51-12:19阿部倉温泉P



    【 歩いた時間 30分   下り 28分  合計  58分 】


*コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。
 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。



  
阿部倉温泉からの登山口(写真1) よく整備された沢沿いを歩く(写真2)
ニリンソウが咲いている(写真3) ゴルフ場横の玉除け咲く(写真4)
直登と林道コースの分岐(写真5) 林道を進む(写真6)
ウラシマソウが咲いている(写真7) 回り込んで山頂へ向かう(写真8)
大楠山[241m]山頂(写真9)  展望台から富士山も見える(写真10)
360度のすばらしい展望だ(写真11) タチツボスミレが咲いている(写真12)

【感想 等】 

神奈川・千葉の海岸線の山、第3弾は大楠山(横須賀市)である。

前日横浜に泊まり、ゆっくりの登り始めである。
車を置く所を探しながら走っていたら休館中の阿部倉温泉に着いてしまった。

その前が農園になっていて空き地があったのでそこに車を置かしてもらう。
11時に出発する。

高速道路(横浜横須賀道路)壁に付けられた標識に沿って進んで行く(写真1)。
1度階段を下り、バス停「大楠山登山口」からの道に合流する。

標識に沿って沢沿いに歩いて行く。
小橋もあったりしてよく整備されている(写真2)。

シダ類が生え、ニリンソウも咲いている(写真3)。
日なたに出るとタチツボスミレも多い。

10分ちょっとでゴルフ場脇に着いた。
その辺りはシャガが多い。

ハイカー等にゴルフの玉が当たらないようにコースの周りには頑丈な金網が張られている。
また、コース脇の山道は金網のトンネル状になっている(写真4)。

数分進むと、分岐に出た(写真5)。
右に行けば直登で大楠山、左は林道を通りなだらかに大楠山である。

時間もあるし、林道をなだらかに登り、帰りはまっすぐ下ることにする。
林道に出ると、大楠山0.5kmの表示がある(写真6)。

ウラシマソウがいくつか咲いている(写真7)。
やがて木々の上に白い塔のようなものが見えてきた。
あそこが山頂か、と思った(すぐに違うことがわかるが…)。

大楠山を回り込むように林道を歩いて数分、山頂への分岐に着いた(写真8)。
左に行くと、湘南国際村センター2.3kmの表示がある。

緩やかな階段を登っていくとすぐに大楠山(標高241m)に着いてしまった。
わずか30分である。
確かに標高は低いがこんなに簡単に着くとは思ってはいなかった。
山頂には小学生が遠足に来ていた(写真9)。

時刻は11時半、ちょうど昼食を取っていた。
私は38年間小学校の教師をしていたが、遠足の昼食時が一番静かなグッドタイミングである。

高い見晴台があるので登る。
高いだけあってすばらしい展望である(写真10)。
林道で見えた白い塔のようなものはレーダー雨量観測所のようである。
その右には雪を被った富士山が見える。
期待していなかっただけに余計うれしかった。

葉山国際ゴルフ場の右に見えるのは横須賀港だろうか(写真11)。
もしそうなら、沖に浮かぶ島は猿島だろう。

周りに高い山がないのでこの見晴台からは360度の展望がある。
この大楠山は、よく整備され市民に愛されているすばらしい山である。
山頂に「大楠山ビューハウス」があり売店には人がいるとは驚きである。
常時、ある程度の登山者があるということである。

景色を十分楽しんだら降りよう。
地図も見ず、林道からの分岐を「湘南国際村センター2.3km」方向に行けば戻れると早とちりした(写真8)。
下って行くと、タチツボスミレがいっぱいだ(写真12)。
薄いピンクのハルジオンも咲いている。

やがて、ゴルフ場の西側の金網沿いの道に出た。
まてよ、この西側の山道から来る時に歩いた東側の金網沿いの道には出ることができない。

ここで道間違いに気づき引き返す。
時間的にはわずか10分のロスではあるが、地図を見たり考えればすぐわかることであったのでショックであった。

また山頂に戻って大勢の賑やかな子ども達に会うのも嫌だな。
慎重に、元来た林道を戻ることにした。

緩やかな下りをカナベビなどを見ながら歩き、12時過ぎに阿部倉温泉に着いた。
今日の昼食は、家に残っていたお餅を使い雑煮である。
たまには変わった昼食もいいものである。

低山ではあるが、富士山を始め360度の展望を楽しめるすばらしい山であった。


特価 電子書籍 【 [実登] 日本百名山 他の山々 450山 】 CD-Rもあります
ご活用ください。

inserted by FC2 system