2017.09.28 MM 第615号
高原山[釈迦ヶ岳](たかはらやま 1795m)
栃木県那須塩原市・日光市・矢板市・塩谷町 日本三百名山
この山の私の印象等は・・・
「 山の駅[たかはら]があり周辺が整備され楽しく歩けた 高原山[釈迦ヶ岳] 」
*下に私の感想等の文があります。
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【歩いた日】 2017年7月22日(土) 【天候】 晴れ 【コース及び時間】 6:07大間々台P-(見晴コース)-6:48八海山神社6:53-7:26/31-8:04/09-8:19高原山[釈迦ヶ岳]〈1795m〉 8:36-8:50/56-9:21/26-9:36剣ヶ峰〈1540m〉-9:53八海山神社10:00-(林間コース)-10:31大間々台P 【 登り 1時間57分 下り 1時間37分 合計 3時間34分 】 *コースタイムは休憩を除き写真撮影などを含む私が実際にかかった時間です。 その時の体調や天候によって大きく変わってきます。あくまでも参考タイムにしてください。 |
大間々の駐車場(写真1) | 登山ポストのある分岐(写真2) |
八海山神社の鳥居(写真3) | 「見晴コース」を行く(写真4) |
釈迦ヶ岳が見えてくる(写真5) | 八海山神社で合流する(写真6) |
大入道からのコースに合流した(写真7) | なだらかな稜線歩きが好きだ(写真8) |
展望も開け、山々が見える(写真9)。 | 釈迦ヶ岳[標高1795m]の山頂(写真10) |
山頂の新しいそうな釈迦座像(写真11) | 雲が多いものの展望が広がっている(写真12) |
なだらかな樹林は気持ちがいい(写真13) | 樹林の中は苔がきれいだ(写真14) |
【感想 等】 7月中旬に新潟栃木・福島方面に遠征した。 その第6弾は福島県にある「高原山」である。 行く前に役場から情報をもらおうと思って電話した。 「高原山に登りたいのですが、登山道の状態はどうでしょうか。」と私。 「山全体を高原山と言いますが、どこに登りたいのですか?」 八ヶ岳に登る、と行った場合八ヶ岳には多くのピーク、多くのコースがある。 この高原山よりもっと広範囲だし、もし同様に尋ねたら「山全体を八ヶ岳と言います が、どこに登りたいのですか?」と当然聞かれるだろう。 私の認識が甘かった。 「最高峰の釈迦ヶ岳です」というと丁寧に教えてくださった。 地図を見ると山塊の東側に山の駅『たかはら』がある。 聞いたことがない「山の駅」。 かつては駅というと電車の駅しかイメージしなかったのだが、最近は「道の駅」が全国に1000以上でき、駅の意味が広がってきているのだろう。 「山の駅」って、山歩きのインフォーメンションセンターだろうか? その山の駅から入った所にある大間々台から登ることにした。 そこからなら林間コースと見晴コースを通り周遊登山ができる。 山の駅『たかはら』に行って見ると、とても山奥なのに広い駐車場があり山を楽しむセンターのようになっていて売店だけではなく指導する職員もいる。 自転車で山道を走る人もいるようである(帰りに立ち寄る)。 市をあげて山周辺を整備し自然の良さを人々に広めようと取り組んでいるのがわかってうれしい。 6時過ぎ、大間々台に着いた(写真1)。 ここにもトイレ付きのかなり広い駐車場がある。 山を楽しむ者にとってはありがたいことである。 時間が早いためか、土曜日であるが車は3台。 展望台もあったのでそこから少し眺めてから、すぐに準備し出発する。 「見晴コース」と「林間コース」の分岐があり、登山ポストがある(写真2)。 「見晴コース」を通り展望を楽しみながら登り、帰りは「林間コース」で樹林の中を下ることにした。 春に来ればレンゲツツジなどのツツジ類の花が綺麗な山であることが記された看板がある。 八海山神社の鳥居だろう。 木製の鳥居がある(写真3)。 なだらかな登りの灌木の中を歩いてきたが、出発から20分余で樹林淵の見晴しがよいコースに変わってきた(写真4)。 周りの山々が見える。 前方左に見えるのが高原山の主峰、釈迦ヶ岳だろう(写真5)。 展望を楽しみながら歩いていたら「八海山神社」に着いた(写真6)。 駐車場から40分である。 1人登山者が休んでいた。 ここで「林間コース」に合流する。 私もここで少し休むことにした。 稜線を数分登ると「矢板市最高点 1590m」という手作りの標識があった。 矢板市は最高峰の釈迦ヶ岳は含んでいないが「剣ヶ峰 1540m」など東部の山域を占めているのだ。 そこから数分で大入道からのコースに合流した(写真7)。 手作りの標識が「剣ヶ峰→」となっていたが、この先に正式な標識があるのではないかと思い、釈迦ヶ岳方向に進んでしまった。 5分ほど行ったところで、「剣ヶ峰」は通り過ぎてしまったことを実感する。 同じコースを下るので、わざわざ戻らなくても帰りに寄ればいい。 なだらかな尾根道を進んでいく。 木にナイフなどで字を彫りこんだ幹がある。 木が悲しみの涙を流しているように見えるのは私だけだろうか。 こんななだらかな稜線歩きが好きだ(写真8)。 湿り気が多いのだろう、苔もきれいに生えている。 展望も開け、山々が見える(写真9)。 調べれば何の山かがわかるだろうが、今回はよしとする。 気持ちよく歩いていたらもうそこは釈迦ヶ岳[標高1795m]の山頂だ。 山頂に着いてしまった(写真10)。 釈迦ヶ岳の名前のように山頂には、釈迦座像があった(写真11)。 一等三角点と祠、そして360度近い展望が広がっている(写真12)。 展望を楽しんだら下ろう。 1時間で大入道への分岐に着いた。 標識に従って剣ヶ峰方向に入っていく。 1分行ったところにまたまた手作りの「剣ヶ峰」の標識があった。 展望はなく樹林の中である。 多くの山に登っているが展望がない山はあまり大事にされていない感じがする。 行政でしっかりした道標や山頂を示す標識を付けるとその山の価値がもっと高まると 思う。 気持ちよく下り、10時前には八海山神社に着いた。 ガスは出てきたが、ここは気持ちの良い展望場所である。 せかっくなので帰りも休むことにする。 ここからは「林間コース」を下る。 なだらかな樹林は歩いていて気持ちがいい(写真13)。 森林が出す酸素やフットンチットのせいだろうか。 また、樹林の中の苔がいい(写真14)。 きれいに生えた苔は見ていて飽きない。 10時半、大間々台の駐車場に着いた。 車はそんなに増えてはいなかった。 整備された、アップダウンの少ない歩きやすいコースで楽しく歩くことができた。 |